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総力捜査
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総力捜査の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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書き下ろしの表題作は、警察署が総力を上げて管内への事務所移転に進出してきた暴力団の締め出しに取り組む物語で、現場の聞き込み捜査から明らかになる暴力団周辺者の過去を背景にした意外な真相により解決される。表題作以外の小編も、一見事件性の無い事案の背後にある真相をち地道な捜査で解き明かす主人公達の活躍が描かれており意外性のある謎解きが痛快です。 | ||||
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でも、本来 地味な職場の話。だから一種の安定感? 妙にはしゃいだところが無くて、読後 うん 面白かった、みたいな。 登場する人それぞれの人間味もあり、この作家の次を読みたい気に、気がついたらなってるみたいな、、、 | ||||
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このシリーズが大好きで、柴崎、高野、助川、坂元署長等、感情移入しきっている状態で、待ってましたと新作を読みました。罰俸……いいぞ。わくわくすると思ったら、あれ?上河内という新キャラを出すのは仕方ないとしても、今までの緻密な人間描写がおざなりになっている上(柴崎はただの便利屋、高野は軽い今時の女警)、上河内には今までのシリーズの登場人物のような負っているものはない。勘ぐりですが、元々、上河内主役の別の小説シリーズにするつもりで書いていたのを綾瀬署シリーズに強引に改作したのでは?新キャラの松江署長もネチネチ言うも、いつの間にかいい人になってるし。何かファンとしては投げ出された感じがします。あれだけ濃い人間関係描写を続けるのは大変かと思いますが、今後も前作以前のクォリティでシリーズ続行を願ってます。 | ||||
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安東能明の柴崎警部シリーズ5作目。 「総力捜査」の本の帯には「柴崎警部に“相棒”誕生!」と書いてあったが、これは半分当たりで半分ハズレ。ただしこの半分ハズレがかなり良い。柴崎からすれば相棒というより厄介な相手が増えただけで、気苦労は相変わらずという展開が最高に面白い。 作者の安東能明も、読者がその辺を面白がっているという事にようやく気付いたのか、今回は “相棒” からの突然の無茶ブリや、助川からの事前相談無しのブッコミなど、ついつい吹き出してしまうシーンが多々あった。 それだけでなく本編もかなり熱い。坂元・助川はいつの間にか高野の事を心から仲間として信じるようになっているし、柴崎により大きな信頼を寄せるようになっている。あと、現場主義の助川があそこまで戦闘力が高いとは・・・。 5作目にして各キャラクターもギャグ(?)もピークに来ているような気がするのだが、シリーズとして今後もやっていけるのだろうか。ある意味心配だ。 | ||||
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柴崎警部シリーズ第5弾です。シリーズの初期では、柴崎が本庁から所轄の綾瀬署に異動になった経緯等、警察組織内の「政治」が絡んだ話が多かったですが、本書はほとんど政治色のない「警察小説」として楽しめます。 また、柴崎も最初の頃は生真面目で堅苦しい雰囲気でしたし、署内の人達も「刑事でもない事務屋が何で捜査に加わるの?」と敬遠していましたが、もうすっかり綾瀬署に馴染んだ感じです。おまけに本書で初登場する上河内警部には、いきなり断りもなく「柴やん」と呼ばれる始末です。 いつからおれは柴やんになったのだ。これまでの人生でそう呼ぶ者など誰もいなかったというのに‥‥。 このまま綾瀬署での、柴崎警部の活躍が続きそうな予感です。また、今までは「ただの口うるさいおっちゃん」と思っていた助川副署長の、意外に頼もしい面も見られました。 | ||||
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