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かわいそうだね?
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かわいそうだね?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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初めての綿矢作品。本作は私には合わなかった。というのが率直な感想。 芥川賞作家による、さらに賞をとった作品。というところで自分の中でかなり期待値を上げすぎたせいもあり辛口評価になってしまいました。 BBQでピーマンの薄皮を焦がさないような男に惹かれるという描写。ピーマンは真っ黒に焦がした後焦げた薄皮を剥くととても甘くなるんです。もんじゃ焼きを吐瀉物に例えるあたり。主人公達は一切料理をしないので、たぶん綿矢さんご自身も料理にはあまり興味が無いのかなと偏見的想像。 『亜美ちゃんは美人』では、大学時代からつきあっている婚約者との会話で「私しか女知らなくていいの?」という問いに彼が「お前だけじゃない」みたいな返事をし「私以外につきあってたの?」「んなわけないよ」というやりとりがあったけど、伏線回収もなし?(私が見落としてたらすみません)。モヤ。 私の知る限り、自分に自信のある美人さんは確かに「俺様」みたいな振り回される男に入れあげる傾向があるようです。ちやほやされることに慣れているせいか誠実で優しい男性よりも「その根拠のない自信はいったいどこから」とつっこみたくなるような男に引っかかりやすく尽くすことに喜びを感じてましたね。美人あるあるでしょうか。 | ||||
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綿矢りさが好きなので、読んでみたがショックだった。 『亜美ちゃんは美人』は良かったけれど、表題作は既成の「ある小説」を思わせられた。 もっと個性の強い小説を楽しみにしてます。 | ||||
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面白くなかったです。 綿矢りささんの作品好きだったのに。 また綿矢りささんの作品で 面白いのと出会えたら 買いたいと思います。 | ||||
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自分より明らかに安い女に男を取られるというテーマはおもしろい。 けれども、隆大君とアキヨさんの心の書かれ方があまりにもお粗末。途中から「主人公は気づいてないけど、隆大君はこう思っていて、アキヨさんはこのへんを狙っているな」という伏線があるとよかったと思う。彼の携帯電話を盗み見て初めて真相を知りますか? それに極限状態に置かれた人を比喩するのにアニメ「火垂るの墓」はあまりにもチープ。読者はその程度しか知らないよという編集者の入れ知恵なら仕方ないですけど。 結果として、人生経験の浅い女の子の独り相撲(負け)みたいな印象を受けます。現代の若い女性を揶揄しての作品ならおかしみもありますが、これが綿矢さん全力投球の作品だとするとちょっと悲しい。 | ||||
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ここまでテーマもなく、読んだあとに何も残らない作品は久しぶりだ。 登場人物は一人も好きになれず共感もしにくく、何が言いたいのかも分からない。 むしろ読んだあとにむかむかしてくる。何なんだこいつら?という感じ。 文章ははっきりいって普通以下。たくさん出してるならまだしも、何年かに一度出してる本でこれは異常。 読めないことはないが、文学作家が書く文章じゃねえだろ(笑) 前作まで句読点が異常に少なかったのを散々叩かれたためか今作はあるにはあったが、その句読点の打ちかたが下手でテンポが悪すぎ。さらに中途半端に入れたせいで、前までどうにかあった個性もなくなった。これじゃこの人の小説を読む意味がない。テーマもへったくれもない、よくある話でよくある登場人物の話(しかも全員性格悪い)を、下手な文章で読むだけなんだから。 とりあえずこの作家に期待をして、ハードカバーで買ってしまった自分を殴りつけたくなる本。 | ||||
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