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法律事務所
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法律事務所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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トム・クルーズという俳優が私は好きではないが「ザ・ファーム 法律事務所」の方が良かった。 但し今読んだ本と四半世紀前に観た映画の比較をするのはフェアではないかもしれない。 万策尽き果て追い詰められた主人公がマフィア幹部の下に単身乗り込み 「弁護士が依頼人の秘密を口外しない契約は絶対であり私が死ぬまでそれは有効である。言わばどこの港にも寄港しない漂い続ける船なのです」 みたいな事を言うシーンが非常に記憶に残っている。ケイマン島で美人局と一発やった事も女房にばれず、終始自分の計画通りに事を進め、悪徳弁護士事務所とマフィアに鉄槌を下した小説のミッチ・マクディーアは一度も挫折せず弱さが無く人間味に欠ける。マフィアとFBI相手にそんなに上手く行く訳がない。こう言う所が如何にもアメリカ人作家だ。 初期3部作は法廷劇が殆ど無く、細かい心理描写や比喩を用いた文学的表現は皆無なので読みながら画として頭に思い描く事が容易でページを捲る手が止まる事はないがグリシャムと言う作家は端から映像化される事を前提に執筆している感があるので、一時期ヒットを連発していた要因に観客の望んでいるシーンをこれでもかこれでもかと見せて行くハリウッド映画の定石と合致するのだろう。映画の脚本の様なイメージで小説を書いているとしたら、それを基に監督の色で改変した映画の方が捻りがあり面白かった。 | ||||
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自分の読書歴では、The Street Lawyerに続く、グリシャム第二作目。法廷物だから読むのが難しいと思って敬遠していたが、驚くほど簡単に読めたので、もう一本。しかし、一作目でBig Firmの弁護士の生活様式に惹き付けられると、二作目は、「またか」とちょっと飽きてくるのが難ですね。 さて、有名なんだから面白いんだろう、と先入観モリモリで読み始めました。 確かにのっけからサジェスティブな闇の手・ミッチの戦いぶりなど、飽きずに読めます。 ただ、もともとが 「FBIに協力して、後の人生を地味に暮らす(マフィアの影に怯えながら)」か、 「悪魔に魂を売って、数年後に牢屋入りするか」の二択でした。 「どちらからもドロンしてしまう」案は、 マフィアから逃げ切るのは無理と自分で編み出したけど却下したはず。 じゃぁ、どういう結末になるの? とそれが楽しみでしたが、海上の民となったって、結局逃げ切れた事にはならないのではないか?と疑問が残りました。自分達の生死をかけた戦いなのかもしれないけど、途中で殺人を犯すのは、主人公達が逃げる側だとしても正当化されないと思います。 空っぽの封筒が届いたシーンが一番エンターテイニングでした。 | ||||
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主人公が就職したのはものすごく待遇のよい法律事務所。 しかし、それには裏の事情があった。 マフィアの資金洗浄をしていたのだ。 創立以来5人もの弁護士が変死。 FBIからスパイになることを余儀なくされ 法律事務所からは裏切りを疑われ命を狙われることになる。 期待通りに悪と対決してゆく。 少しだけ手に汗握るストーリー展開。 地味なエンディング。 カタルシス少なし。 | ||||
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