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きいろいゾウ
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きいろいゾウの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 41~60 3/4ページ
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不思議な感じの空気感がとてもイイ。 こんな夫婦になれたらいいいいなぁと思えた。 | ||||
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共感できる部分がない。主人公のキャラクターは、良い大人が幼いキャラを演じているようで気持ち悪い。たまに出てくる大人の生々しい表現が余計気持ち悪く感じた。自分ワールドの中だけで生きている夫婦の話。 最初の数ページでここまでイライラした本はなかなかないです。かたつむり食堂を読んだ時と似たようなイライラ。勧められた本なので、仕方なく読了。 | ||||
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♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 面白かったよ ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ | ||||
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出会ってすぐに結婚し、都会の喧騒から離れ田舎でのんびり。贅沢はできないけれど、美味しい食事を夫婦で毎日とる。 他人が見れば、どうみても幸せそうな二人なのに、ツマの不安はどんどん増殖していく。それが、抑えられない。 ツマの不安定な心にムコさんは気づいているのに、どうしたらいいかわからない。そして自分には自分の、大きな問題がある。 若い夫婦が、自分のことと相手のこととの狭間で、もがいていく。 女の心、男の心が、交互に描かれ、それぞれの想いや視点の違いがおもしろい。 私は女性なので、「お願い、ムコさん。ツマの気持ちに気づいて!」と思いながら、読み進めていきましたが 男性は、どう感じて読むのでしょうか? 相手を想う気持ちと、自分を大切に想う気持ちは、イコールであってほしいと願ってしまいます。 物語の始まりの二人が、あまりにも幸せそうだったので、「どうぞ、ハッピーエンドで終わりますように」と思いながら読みました。 映画は、二人の話を中心にまとめられていましたが、彼らを取り巻く周りの人たちもとてもキュートなので 原作を読むと、より楽しいです。 | ||||
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背中に色鮮やかな鳥の入れ墨を持ち、過去を背負ったムコさんと、動物や虫や花の言葉が分かるツマさん。このちょっと変わった夫婦の日常が綴られた話は、最初から最後まで非常に穏やかに流れている。 序盤から中判にかけては、この一風変わった夫婦の、やはり一風変わった、だけど暖かい日常を描いている。良くある田舎の生活を描いているようでいて、なんだか皆が憧れる夫婦の形がそこにある。 後半は、ムコさんの過去と、そしてそれに向き合う夫婦の話となるが、重たいテーマでありながら、やはり終始、穏やかな感じで話は進んで行く。まるで、何かの童話のようにどこか幻想的に、そしてすごくリアルな日常として書かれている。 この夫婦の形は非常に理想的なようにも見えるが、現実にはこんな夫婦はいないだろうと穿った見方もしてしまう。この辺は読む人の価値観に大きく左右されるような気がする。たぶん、好き嫌いがかなりはっきりでる話ではないだろうか。また、終始、穏やかな感じで進んで行く話を、ちょっと物足りないと感じてしまうかもしれない。 | ||||
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探していたので手に入り嬉しかrったです。絵本はほんわかです。 | ||||
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映画の上映前に原作を知りたかったので購入を決めました。映画が楽しみです。 | ||||
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田舎暮らし、スローライフを推奨する作品なんだと、最初は思いました。 速読派の私までスローペースになり、第3章を読み終わるまでに4日間を要しました。 エンジンが掛かったのは、第4章から。 「ムコさん」が、上京することを決意するあたりからです。 そこからギア・チェンジ。 一気にアクセルを踏んで、猛スピードで読了。 単なる、田舎好きな、ほのぼの夫婦の話ではありませんでした。 誰もがいろんな顔を持っていて、他人に見せている部分は、ほんの一部なのだということを再認識。 でも、知らない面があるからこそ、人は面白いのかもしれない……とも。 来月、公開の映画では、不思議な「ツマ」役に宮崎あおい。彼女は、ほぼ私のイメージどおりですが、「ムコさん」が向井理というのは、ちょっと違うんじゃないかなぁ……。ベストというわけではないかもしれないけれども、瑛太の方がベターだと思うのですが、そのコンビだと「篤姫」になってしまうかぁ……。 9歳の大地君役も、作品を左右する大切な人なのですが、誰が演じるのでしょうか? 「(略)……。それでこのてがみは何をかこうとしていたのか、そんなことはわかりません。てがみってそういうもんでしょう?天気のことをかいたり、にわの花のことをかいたり、けっこうくだらなかったりするよね。でもかきたいからかくんだよね。てがみってふしぎだね。ツマさん、しあわせでいてください。(略)………」と、大地君が「ツマさん」に書いた、この一文が一番好きです。 | ||||
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西加奈子さんの作品は初めてだったので はじめは馴染めなくて読み進めるのに苦労した。 1回目はあらすじを追うだけで終わり、2回目以降に 彼女の文章と世界観に引き込まれていった感じかな。 暖かい愛の物語って思う人もいるだろうけど、 私はムコさんの昔の恋人の話に共感した。 若いときってこういうことあるよね、と胸の奥がチクチクする感じ。 よみがえる恥ずかしさや罪悪感。 若いときは、好き嫌いとか良い悪いとか、いろろなものの判断基準が はっきりしすぎていて、どちらに傾いても振れ幅が大きかったな。 だから、今ではできないような思い切ったこともやっちゃってた・・・。 そして大いに傷ついて周りもずいぶん傷つけた。 年齢を重ねると、いろんなものの境界線があいまいになって どっちに傾いても、もはやどっちでもない感じになっちゃうことも多いから。 なんだか懐かしい痛みを思い出させてくれる作品だ。 | ||||
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まるでぎらぎらした夏の日みたいに、 ささやかだけれど無闇にはしゃいだ日常と まるで閉ざされた冬の日みたいに、 静かだけれど悪戯に心を揺さぶる情景を 奇跡みたいに出会った二人の 必然みたいな愛にとっぷりと浸したお話 ***** 映画化されるから読んだわけではなく、なんだかだらだら読みかけのままだったものをやっと読了。 大好きな、どきどきするような、夏の風景。 ささやかでくだらなくて、愛すべき日常。 おいしいごはん。 おいしい風景。 大好きな人が隣にいる毎日。 だけどもそこに巣くう、暗い影。 押し込めた感情。 お互いの向こうにチラつく、決して踏み込めない場所。 …否、踏み込まないでいる場所。 草や木や動物の声が聞こえる、身体の弱いツマ。 穏やかだけれど、過去に何かを抱えているような、ムコさん。 きいろいゾウの絵本を軸に織り成す柔らかくてファンタジックな世界。 それでも覗くのを躊躇うような深い闇がぽっかりとまん中に開いていて、 それがこの物語をちゃんと地に足のついたものにしている。 言葉運びも話運びも、童話のそれのように優しくて柔らか。 それなのに、ページが進まなかったのはなぜか。 出来すぎている。 ぜんぶ、ぜんぶが、そこに孕む闇さえもが、幸せの為に存在してる。 自分のココロに余裕のある時に読めば、 ほっこり幸せが伝播するのかもしれない。 でも、コンディションの良くない時に読むには、向かない。 要するに、嫉妬するのだ。 この物語の隅から隅まで、あらゆる言葉に、あらゆるシーンに、嫉妬するのだ。 どんな苦悩も、悲しみも、痛みも、 幸せに繋がる道すがらで出逢う嵐みたいなものだよと、 目的地には幸せが待っていますよと、 どのページからも幸せが透かして見えるから。 出逢うタイミングが悪かったと言うべきか。 でも、つまりは、嫉妬するほどに、美しい話であることは確かです。 | ||||
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穏やかにゆっくりと進んで行くストーリーは心地よく、登場人物にも好感が持てて、ムコさんとツマさんの愛情表現もなんだかふわっとしてて素敵な夫婦感が良かったが、あまりにも非現実的なツマさんの能力? ムコさんの過去の出来事も、あまりにも陳腐… そして、最後までわからなかった日記の真相… ちょっと惜しい、残念な感想でした。 | ||||
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きいろいぞう!!えらいぞう。 本当にこの世界館だいすきです。 これからも西加奈子さんの作品よみます! | ||||
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すごくよかった。感動もした。けれどなぜだか涙は出なかった。そこまで感動しなかったということではないと思う。それはきっと、まだ自分には妻といえる存在がいないからだろう。どんなに物語に入り込んでも、やっぱりまだわからない部分がある。 いつか堂々と、「ぼくのつま」と呼べる人が出来たときに、もう一度読もう。そしたらきっと、ムコさんやツマのように、泣けると思う。 きいろいゾウと、まだ見ぬその人(もしくはもう出会っているその人)、そのときはよろしくね。 | ||||
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同じ環境ではないが、共感できる。 不安定さと安心感が入り交じっていて、いくつもの切ない話がうまく1つになっている。 この先、何年も何年も心に残るであろう本。絵本「きいろいゾウ」もオススメ。 | ||||
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小説と合わせて読む場合、先にこの絵本を読むと、小説に出てくる“懐かしさ”がリアルに感じ取れる。 絵本単体でも◎大人が読んでも心に残る。 | ||||
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とってもとっても暖かい本★ 登場人物は,全てとっても暖かな,木製のものさしの持ち主. シャイな人もいれば,不器用な人,不思議な人,ストーレートな人,天然な人,おせっかいな人,疲れてる人,無口な人等々,たくさんの人間が出演してますが,皆さん共通して言えるのは,”人間が好き”というところだと思います. 良くも悪くも,様々なサービスがお金で代行されてしまっている,このご時世,”ありがとう”という感謝の気持ちが,人間の一番の報酬だと感じ取ることが出来ました. 読んだだけで,のどかな田舎に旅行に行った気分になります. 職場や学校で,嫌なことが会った時とか,読むと良いかも♪ | ||||
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物語としては厚みがなく少し物足りなさを感じたが、 全体的にはかない雰囲気が心地よくて気に入った。 | ||||
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読み始めの印象は 心がしんとした時に読むもの。 文章自体も好きですし、雰囲気を楽しむといったような。 でも今は 心にぽっかりしたものを感じている人、何か足りていないと感じている人に読んでほしい。 の方が適切な気がします。 出てくる絵本も、一人ひとりのキャラクターも素敵でした。 読んだ後、あたたかい感情で満たされました。 こんなの久しぶりです。 ありがとう。 | ||||
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文章が結構癖があるので読みにくい人も居るかもしれない 私はこういう書き方、言い回しというかは好きなほうです。 ムコさんとツマさんとその周りの人達の温かいやりとりが好き。 他の著書も読んでみようかなと思わせる作品でした。 | ||||
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宮崎あおいが帯で絶賛していたのを店頭で 見たので購入してみました。 文体がけだるい感じなので好みに合いませんでしたが ストリーは◎なので★3つ。 | ||||
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