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(短編集)
しあわせの理由
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しあわせの理由の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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そこそこ面白かったですが、期待したほどではありませんでした。 確かに物語のテーマや発想には目をみはるものがありますし、技術的なディティールも凝っているなと感心しました。 一方で、のめり込むほどの面白さは感じませんでした。私は娯楽小説を読む時、単純に面白く引き込まれる物語を期待しているのですが、今作は感心はすれど、物語に引き込まれて眠れなくなるようなことはありませんでした。 私は小説に対して、哲学的なテーマを期待しているわけでもないし、奇想天外な設定資料を期待しているわけでもありません。あくまでそれらは舞台装置であって、私が読みたいのは、物語の中で生きる人々(動物だったりロボットだったりするかもしれませんが)の営みです。私からすると、主人公含めた登場人物はみな説明的で味気なく、むしろテーマや設定に力点が置かれているように感じ、まるで映画の脚本を読んでるような気分になりました(実際は読んだことないですが)。あとは、単純に目の前に情景が思い浮かばないので、文字の上を目が滑っているだけのような感覚になりました。 レビューを見るとテーマや設定に魅力を感じている人が多そうなので、私のようなタイプの人には合わないと思います | ||||
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頭に状況が入ってきません。 私の問題かも知れないですが、こういう小説に慣れてないとキツいかもしれません。 しかし、寝る前に読むとかなり頭を使うようで速く眠くなるので寝付けない時に読んだりしてます。 | ||||
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最近の日本の小説に慣れていると、翻訳の文体が堅苦しく面白みに欠ける印象があります。 良く読み込まないと魅力を感じ取れないかもしれません。 | ||||
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素材は良いのに、えーそれだけなのか...って後味です。 | ||||
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前半は面白くなかったが、後半から興味深い記述が多々あった。 特になし。 | ||||
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本著作の登場人物たちに、神を飛び越えたことへの爽快さは感じるものの、後ろめたさというか葛藤そのものが感じられない。おそらくイーガンは神を飛び越えた自らの傲慢さに気づいていないハードSF作家の一人であろう。 フーイーガン?を自称する方は、映画「インターステラー」における一般相対性理論の矛盾を自ら計算して証明できるほどの科学的知見の高さに打ちのめされたいと願っているマゾなオタク読者か、イーガンと同等の知見があると自負(勘違い)している専門家ぐらいのものだろう。 タブーを飛び越えるという意味では作風が似かよっているテッド・チャンなどは、何千年の風雪に耐えて人類が築き上げた古典文学への畏敬が感じられ、私のような文系凡夫でもまだ親近感を寄せやすいものの、ことイーガン作品においてはそれらが微塵もないのである。 お前たちもこちら側へ来いよ楽しいぜとばかりにイーガンから放たれるラストパスが、これまたトラップするのさえ難しいハイボール。量子サッカーに生体間移植、電脳移送、義神経等への記述が飛び越えるためのハードルなのであろうが、ここに萌えることができないと最後まで読み通すのはほぼ不可能だ。 かつて長嶋茂雄の熱血指導を受けた巨人軍若手選手が、「ガッ」とか「パッ」とか擬音語ばかりで何を伝えたいのかよく判らないとスポーツニュースのインタビューに答えていたが、まさにそのノリ(ちょっと違うか)なのである。 タブーを飛び越えてあちら側へ行ってしまったそんな超人類たちに一般読者が共感を抱けようはずもなく、SF批評家の評価はグンバツに高いものの、書いた本もあまり売れず、必然映画化のお声もかからないグレッグ・イーガン様なのであった。 | ||||
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