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円卓



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【この小説が収録されている参考書籍】
円卓 (文春文庫)

円卓の評価: 4.20/5点 レビュー 45件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 41~45 3/3ページ
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No.5:
(5pt)

成長

小学生ながらすでに中二病なこっこ。
そういうのあるある、と思いながらけっこう感情移入しながら読んでました。
前半はそんなこっこと同級生や家族との関係を息の短い文で書いていきます。

ある事件を境にこっこ自身の世界観ががらっと変わり文も少し変わっていきます。

あとから反芻したくなる作品です。
円卓 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:円卓 (文春文庫)より
4167861011
No.4:
(5pt)

ちびっ子フィロソフィっぽく。

面白かったです。
ジャケットも題字もインパクトがある!!!

登場キャラクタが魅力的。
自己主張をしているキャラクタ達でした。
そしてなにより!!!
ぽっさんがいっちゃんカッコええです。
成長しても、彼の性格の魅力は損なわれないと信じています(笑)

ことこの、ぽっさんに対する尊敬の意は失われないだろうし、
世界に対する鬱憤は、
ラスト頁の「円卓」によって少しずつ昇華されていくんでしょうね。
ぽっさんとことこの会話が好きです。
哲学で、とてもシンプルで、逆に考えさせられました。
円卓 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:円卓 (文春文庫)より
4167861011
No.3:
(5pt)

めばちこ

子供の頃、学校において眼帯、包帯、松葉杖は
ドラクエ2中盤での「はやぶさのけん」くらいレアなアイテムだったなぁ

孤独にあこがれる大阪のガキで大人な小学3年生の琴子こと”こっこ”の
非凡な人たちに囲まれた「平凡」な日常
関西弁での会話がテンポよく読め、クスツとさせる
やっぱ元関西人としては風景が脳裏を過ぎり映像化し易い

「ははっ!おもろいやんけ」

購入後、早速喫茶店で読んだところ、不覚にも声を出して笑ってしまった

もしかして”まなちゃん(関西人)”で映画化?
円卓 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:円卓 (文春文庫)より
4167861011
No.2:
(5pt)

とっても幸福な読書体験。

なんて温かく、もどかしいくらい誠実で、笑かしてくれる物語だろう!大阪最高、西さん最高!
前半はまるで上質な翻訳小説のようで、アーノルド・ローベルの「ふくろうくん」とかを読んだときみたいな幸福感を覚えた。
こっこは個性的だけれど、彼女の考えは誰もが一度は経験したりかすったりしたことがあるもの。だから、決して「ありえへんやろこんな子!」とは思えない。それは、吃音のぽっさん、韓国人の朴くん、ベトナム人のゴックんも同じ。個性的で面白く、いちいちツボに入るし印象的なのに、決して「嘘」と思えない。それは、やっぱりこっこを媒介にした西さんの世界への誠実な視点があるからだと思う。「変質者」の鼠人間のインパクトもすごいけれど、嫌な感じがしない。こういう描き方って他にないと思う。
こっここれからどうなっちゃうの?と心配だったけれど、夏休みを堺に彼女が「イマジン」を学び、成長できる予感が提示されたのでとてもいい結末。
円卓 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:円卓 (文春文庫)より
4167861011
No.1:
(5pt)

さすが関西出身の作家

ものすごくおもしろい。
出てくる人みんなが個性的。鼠人間でさえ愛らしい。
直球、変化球、重い球、軽い球、すべての会話がいい。会話の部分だけ繰り返し読みたい。

最初は主人公琴子が小学3年生なのが「?」と思ったけど、読み終わる頃にはアリかなと思えてきた。
小学3年生ならではの発想で、家族、友達、差別、学校などいろんなことを考えさせられる。

読み終えるのがもっったいなかった。シリーズ化してほしい。

あいこがつづく時間 っていいなぁ。
円卓 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:円卓 (文春文庫)より
4167861011

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