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(短編集)
魔力の胎動
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魔力の胎動の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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前作のラプラスの魔女は非常に読み応えがあり、それでいてスラスラと読めて面白い本でした。 その続編である(時系列としては魔女の前)こちらも同様に面白いだろうと期待して読んでしまった結果、肩透かしをくらいました。 ラプラスの魔女の前日譚ですから、僕としては円華がなにかしらの失敗なり挫折なりを経験して精神的に成長する話を勝手に期待していました。しかし蓋を開けてびっくり、能力をひけらかして、人生の何もかもを分かった気になって他人に説教する姿しか描かれていませんでした。 期待値が高かったから相対的に低い評価になっている訳でも、自分の思い描いた通りのストーリーじゃなかったから酷評している訳でもありません。 この作品に出てくる円華は不快です。 力の使い道としては間違っていませんし、結果的に登場人物たちは円華によって助けられています。しかし円華の内面にある自己顕示欲(かあるいは他人に甘えたい欲求)のようなものがかなり強く透けて見えてしまって気持ちが悪いです。 魔女に出てきた円華も子供っぽいふるまいを見せるわけですが、それらは彼女の過ごす環境を考えると納得できるものでした。 しかし今作に出てくる円華は擁護不能です。母親を幼くして亡くしたからとか、計画に携わったせいで友達がいなくなったからとか、そういう理由を差し引いても円華の振る舞いは不快です。 ここまで酷評しましたが、良い点もあります。 文章は非常に読みやすく、スラスラと最後まで読めました。 総評としては読まなくて良い本です。 なぜ円華がこれほど不快に写るのかを少し考えて、もしかして僕の心のなかにある自己顕示欲が円華に投影されているのかとも考えました。 しかし円華の描写を考えると、他人に対する優しさとか気遣いのようなものが全く見えないことに気が付きました(これは僕の読解力が低いだけかもしれませんが)。そのせいですべての行動が露悪的に受け止められてしまうようです。 なんとか円華を擁護できないかと考えましたが無理でした。 | ||||
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主人公の円華がただただ生意気で気分が悪い。 なんでこんな不快なキャラにしたんだろう。 不快さが内容を上回ってしまい頭に入らんかった。 | ||||
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新品で購入させて頂きましたが、表紙の破れや下部の凹みがあり読む分には問題ないだろうけど、とても残念な気持ちになりました。 | ||||
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とにかく東野圭吾という作家のストーリーテラーとしての才能には舌を巻くばかりです。第4章までグイグイと引き込まれるように読み進んでしまいます。ところが、です。第5章を読み終わった感想は「何だ、これは??」というものになってしまいます。謎の天才少女羽原円華の正体はもちろん、彼女を取り巻く特殊な環境も明かされないままですし、彼女が探しているという人物についても全く触れられません。主人公ナユタのその後についても語られません。第5章はこの章の主人公である地球化学研究者である青江修介が過去に扱った事件について、これも大変に巧みに描いているのですが、肝心の赤熊温泉の事件については何と彼がそこに到着する場面で終わってしまっているのです。第4章まで読み進んできた読者は誰もがアッと驚くような結末を期待していたはずです。章題も「魔力の胎動」と付けられているのですから尚更です。消化不良のまま本を閉じる結果となってしまいました。 | ||||
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本のタイトルは魔力の胎動であるが、第1〜5章までは奇才な能力を持つ女子高生が悩みを抱えた人々の問題を紐解き解決するストーリー構成。第6章で漸くこの本のタイトルである魔力の胎動というのが本章のテーマになる為、どんな締めで終わるのかと期待していたのだが、6章はそれまでのストーリーとは全く別もので独立した話であった。例えるならば、映画を観ていたら最後どうなるのかと思っていたら、いつの間にかその話は終わってしまい全く別の話にすり替わっていたことに気づき無駄な時間を過ごしてしまった喪失感がありました。個人的な意見ですがこの本からは何も心に響くようなものが一切なく残念でした。 | ||||
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短編みたいだし最終章だけでもよさそうなものだが、それが一番つまらなかった。最近の東野作品はつまらない。(個人の意見です) | ||||
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「ラプラスの魔女」映画化に合わせて、前日譚として出版されたようだ。私は「ラプラスの魔女」自体、そんなに面白いと思わなかったのだけど、この連作短編集は、全然評価出来ない。 まずヒロインの円華が、共感を拒むような、高飛車キャラで、わざとそうゆう役づくりをしてるにしても、好感が持てない。どこかに弱さをのぞかせるとか、人間らしいキャラにして欲しかったと思う。 が、本書の最大の問題点は、連作短編集の体を成していない事。曲がりなりにも、円華を主役の短編集として、一話毎に読めていたのに、異質な最終話に愕然とした。円華など主要キャラが登場せず、この話自体がまともな短編として完結していないのだ。「ラプラスの魔女」を読んでいれば、予告編かと見当が付くけれど、完結していない短編を置かれては、髙く評価は出来ない。 | ||||
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ラプラスの魔女を読んでからこちらを読みました。 1話目、未来余地をできる特殊な能力を持った少女がとあるスポーツ選手の手助けをしますが、そんな能力の助けを借りて、勝てたとしても意味があるのでしょうか。。。 感動のお話っぽく仕立てていますが、特殊能力を使ってスポーツに勝っても意味がないので、読んでていて白けてしまいました。 東野圭吾さんの作品は、初期の頃の作品は傑作が多く、ほとんど読んでいますが、最近の作品にはがっかりさせられることが多いです。 | ||||
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物足りず、東野作品で初めて途中で読むのを止めました。 | ||||
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特別な力を持ったスーパー女子高生がその力を使って 難問奇問を次々解決!って感じの短編集です。 最後まで読むまでもなく、半ばほどで「これ、なろう小説?」と思うほど 何と言うかご都合主義的でやたらヒロイン?上げのくどい話だと思いましたね。 最近の流行りなんでしょうが受けるんですかね? 硬派な外面に騙された気分です。 他の方のレビューを見るにシリーズものであるのか表題の「魔力の胎動」とやらは 最後の最後に少し匂わせる程度で微塵くらいにしか感じられません。 そもそも「魔力の胎動」とは本巻最終話のタイトルであり他の話には一切関わりがない。 (少なくとも表層上は。 シリーズ全体を通せばまた違うのかもしれませんが) あとやたら辛辣なヒロインがモーホーに対してだけは大人しいのが失笑レベルで滑稽でした。 なろう小説的な話が好きな方にはオススメです。(自分は受け付けませんが) | ||||
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158ページに「ラプラス・コア」という言葉が出てきたときに、ようやく面白くなるのかと期待したが、前作を超える新しい展開は何もなかった。 前作を読んだ者には、前作よりレベルの低い話を繰り返すだけの有り合わせのつまらない短編をまとめた作品。よくこんな本を出版するものだと驚くだけだ。 | ||||
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今さら言うまでもないことですが、「超能力」と「超人的な能力」とは、別ものです。 本作は後者なのですが、いっそのこと「超能力」にしてしまった方が面白かったのではないかと思いました。 もっとも推理小説作家にその選択はあり得ないかもしれません。 それにしても、本作のヒロインの持つ尋常ではない能力は、小説としては許容範囲から外れてしまっているように思います。 「天才少女(本作では大学生ですが」とか「天才少年」が問題を解決していくという設定は、漫画やアニメでは面白いですが、小説ではリアリティがなさすぎです。 最終章の「魔力の胎動」では、天才少女は出て来ませんが、「名探偵コナン」並みのミステリーだと思いました。 これが「ラプラスの魔女」につながって行くということですが、多分「ラプラス」を読むことはないと思います。 | ||||
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円華版ガリレオのよう。物理学で解決できる色々な出来事を円華の特殊能力で解決していく。 クールなだけでなく、人の気持ちにも踏み込む。 ワトソン役としてナユタなるどうでもいい人物が登場し、そいつのどうでもいい問題もなぜか 対応してあげるが、かなりどうでもいい 朝比奈のエピソードは佐村河内のゴーストライターを題材にしているなど 五年後、十年後の読者のことなど微塵も考えない姿勢はいかがなものかと思った | ||||
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この内容でこの値段はもう、東野詐欺という感じ。 先天性障害とゲイを話に盛り込んでいるが、どちらも単に声高なエセ人権主義者の主張に迎合しているだけ。 東野作品はもっと心をえぐってくるような作風だったはずだが、 もうその面影すらなくなってきている。 晩年を汚さないで欲しいなあ。 | ||||
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ここ数年の東野作品の中でも最低ランクの内容です。 中でも書き下ろしの章はとにかく酷い 櫻井君ファンのみに向けられて書いたとしか思えない内容 もう昔のような作品は書けないんでしょうね なんか寂しいです | ||||
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「ラプラスの魔女」はすごくよかったので楽しみにしていただけに、これは本当に残念です。ただの企画本というか、映画の上映と合わせた便乗商法ですよね。短編の内容も納得いきませんが、最後の「魔力の胎動」は完全に番宣に近いです。きちんと完結する小説に仕立てないと、これは読者が怒りますよ。特に東野圭吾ファンは幻滅したと思います。二度とこのような企画本はやめてください。本当にファンが離れてしまいますよ。本当に哀しい。 | ||||
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前作の登場人物が偶然知り合ったスキー選手の手助けをすることになるのが1話目 まあ気まぐれですね | ||||
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ラプラスの魔女の前日譚との紹介で読んではみたものの、ラプラスがしっかり作り込まれた長編であるのに対し、こちらはラプラスのモチーフを使って短編でちゃちゃっと書いてみました的な作品。 おもしろくないかといわれればそうではないものの、印象には残らないかな… | ||||
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