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大地のゲーム
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大地のゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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とても楽しく読めました。 | ||||
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21世紀終盤、首都を襲った大地震を生き延びた大学生の物語。 地震により、様々なものが変化した世界、社会。 余震の情報は、生きている人々の価値観、人生観に大きな影を落とす。 時代を先導する、もしくは煽動する、反宇宙派と名乗る思想団体のリーダー。 そしてそのリーダーに意見を言える私の男。 団体の仲間の私、仲間ではないマリ。 混沌とした世界で自らが生きていくか。 いろいろと考えさせられる。 さて、私は、この本のカバー表紙、および、帯に☆を2つ付けた。 帯と、カバー表紙、しっかり見てみてください。 たばこを持つ女性が銃をもっていたり、箱の中にいる少女が箱の中から出ていたり、コーンをかじっている少女がバケツの水をかぶせられていたり…。 なんて、おしゃれな装丁なんだろう。 カバーを外すと白を基調とした、惑星や宇宙を表しているらしきイラスト。 すばらしい!!! 読み終わった後に、あらためて余韻に浸れる。 | ||||
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70年後くらいの日本が舞台の、ちょっと不思議な世界観の小説です。 正面から3.11の大震災をテーマとして扱っています。 話が展開されるのは、早稲田大学がモデルであろうある大学のキャンパス。 学園祭を控えた学生たちが、半年前の「あの夏」に起こったある災害と事件に向き合いつつ生活しています。 主人公の「私」は、「私の男」という恋人と付き合いつつも、カリスマである「リーダー」に惹かれてるのですが、 この「リーダー」がどんな人間なのか、「私」は「リーダー」をどう捉えるのか、というのが話の主軸です。 全体として、太平洋戦争と学生運動と東日本大震災がミックスされた感じの雰囲気。 絶望的状況のなかで、人間は何を考え、理想と現実とをどう捉えるのか、ということを描いた名作だと感じました。 おすすめです。 | ||||
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