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総力捜査



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【この小説が収録されている参考書籍】
総力捜査 (新潮文庫)

総力捜査の評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

地味です

でも、本来 地味な職場の話。だから一種の安定感? 妙にはしゃいだところが無くて、読後 うん 面白かった、みたいな。
登場する人それぞれの人間味もあり、この作家の次を読みたい気に、気がついたらなってるみたいな、、、
総力捜査 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:総力捜査 (新潮文庫)より
4101301565
No.2:
(5pt)

登場キャラクターの結びつきがより強固に。

安東能明の柴崎警部シリーズ5作目。

「総力捜査」の本の帯には「柴崎警部に“相棒”誕生!」と書いてあったが、これは半分当たりで半分ハズレ。ただしこの半分ハズレがかなり良い。柴崎からすれば相棒というより厄介な相手が増えただけで、気苦労は相変わらずという展開が最高に面白い。

作者の安東能明も、読者がその辺を面白がっているという事にようやく気付いたのか、今回は “相棒” からの突然の無茶ブリや、助川からの事前相談無しのブッコミなど、ついつい吹き出してしまうシーンが多々あった。

それだけでなく本編もかなり熱い。坂元・助川はいつの間にか高野の事を心から仲間として信じるようになっているし、柴崎により大きな信頼を寄せるようになっている。あと、現場主義の助川があそこまで戦闘力が高いとは・・・。

5作目にして各キャラクターもギャグ(?)もピークに来ているような気がするのだが、シリーズとして今後もやっていけるのだろうか。ある意味心配だ。
総力捜査 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:総力捜査 (新潮文庫)より
4101301565
No.1:
(4pt)

柴崎警部が「柴やん」になってしまった日

柴崎警部シリーズ第5弾です。シリーズの初期では、柴崎が本庁から所轄の綾瀬署に異動になった経緯等、警察組織内の「政治」が絡んだ話が多かったですが、本書はほとんど政治色のない「警察小説」として楽しめます。
 また、柴崎も最初の頃は生真面目で堅苦しい雰囲気でしたし、署内の人達も「刑事でもない事務屋が何で捜査に加わるの?」と敬遠していましたが、もうすっかり綾瀬署に馴染んだ感じです。おまけに本書で初登場する上河内警部には、いきなり断りもなく「柴やん」と呼ばれる始末です。

 いつからおれは柴やんになったのだ。これまでの人生でそう呼ぶ者など誰もいなかったというのに‥‥。

 このまま綾瀬署での、柴崎警部の活躍が続きそうな予感です。また、今までは「ただの口うるさいおっちゃん」と思っていた助川副署長の、意外に頼もしい面も見られました。
総力捜査 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:総力捜査 (新潮文庫)より
4101301565

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