■スポンサードリンク
法律事務所
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
法律事務所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出版当初に読んで、とても面白く再読したいと思っていた。やはり面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グリシャム初期の3部作は全て面白いのですが、法律事務所はなかでも白眉。 特に好きなのはアメリカ南部の空気感です。主な舞台はテネシー、アラバマ、フロリダなど南部諸州です。この重く湿った空気のなかで繰り広げられるコンゲームのスリル。アメリカ好き、小説好きならあっという間に読めるし、繰り返し読むこともあるでしょう。 好きなキャラクターも多いのですが、特にFBIが間抜けで面白い。3部作ではいずれも主役の頭脳を引き立てるのがFBI(あるいは連邦検事)ですが、このズレた役人のような馬鹿にされかたは面白い。そういう意味ではシリーズのキャラのボイルズ長官が良いかな。 どうしてもわからないのは、この作品の出版です。ハードカバーは確か新潮社。文庫も新潮から出ていましたが、今は小学館。訳も同じではありますが、扱っていない書店が多い。こんな秀作は滅多にないと思いますが、国内版権の問題からかこんな形で埋もれてしまうのは何とも勿体ない。リアル出版がこんな調子なのはまったく理解に苦しみます。作品は7つあげても良いですが、出版上の扱われ方を差し引いて4つにします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
英文がとても読みやすく初心者向けだということで,いつか英文も試してみたいと思いつつ,まずは日本語で読んでみました。 日本の弁護士事務所とアメリカの法律事務所はまったく別物と考えた方が良いようです。 日本の弁護士は,一般の人から相談・依頼を受け裁判所に対して訴状を提出して民事裁判を行ったり,刑事弁護人として裁判所に出頭して裁判を受けるというイメージが一般的でしょう。 また,日本の弁護士は自ら事務所を開設するか,イソ弁としてどこかの小規模な弁護士事務所にとりあえず所属して,その後の独立を目指すということが多いようです。 しかしながら本書で描かれる弁護士は,裁判所に出頭して裁判に参加するということがほとんどありません。 どちらかと言えば企業の利益のために税務処理を専門的に行う税理士や公認会計士のような仕事をしています。 弁護士事務所も事務所という名前ですが,もう立派な会社です。 したがって,ミッチのような新人弁護士は,弁護士事務所という会社の利益を第一に考えて仕事をしなければなりません。 「正義よりも金」といった感じでしょうか。 さて本書は文庫にして840ページと読み応えがある分量ですが,一気に読ませる力業を感じます。 ただ,前半のぐいぐいと引きつける展開に比べ,後半のバタバタ感が少し残念な感じです。 エンディングはハッピーエンドと言えるのでしょうが,はたして本当にこれが幸福と言えるのだろうかと考えてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
'The Firm' is the author's second novel, following 'A Time to Kill'. In the movie adaptation in 1993, Tom Cruise and Gene Hackman (not a hacker) were good. A young Mitchell graduated third in class at Harvard Law School and is married to his college mate. He gets offers from major law firms but decides to join a small tax law firm. The firm financially seduces him, who has a brother in prison and is not rich. Soon after joining the firm he starts preparing for the 'bar' exam (qualification exam for law practices). In the week he starts working at the firm, two of his colleagues dies during scuba diving. He thinks that the accident is suspicious, but he has to continue work hard to become successful at the firm. During the memorial service for the two dead colleagues, he notices that there are three others who died suspicious deaths as well. So he hires a private detective to investigate the deaths. The detective soon finds out that all those five died in questionable manners - two while scuba diving, one in a car accident, one during hunting and the other committed suicide. The detective warns Mitchell to be careful, but the detective soon gets murdered. When Mitchell successfully passes the bar exam, he meets an FBI agent who tells that the firm is a part of Chicago-based Morolto crime family, which has lured talented young lawyers from poor background to the firm with the promises to make them wealthy. But when a lawyer (who has been lured) knows the truth, no escape - just death. Then Mitchell and his wife notice that they are regularly shadowed (followed) by someone hired by the firm. Mitchell makes decision. He makes a deal with FBI to collect enough evidence to indict the firm, and gets $2M to get his brother out of prison in return. After much thought on the consequence, he finally decides to copy confidential documents to be sent to FBI. In the meantime, the firm also becomes suspicious about him. He withdraws about $10M from various bank accounts of the firm, and escapes with his wife and his brother (who escaped from jail). A happy ending comes. They settle down in Caribbean area - safely and wealthily. This book is a well written novel. You may not be able to stop reading until the last page. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評価はほぼ確定しているといっていい作品なので以前から読んでみたかったのだが、タイトルで二の足を踏んでいた。 なにせ「 The Firm 」邦題「法律事務所」だ。とにかくカタイ。 読み出す前に「こりゃどの程度読めるかな」などと後ろ向きの考えが頭をよぎる洋書初心者にとっては、財布の中身がアヤしいのにやたらと格式の高いホテルの玄関を眺めているような気分になるカタさだ。 (まあ、この作家の作品タイトルは軒並みカタいのだが) 読んでみて驚いた。 シドニィ・シェルダン Master Of The Game を読むにも1日20P弱程度の小生が1日平均40〜50P、全501Pを10日ぐらいで読み切ってしまった。 サスペンスフルなストーリー展開、平易な表現を用いたテンポのいい文章・・・・・ PageTurner とはこういうものを指す言葉か。 いわゆる法廷モノではない(実際の法廷闘争シーンなどひとつもありません)ので法律用語などもあまり気にせずに読めます。 よく洋書初心者にページ数の少ないジュブナイル作品を薦めるサイトなどがありますが、ある程度ページ数があって手軽に読め、年齢層を限定しない面白い作品のほうが読後の満足感ではるかに優るのでは? 「ペーパーバックを始めてみたいけど、どれを選べばよいのか・・・・・・」 とお悩みの方に特におススメします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グリジャムの作品は二作目ですが、読みやすく面白かったです。最後のsailorになるとはなかなかしゃれています。 この恐ろしい会社は結局最後暇なのかと少々思っちゃいましたが(笑)まあ、パートナーだって自分の身のためにも主人公ミッチを捕らえるのに死に物狂いでしょう。ミッチの作戦の数々は割と綿密なものだと思いました。 ただ話の展開は読みやすく驚きが少ない点で星一つ足りないと感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常に読みやすい。多分、高校である程度英語が出来る人なら、かなり楽に読めるはず。 もう一つ、この本で、アメリカの金融界で働く人のメンタリティと言うか意識がある程度分かると思う。2008年のリーマンショックがあったが、その背景には、この本で描かれているような人々が居たんだと思うとアメリカの金融界への理解が深まるのではないだろうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トム・クルーズ主演の映画「ザ・ファーム」は十数年前にロードショーで観たものの、 グリシャムの原作は、読もう読もうと思いながら先送りになっていた。 今回一気に読んだ。 900P弱なので、下手をすると三冊分位の分量のはずが、まったく中だるみしなかった。 登場人物は映画とほぼ同じだが、物語の展開は少し違う。映画以上にアクション、サス ペンス度が強烈だった。読者を飽きさせない理由は、グリシャムの力量に他ならないと思う。 構成、登場人物の設定、スリリングなストーリーなどどれも秀逸だが、とくに気になった のは、間と間をつなぐ何気ない情景の描写力だ。 グリシャムは、スタインベックを愛読していたと何かで読んだことがあったが、まさに スタインベック流の描写力だと感じた。 映画は映画で面白いが、ストーリーは異なるので、すでに映画を観てしまっている人にも お勧めの小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これほどハラハラドキドキで読み急いだのは「モンテクリスト伯」以来だ。図書館で本とCDの両方を借りてきて、その時々で便利な方のメディアで聞く/読む、をしたけれど、CDは映画のような臨場感がより伝わってきたし、本の方は抑揚が読者次第ということからまた別の種類の想像力をかきたてられた。本だと知らない単語でてくると気になって辞書引くことがあるが、CDだとそんなことをしている時間がないのでそれがかえってよかったりした。 この手の小説は伏線のはり方で出来が左右されると思うが、申し分なかった。意外な登場人物が後半の方で面白い絡み方をしたし、ミッチ・マクディアーの家族や同僚との関係は文学小説にみられるようなこまやかさがあった。プロットの巧さに加え、ミッチがいったい何を考えているのがわからず読者は彼の行動から推察しないといけないところもサスペンスとなった。内的独白がほぼ皆無でミッチの行動を追うことでハラハラさせられるという仕組みは映画的で、面白いことに映画化されたものよりもずっと映画的であった。シドニー・ポロックよりもジョン・グリシャムの方が映画的語りをずっと理解している、ということか。知力と体力で悪者と戦うスーパーマン物語というところでも「モンテクリスト伯」と共通しているがこちらの方がページあたりに凝縮させた密度の濃さという意味で上かも知れない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これほどハラハラドキドキで読み急いだのは「モンテクリスト伯」以来だ。図書館で本とCDの両方を借りてきて、その時々で便利な方のメディアで聞く/読む、をしたけれど、CDは映画のような臨場感がより伝わってきたし、本の方は抑揚が読者次第ということからまた別の種類の想像力をかきたてられた。本だと知らない単語でてくると気になって辞書引くことがあるが、CDだとそんなことをしている時間がないのでそれがかえってよかったりした。 この手の小説は伏線のはり方で出来が左右されると思うが、申し分なかった。意外な登場人物が後半の方で面白い絡み方をしたし、ミッチ・マクディアーの家族や同僚との関係は文学小説にみられるようなこまやかさがあった。プロットの巧さに加え、ミッチがいったい何を考えているのがわからず読者は彼の行動から推察しないといけないところもサスペンスとなった。内的独白がほぼ皆無でミッチの行動を追うことでハラハラさせられるという仕組みは映画的で、面白いことに映画化されたものよりもずっと映画的であった。シドニー・ポロックよりもジョン・グリシャムの方が映画的語りをずっと理解している、ということか。知力と体力で悪者と戦うスーパーマン物語というところでも「モンテクリスト伯」と共通しているがこちらの方がページあたりに凝縮させた密度の濃さという意味で上かも知れない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やはりグリシャムの最高傑作だと思う。 出だしからぐんぐん引き付けられてしまった。 ハーバード大を卒業して高給に誘われてMitcheliが 入った弁護士事務所がマフィアの御用弁護士だったとは。 ここを怪しいとみて探索を始めたFBIに目をつけられ、 逃げることもできなくなり協力をするが、厳重な マフィアの目をかいくぐれるか新妻と自分の命を かけた戦いが始まる。Mitchellの頭脳力がマフィアにまさるか。 FBIへの協力と引き換えに200万ドルと刑務所にいる 兄Rayの脱走を要求。RayとのからみがStoryに花をそえる。 終盤に絶対絶命に追い込まれFBIとマフィアの両方に 追われるが、それをどう抜け出すか。読んでのお楽しみ ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は名門法律事務所に勤めます 給料が良い 待遇も良い しかしマフィアのマネーロンダリングのための事務所でした 真実を知った主人公は命を狙われます はらはら どきどき サスペンスの名作です 映画化もされました 彼の作品ではもっとも有名ですね | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リーガル・スリラーの旗手ジョン・グリシャムの代表作です。ハーバード・ロー・スクールをトップで卒業した主人公が就職したのは、テネシー州メンフィスのとある法律事務所でした。 仕事はきついが超破格の待遇に、野心家の主人公は疑うことなく仕事にまい進するのですが、実はこの会社、なんだか恐ろしい秘密を隠しているような・・・。トム・クルーズ主演で映画化もされていますので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。主人公ミッチ・マクディーが、鋭く切れる頭脳と大胆な行動力で、裏の姿を持つ会社と対決するストーリーはまさに手に汗を握る展開です。ただ、会社側の人間もミッチに負けず劣らず頭がいいはずなのに、意外とお人よしのところがあったりして、「お前ら本当に頭いいのか?」と思わず突っ込みたくなったりします。(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品も映画にもなりましたし、ジョン・グリシャム自体、日本でも知名度のある作家なので、この作品の内容については今さら語る必要はないでしょう。自分は日本語版を既読でこの原書にチャレンジしたのですが、想像以上に読みやすくてびっくりしました。大学受験程度の英語力ならば十分に通用するのではないでしょうか。使われている単語も特に難しいものでもありません。一度、挑戦してみてはいかがでしょう! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何回読んでも飽きないジョング・リシャムの最高傑作のうちのひとつだと思います(もうひとつの最高傑作は‘Time to Kill’だと思います)。英語で5回、スペイン語で3回読んだのですが毎回同じように楽しめました(スペイン語は訳が素晴らしく接続法を多用しているので、スペイン語の勉強には最適です)。何が面白いのか?とにかく他のグリシャムの作品もそうなのですが、とにかく主人公が頭がよい!追い詰められた状況での読みと決断力。まるで一流のチェスプレーヤーのようです。それに今回は、主人公を追い詰めるマフィアやその仲間の弁護士達の読みの深さもストーリーを複雑で面白くしています!加えて、FBIも絡んで息詰まる逃走劇が繰り広げられます。映画の中の、あくまででも合法さの中で限られた合法な手を使って生き延びるというエンディングもいいのですが、原作の合法違法にかかわらず、考えうるあらゆる最高の手を使って主人公のマクディアーが逃げ延びてゆくエンディングもとても魅力的です。とにかく読んだら最後までとまらない一冊です。高校のときのリーディングの教科書もこれだったら、もっと早いうちに英語が上達しただろうなぁ。笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
I enjoyed this mystery very much. In this Firm, Mitch, the new lawyer who graduated from Harvard university played very good. Betraying his fantasy to become very rich, the disasters happened in that firm connected with a Mafia. Unfortunately former five lawyers were killed before he came to the office. I learned that J.Grisham used to be a lawyer, so I was wondering that it happened in the United States, actually.Do you know that? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Grishamの最高傑作との書評があまりにも多いので、かえってすぐに読んでしまうのが惜しくなり(このあとの著者の作品が全てつまらなくなりそうで)ずっと我慢をしていました。先日、ひょんなことで先に映画をみて、最後のマフィアとのやりとりで「えー?」とずっこけてしまい、本当にGrishamはこんな終わらせ方をしたのか?と疑問を持ってついに読んでしまいました。ラストも含めて映画とはかなり違い、読んでよかったです。悪人も役人も、力と権力を持った者をばっさりと切るその筆の鋭さはさすがでした。ところで、浜辺の写真という重要なアイテムがなかなか使われないので、いったい何だったのだろうかと思っていたら、「なるほど」という形で出てきたところで(笑)です。初期の作品から、こういう落ちも準備する作家なのだと改めて感心致しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本著は、トム・クルーズ主演で映画化されましたが私は、映画より先に、本で読みました。本で読んだ後、映画を観たわけでありますが本は一晩で読み切るくらい興奮した記憶がありますが映画はいまいちに思いました。映画をご覧になられた方も、是非、本著を読んでみて下さい。別のストーリーに思え、一気に読み切れること間違いなしです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誰もが一度は憧れるエリート青年弁護士のストーリー、前半はその緻密でリアルな描写と、個性的な登場人物にグイグイ引き込まれていきす。後半は一転、主人公が追手から逃走するというスリリングな展開。多少全体のつながりに無理を感じる箇所もありますが、場面ごとに飛び出す主人公の知恵、駆け引き、そして危険な綱渡り的な行動は、それを忘れさせてくれるくらいドキドキさせてくれます!アメリカでは何かと弁護士が題材にされることが多いようですが、好きな人はすんなり本書の世界にのめり込んでいけると思います。英語も平易で、同じような言い回しが何回も使われる傾向にあるので、専門用語さえ覚えてしまえば、すいすい読めてしまうと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!