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炎上する君



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【この小説が収録されている参考書籍】
炎上する君
炎上する君 (角川文庫)

炎上する君の評価: 3.57/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 1~20 1/2ページ
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No.30:
(5pt)

面白い楽しい

西加奈子作品は全て読んでます。エキセントリックで笑えます。
炎上する君 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:炎上する君 (角川文庫)より
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No.29:
(4pt)

心地よい違和感

8編の短編集。8編とも現実と虚構の境目をさまよっているような物語は心地よい違和感があります。文章は読みやすく、現実から離れた情景も自然と目の前に広がっていきます。この文章、是非体感してほしい。

「炎上する君」
 本のタイトルにもなっている1編「炎上する君」。親友の梨田と浜中の言葉遣いとそのキャラクターの不思議な魅力に惹きつけられました。黒髪おかっぱ頭で優秀な銀行員の梨田、黒髪おさげで証券会社に務め不動産投資をする浜中。二人のキャラクターが強烈です。そんな二人が探す足が燃えている男。そこで生まれていく物語は是非読んでもらいたです。

オススメの方
1.不思議なストーリーが好きな方。
2.普段色々な本を読む方。
3.通勤時間にサクッと読みたい方。
炎上する君 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:炎上する君 (角川文庫)より
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No.28:
(5pt)

読み手を飽きさせることのない、秀逸な作品です。

著者(西 加奈子)に出会えて、本当に良かったと思います。
小説の世界に引き込まれて、久しぶりに没頭して読み終えました。
短編小説ながら、どれも想像力と言葉の表現力に魅了されました。
巻末のピース、又吉さんのコメントがさらに読み終えた頭を、気持ちよく整理してくれ。さすが!作家さんだなーと感心してしまいました。
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No.27:
(3pt)

他人の夢の話を聞いてるよう。

変った世界観や概念の創出というのでもなく、他人の取り留めのない夢で観た景色を聞いているよう。
理解しようとするのではなく、文字を読み流すのが好きな人向けの作品。
多少読み飛ばしても読後の感想が変る事はないと思う。
大きく感情を動かすようなドラマを求めるような作品ではない。
3時間ほどでサッと読める。
男性よりも女性向けな作風。
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No.26:
(5pt)

稀有な人間力が作品に投影されている作家

西加奈子さんの描く物語に、好き嫌いはあるだろう。特に突飛な展開が多いこの短編集には戸惑う人も居ると思う。ただ彼女自身の人間力、人としての大きさは、好き嫌いが分かれようもない程素晴らしいことは保証できる。1時間ほどご一緒する機会があったが、人生で出会った中で1,2の好感を持てる方だった。

まだ物書きとしては全くの無名だった又吉直樹氏にこの短編集の、あとがきを依頼した時の話を又吉氏がエッセイにしているが、「私などが書いて良いのか」と逡巡する又吉氏に、西加奈子さんのかけた言葉を読んだだけでも、彼女の人柄や卓越した「人を見る目」に深く感じ入る。

この短編集にも、その西井加奈子さんの、内面性が強く反映されている。「ある風船の落下」という一編が収録されているが、このお話一つ取っても、このストーリーをこんな前向きな後味の作品にできるのは、彼女だけだろう。

作家なのだから、作品が大事で本人の人柄は関係ない、という人も居るだろうし間違っているとも思わない。
ただ、優れた内面を持つ人物の作品からしか滲み出てこない、前へ進む勇気や明日へのほんの小さな希望、が彼女の作品の全てに共通した、特筆すべき魅力であることは強調しておきたい。
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No.25:
(5pt)

良い

良い
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No.24:
(5pt)

絶望するな、僕たちには西加奈子がいる

又吉さんがこのように言ったのがわかります。
何度も何度も読み返してしまいます。
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No.23:
(1pt)

無気力な短編集です

久々に駄作を読んで時間を無駄にした。夢物語的な形容し難い短編だが、何一つ心に残らず残念でした。
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No.22:
(3pt)

つまらなくはないのだけど・・・

いわゆる奇妙な味系(?)の作品集。タイトル作の炎上とはネットのそれを想像し面白がる準備万端だったが、本当に燃え上がる人のお話しであって、肩透かしされた気分になってしまった。

拾った携帯電話を介しての見ず知らずの人との交流「空を待つ」、なんのことやら山崎ナオコーラ萌え「甘い果実」、ストレスで風船になる人々「ある風船の落下」等、奇想という観点でつまらなくはないが、自分が著者に求めているものと隔たりある。

最初の作品である中華料理屋の女将さんの誠実な(?)不貞「太陽の上」は笑えたのだがなぁ。
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No.21:
(4pt)

面倒なこの世の中を少し好きになれる本

「個人と社会」というテーマを扱った小説は色々と読んできたが、こんな斬新な切り口で、しかも最後はほのかに希望が感じられる小説は初めてだった。
「自分って何なんだっけ?」そう感じたときにこの本を手にとってほしい。
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No.20:
(3pt)

偏見かもしれませんが

不思議ちゃん系の登場人物、突拍子もない言動、一般的ではない表現の仕方などが多すぎて、そういうのを凄い感性の持ち主と言うのかもしれないけれど・・・・・
読んでいる間、「私は誰も思いつかないようなこんな表現も出来る、凄いでしょ」いう事をずっと言われ続けているような気になり、ストーリー自体にあまりのめり込めない。
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No.19:
(4pt)

この人おもしろいですね

「耳で聞く短編小説ラジオ文芸館」で「私のお尻」を聞いて、面白い世界観だなあと思って買いました。
他の話も面白かったです。
すき間時間を使って細切れに読むのですが、久々に、早く続きを読みたくなる、次のすき間時間ができるのが待ち遠しく感じた一冊。
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No.18:
(1pt)

何を書きたいの?

短編全てが結局何が言いたいの?何だったの?となる。1つも面白さを感じられない
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No.17:
(2pt)

久々に読んだ西加奈子さんの作品

久々に読んだ西加奈子さん作品。2007年発行なので少々昔の作品。8つの短編集で、全て夢の出来事みたいな変わった作品。1つ目の、太陽の上だけは、日常的なエピソードの作品。タイトルになった炎上する君、最初から最後まで意図が不明な作品。全体的にフィクション過ぎて共感出来なかった作品。
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No.16:
(2pt)

短編ファンタジー あんまり

「絶望するな。僕たちには西加奈子がいる。」又吉による解説文の締めくくりに有るのだが、
私は、この短編集で、勇気や力が湧く様な事は無かった。

ほんの小話が数話有るのだが、
まあなんとなく西加奈子が書くのエピソードの面白さは伝わるかもしれないけれど、
例えば、太陽という名の中華料理屋、階下でセックスをする女の声をノートにメモる主人公。
32歳になってもお下げ髪のままで、高校の時には、さらに黒縁メガネだったから「戦中」や「学徒動員」と呼ばれていた浜中と、おかっぱ頭で頬が赤い「火垂るの墓」の梨田二人による「大東亜戦争」というバンドなど。

いろんなところに登場する山崎ナオコーラ、実際に足が炎上している男、お尻を部屋に預ける特殊な技術、風船の様に膨らんで飛んでいく病気とか、
突拍子も無いSFの話になるので、なんか理解してあげるのに疲れる。
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No.15:
(5pt)

「その炎はきっとだれかを照らす。煌々と。熱く。」

表題作を含めた8つの短編集である。帯にピース又吉の「絶望するな。僕たちには西加奈子がいる。」とあるように、読後にはさわやかな
希望を持てる本だった。しかし、さわやかな女性作家のあまい希望の物語ではない。

一本目の「太陽の上」からして、中華料理屋の女将の不倫現場を覗き聞きするアラサー女の話で、彼女は3年間アパートに引きこもっている。
そして、女将が中華料理屋のアルバイトと不倫するあえぎ声をノートに書きつづり、そのなかから希望を見出していくのだ。
これだとドロドロした昼ドラにしてもいいようなものであるが、物語はさわやかなのである。まったくドロドロしてない。

他の短編も、売れない作家やオタク女、綺麗なだけの金持ち女、自殺願望の女の話で、死や性に関する話題も
ストレートに書かれているのだが、どれもさわやかな読後感である。これは、作家の美点ではないかと思う。

表題作の「炎上する君」は、モテ問題を扱っている(と私は思う)のだが、これがもっとも面白いと思った。(ネタばれあり)

モテないアラサーおたく女の二人、金も名誉も得たおたく女二人が、最後に情熱を燃やしたのは、足が炎上する男を捜すことだった。
ツイッターなどで炎上する人は、傍からみると恥ずかしい。それを、あざ笑ってしまいがちな現代社会である。
燃え上がる情熱を熱く語る、それは、恥ずかしいことだ。恋はその最も顕著な例で、恥ずかしくもお洒落をする。だが、熱のない生活は
単なる作業の連続となってしまう。二人は、金も名誉も得たとしても、まったく楽しくなくなってしまう。しかし、足が炎上する男とであい、
最後には、自らが炎上することで彼女らは、救われたのではないだろうか。炎上する君は、素晴らしい。
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No.14:
(5pt)

こだわりの味わい深い珈琲を出してくれる名喫茶店のような

すべてのメニューから店主のこだわりを感じられるような
気の行き渡った感じが心地よい短編集。

いつ訪れても
その味に惚れ惚れすることのできる
厳選されたメニューの数々。

この方の書く一文に込められた想い

何度も熟考を重ねられている印象も受けるのに
読む時はまるで
一文字一文字がボウルのようにはずむ印象に
心が軽くリズムをとる。

骨太な印象も受けるのに
読み終わった後はなぜか優しい風が吹く。

これからもますます楽しみな作家
世界中から愛される西加奈子
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No.13:
(4pt)

楽しかったです

スラスラ読めました。キャラクターに入り込めてたのしい本でした。
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No.12:
(3pt)

初、西加奈子

面白みはあるが、インパクトは少々不足気味。。。
一話一話がちょうどいい長さで読みやすい。だらつかず、余計な文もなく、テンポもいい。
いい本を読み終わると、はあとため息をついてしばらくじんわりと余韻にひたりたくなるが、この本では特にそれがなかった。
友人などに強くオススメするのは躊躇するかなあ。
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No.11:
(1pt)

駄作。女子高生の趣味範囲。

これで作家になれるのか、出版社も崩れたものだと感じた作品。
SwitchというNHKの番組で出演されていたのを拝見して
文章の稚拙さに慄きながら怖いもの見たさに購入をした。

番組のナレーターが数行読んだだけで、安い少女漫画
をただ文章にしただけだと感じたが、悪い方向で予想的中。

純文学はさらさら求めていなかったが、現代文学にしても酷過ぎる。
本当に、ひどい。
文学ではなく、女子高生の趣味の手記を無理して作家風にしているだけである。
炎上する君 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:炎上する君 (角川文庫)より
4041005671

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