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(短編集)
魔力の胎動
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魔力の胎動の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 81~98 5/5ページ
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「ラプラスの魔女」では、青江が数年前に「雪の下に出来た空洞に硫化水素ガスが溜まっ ていて、そこを踏み抜いてしまった家族連れが中毒死したという事故」に調査協力したこ とから、温泉地での事故の際、県警に協力することになったとあり、本作のラストでは、 まさにその事故の詳細が明かされている。家族愛ゆえに一家に降りかかった不幸な事故、 事故についてあれこれ尋ねてくる男の本当の姿など、東野作品らしい人間模様をちりばめ つつ、終盤に登場するフードを被った若者など、読み終えると「ラプラスの魔女」を再読 したくなる余韻が素晴らしい。 | ||||
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短編集だからサクサク読めるし、個人的には「ラプラスの魔女」より好きかも。映画を見た身としては、ラストの「魔力の胎動」も嬉しかった〜! 青江が櫻井君にしか見えなかったw | ||||
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円華のあの力って、スポーツでも発揮されるのか~と妙に納得。考えてみれば、気候や気圧に左右されやすいスポーツと円華の能力は相性がいいはず。「ラプラスの魔女」では読み切れなかった円華の力がより体感できて、面白かった! | ||||
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前半の3本と同じく1話完結かと思いきや、4編目で明かされた主人公の衝撃的な過去。2段オチになっていて、これぞ東野節!痛快でした。映画も公開されたし、「ラプラスの魔女」も読んでみようと思います。 | ||||
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ラプラスの魔女、が初めての東野作品だったので、とても嬉しく楽しみながら読み終えました。 映画の予告編で刷り込まれているせいか、円華が広瀬すずさんそのものに思えて、まるで彼女のための脚本のように頭の中で映像化しながら読み終えました。個人的には得した気分です。 ミステリー作品としての質(私にはそれを語れるほどの読書量は無いので品評出来ませんが)はわかりませんが、一映画ファンとしては期待と想像が膨らみ、大いに楽しませていただきました。 映画と絡めた商業主義、という見方もあるようですが、映画ファンから東野作品の読者になる方も少なからずいるはずですので、悪い事では無いと思います。 少なくとも他の作品も読んでみたいと思わせるだけの魔力⁈があるのは間違いありません。 | ||||
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5編の連作短編集です。 4つは雑誌に掲載されていたもので、 標題でもある「魔力の胎動」が書き下ろしとなっています。 「魔力の胎動」以外のエピソードは、 主人公である円華が予測能力を発揮して物事を解決に導いていくというスタイルですが、 最後の「魔力の胎動」だけは円華が出てこないばかりが、 全く作風が違っており、全体の統一感を無視した一遍となっています。 これが非常に残念でした。 | ||||
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東野圭吾さんの作品にしては、アマゾンの評判があまり高くないが、ガリレオシリーズに似た科学ミステリー。最初の4話では、前作ラプラスの魔女(忘れちゃってるけど)に関連する超能力(超人的な観察力。記憶力。そして、物理ー風や引力などを正確に読み自然現象を予知する力)を持っている少女が登場する。第5話は、全く違って、同じ物理に関するストーリーだが、少女は出て来ず地球力学の教授が出てくる。そして、最後のエピソード。わからん。これは、恋人の持つ超人的物理力で夫を完全犯罪殺人した母子、という設定か。この男(恋人)は誰か? | ||||
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「ラプラスの魔女」の前日譚。 5話収録の連作短編集です。 「ラプラスの魔女」を読んでもうすぐ3年… と言う事で殆ど内容を覚えていないまま読み始めました。 連作短編集と言っても1話ずつが独立しているので問題なく読めます。 1話はスキージャンプ競技、2話はプロ野球と各スポーツに ヒロイン羽原円華(うはらまどか)の持つ不思議な力を絡めた作品になっています。 3話目では水の事故、4話目は山で起こった出来事、それぞれの真相を解明して行くストーリー 4話では工藤ナユタの真実も明らかになり驚かされます。 5話に関しては温泉で起きた硫化水素の事故を調査する為に動く青江教授がメインの話。 5話だけが他と異なる雰囲気で「ラプラスの魔女」へ続く形なので これだけを読むとやや消化不良な感じが残ります。 映画への番宣と言う感じも否めません^^; 東野さんお得意の理系要素も出て来ますが、今回は難解な感じでもなく読みやすかったです。 こうした軽く読める作品も良いけれど次回は重厚な東野作品を期待しています。 | ||||
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この内容でこの値段はもう、東野詐欺という感じ。 先天性障害とゲイを話に盛り込んでいるが、どちらも単に声高なエセ人権主義者の主張に迎合しているだけ。 東野作品はもっと心をえぐってくるような作風だったはずだが、 もうその面影すらなくなってきている。 晩年を汚さないで欲しいなあ。 | ||||
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きちんと練り込まれた長編作品をまた読みたい。各作品のスパンが短いのが問題では...この作者は、もっと面白い作品がまだまだ書けるはず! | ||||
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ここ数年の東野作品の中でも最低ランクの内容です。 中でも書き下ろしの章はとにかく酷い 櫻井君ファンのみに向けられて書いたとしか思えない内容 もう昔のような作品は書けないんでしょうね なんか寂しいです | ||||
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「ラプラスの魔女」はすごくよかったので楽しみにしていただけに、これは本当に残念です。ただの企画本というか、映画の上映と合わせた便乗商法ですよね。短編の内容も納得いきませんが、最後の「魔力の胎動」は完全に番宣に近いです。きちんと完結する小説に仕立てないと、これは読者が怒りますよ。特に東野圭吾ファンは幻滅したと思います。二度とこのような企画本はやめてください。本当にファンが離れてしまいますよ。本当に哀しい。 | ||||
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映画化ということで「ラプラスの魔女」を読んだ。それなりに大作感があり、東野節炸裂だが、なんだか最初の方でうやむやになっていることがあるな~とは思っていた。それをこの「魔力の胎動」が解決してくれ、感動と腹落ちとで、すがすがしい気持ちになりました。でも、このラプラスってAI社会が進めば可能かもしれませんね。あと、謎の少女の性格がより掴めたのもよかったです。 | ||||
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最後の章に重大な話がありましたね。 面白かったです。 また円華の話が読めて良かったです。 | ||||
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あっという間に読み終えた。日本の一流エンタメ作家はリーダービリティが高い。 どこも引っかからず、最後まで行ってしまう。「ラプラスの魔女」の前日談である。 「ラプラス」のヒロイン羽原円華が鍼灸師のナユタと共に活躍する。 円華が自分の予測能力を使ってアドバイスするというパターンだ。五章に分かれていて、ストーリーはほぼ独立している。 一章はスキーのジャンプ競技、二章はプロ野球ピッチャーの話だ。 得意のスポーツ分野だけあって、まとまっていて読みやすい。軽い読み口で、感銘は深くない。 三章は重いテーマだが、落としどころが今一つだ。四章は音楽と映画がテーマになっていて、最も気に入った。結末のつけ方もいい。 五章はナユタたちは登場せず、温泉の事故死を化学者が調査する。 ミステリとして堅実に仕上がっている。この話が「ラプラス」につながるのかな。 伏線が十分に回収されていない。真相は次の本で明かされるのか。本書だけを読んだ人は消化不良な気分だろう。 サーガとして語るにしても、本一冊でそれなりの決着はつけるべきだ。 『白夜行』も『ガリレオ』も一冊でひとつの世界が完結していた。全盛期の力量を永遠に保持することは、いかなる天才にも不可能だけどね。 | ||||
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前作の登場人物が偶然知り合ったスキー選手の手助けをすることになるのが1話目 まあ気まぐれですね | ||||
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ラプラスの魔女の前日譚との紹介で読んではみたものの、ラプラスがしっかり作り込まれた長編であるのに対し、こちらはラプラスのモチーフを使って短編でちゃちゃっと書いてみました的な作品。 おもしろくないかといわれればそうではないものの、印象には残らないかな… | ||||
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読み始めは「カッコウの卵は誰のもの」という著者の二番煎じかと思いましたが大違いでした。ことの解決は全て女子高校生の魔力というか知識か…。この女子高校生にこれだけの知識と力があるのかと思うほどの作品でした。「マスカレードホテル」シリーズからいきなり外れた作品に驚きました。爽快な作品でした。 | ||||
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