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きいろいゾウ
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きいろいゾウの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 21~40 2/4ページ
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終始文がだらだらだらだらしていて、何度か読むのをやめようかと思った。 せっかく買ったので意地で読みきったが、 主人公のふたりはじめ、登場人物の空気感、雰囲気みたいなものがきもちわるくて、個人的には苦手だった。 なんで作者の考えた作り話に何時間も文字を読んで付き合ってしまったんだろうと思うような、何の感動もない終わりだった。 この小説を期に、フィクションを読むことがバカバカしく思えてきて、小説を読むことがなくなった。 | ||||
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最高におもしろいです!!! ホッとして、心が温かくなりました。 | ||||
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繊細な心理描写には感服したが、読後、心に残るものはあまりなかった。 | ||||
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私は、これまで、動物と会話したり、聞こえない物を聞いたりすることは、非現実的であり得ないことだと思っていました。 でも、20代後半に子供を生んで、その子が自閉症スペクトラムだったことで、世の中の不可思議は不可思議ではなく、世界の一部だと言うことに気がつきました。 娘は、どんな生き物とも会話ができるし、星や月とも会話をします。 空想が溢れるからではありません。 心の中に、喜怒哀楽や命の巣くう場所を持っているからです。 ツマさんが自閉症だとか言いたいわけではなくて、心の世界を本当の能力として持っている人はたくさんいます。 私も物を書く人間です。心の世界を現実として持っているのです。 西加奈子さんもそうでしょう。 芸術家は皆、心の世界の中に日常を生きているのですから。 これは、感じた人にしかわからない心の中のお話を作品に込められたものです。 ツマさんとムコさん、心の中に抱いた人生の光と影を乗り越えて共に生きていく新しい世界を見出すお話です。 感じた人にしかわからない美があるのです。 | ||||
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ふたりの関係性と、それぞれの性格&感情に「ハラハラ」でした。 その他の登場人物も個性的で、それぞれの物語があり、読み応えがありました。 オモシロかったです。 | ||||
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むこさんとツマ、それを囲むさまざまな人達。むこさんの過去のことで、思い悩むツマ。でも、二人の絆は、思った以上に深かったような気がします。向井さんと宮崎あおいさんで、映画化されたので、原作を読んでみたいと思い、買いました。 | ||||
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映画を先に見ていたので内容は知っていましたが、原作を読んでみたくなり 購入してみました。 本当に会話そのもので書かれているので、ところどころ読みにくい点はありましたが 「ツマ」らしさ「ムコ」らしさが溢れていてかえって良かったのかなと思いました。 動物や植物の声が聞こえるツマは現実にはありえないだろうけど、そうすることで ツマの感性が際立ち、純粋さや優しさ、恐怖感などがうまく表現されていて 面白い手法だなぁと思いました。出てくる人たちがみな面白くて大笑いしながら とても楽しく読みました。 | ||||
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西さんの小説は初めて読みましたが、西さんらしさが出ていていいですね。 ちょっとした行間の描き方、風景の描き方が独特ですね。 映画もいいけど、やっぱり小説も好きです。 他の西さんの小説も読みたくなりました。 | ||||
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西加奈子さん大好きになりました。 「円卓」を読んで面白かったので読んでみたのでが期待通り。 しばらくはのんびりしたストーリー展開で、ほのぼのと続きますが、だんだんと登場人物ひとりひとりが大好きになっていくので、終盤にいくほど面白く、感情移入できました。 夫婦がお互い大切に思いあうこと、幸せ、寂しさってこういうことかなってすごく共感できました。個人的に大好きなお話しです。 | ||||
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西加奈子さんはたいへんに尊敬している作家さんです。 時に熱い想いをぶちまけたり、とても研究された会話でキャラを創りあげていきます。 なにより女性作家特有のこじんまりさから大きく逸脱した世界観をお持ちです。 そういうわけで今までに何冊も読ませていただいていますが、正直なところこの作品にはがっかりさせられました。 ツマ視点で物事が運び、ムコ視点の日記で締める。 つまり視点の移動を、ルールを破らずに工夫して書かれてるわけなんですけれど、途中からぐだぐだになります。 ツマの考えていること、ムコの考えていること、両者の考えを読者は知らされます。まるでお手軽に描かれたマンガみたいです。 キャラの出来もケレンミが強すぎていただけませんでした。 まあこんなこともあるかな。 | ||||
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しばらく日本を離れていて、帰国したら質の悪い作品ばかりが棚に並んでいるようになってガッカリしていました。しかし、この作品にはぐいぐいと惹き付けられ、最後は胸が痛くなるような苦しいような、そんな思いに駆られました。素晴らしい作品です。いい作品は重ね読みする癖がありますが、帰国後重ね読みしたのはこの作品です。何度読んでもほのぼのしたり、苦しくなったり、まるで物語の進行を目の前で見ているかのようです。映像化は失敗したようですが、仕方ないでしょう。この作品はこころの中にしか再現出来ないからです。 | ||||
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西加奈子さんの小説を読むのはこれが初めてです。 ムコさんとツマさんという夫婦が主人公で、一体どんな物語なのだろう…? と、期待を旨に読み始めましたが、何だか面白くない。 いやいや、最後まで読まないと、この本の真価は分からない! と思い、読了しましたが…… 面白くない!! なぜかは説明できませんが、とにかく面白くなかったです。 「ツマの視点から見た日常」と「ムコの日記」が1つの章に なっており、2人の異なる視点を見れるのでこれは面白そうと 思ったのですが、日記はほとんど出ててきませんでした。 (あと思ったのですが、キン肉マンその他を実名で載せても 著作権侵害にはならないのでしょうか?) | ||||
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大阪弁での夫婦の掛け合いが心地良い。本当の気持ちをうまく言葉に出来ないもどかしさに共感した。 | ||||
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とうちゃくもはやくて、ほうそうもよくて、きれいなほんでした。 | ||||
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万人受けするかは分からないので星1つ減らしましたが、 面白かったです。 これはこういう事なのかな?て考えながら 読む感じになります。 自分なりに解釈して想像しながら読んでいくのが 面白いと感じるか、設定がよく分からないと感じるかは 人それぞれなので好みが別れやすい文章かもしれません。 昼休み、休憩時間に断片的読むには ちょうどいい感じのエピソード集みたいな本でした。 | ||||
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観ていないが、気になる映画だったので 先ず原作をと思い、手に入れたが 読んでみて、あまりにストーリーが 解らず映画はあきらめました・・・。 個人的に共感もてませんでした。 お役に立てるコメントでなくてすみません。 | ||||
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主人公の二人はは高村光太郎と智恵子のような関係だと思います。 慈愛に満ちた夫と無邪気な妻という構図。 だけど決して使い古された感じはなく、あくまで現代の夫婦の話として楽しめるかと。 | ||||
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「ツマ」が思い描く絵本の中の「きいろいゾウ」や動植物の声が聞こえるという思い込み、それらは寂しさや不安感から身を守るシェルターだった。 「ムコ」には過去と決別できないまま刺青を背負う重圧があり、身の回りの出来事に対する無力感と共に後ろ髪を引かれる思いがあった。 夫婦はとある契機によってそれらから脱却し、「そこに横たわるもの」と向き合い、夫婦というもの、愛情というものを見つめ直す。本書では大人と子供の区分が非常に曖昧なので、結果として二人は一歩大人になった、と言えるかも知れない。 「ツマ」にとっての「きいろいゾウ」である「ムコ」。「ムコ」にとって「おつきさま」であった女性と「おんなのこ」である「ツマ」。夫婦が同じ高さの視点に収まることが本書の大団円なのだろう。 しかし、それを表現するにあたって前半の穏やかで瑞々しい心の動きと、後半の突飛で主観的なことの運びを読むに、落差があって読みものとしての楽しさは損なわれていると思う。個人的には叙情的な田舎暮らしの情景も嫌いではないが、後半の飛躍した展開には閉口する。 作中の手紙の文末を一般形か丁寧語か、どちらかに統一して欲しかった。そこは大変気になった。 | ||||
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最初はほんわかものかと思ったけど、 後半どんどん展開があって、それがすごくよかった。 単なるほんわかだけじゃないというのが。 でもそのほんわかがあるからこそ、後半が活かされるわけで。 「前半はあんなにのんびりしてたのに!」と思うと余計ぐっとくる。 ツマとムコさんみたいなの、いいなあ。 「メガデス」にくすっとくる人と、友達になりたいものです。 | ||||
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人の心の難しい部分がとても良く見えました。 大人になるたびにわかってるから、言えないことが増えたりわがままを言えなくなって、行き詰まったり。 西さんのまた、違う本も読んで見たくなりました。 | ||||
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