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ハリケーン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ハリケーン
ハリケーン (幻冬舎文庫)

ハリケーンの評価: 2.68/5点 レビュー 22件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 1~20 1/2ページ
12>>
No.22:
(1pt)

ディザスターパニック小説ではない

作者の自然災害に対する知識から描写される災害の現実やそれに振り回される人間などが好きで今回もレビューも見ずに飛びつきましたが全く肩透かしを喰らいました。
この小説には超異常気象の災害に立ち向かう人や災害で生死を彷徨う人の姿はクローズアップされません。
自然災害に関わることがある人の日常生活をドライスティックに小説にしているだけです。
決して悪くはないとは思いますがアルマゲドンのようなエンターテイメント性は求めている人には絶対におすすめしません。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
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No.21:
(2pt)

タイトルと内容が?

M8等の自然の猛威シリーズ?の1つとしてハリケーンというタイトルと内容の紹介を参考に購入しましたが、内容はハリケーンとは異なります。一体何時になったらハリケーンが出てくるのかと思い読み進めましたが、いっこうに出てきません。確かに主人公の家庭ではハリケーンが吹いていたようです。そういう意味のハリケーンであるなら、もう少しタイトルを考えてほしかった。
ハリケーン (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ハリケーン (幻冬舎文庫)より
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No.20:
(3pt)

タイトル

内容とタイトル名が合致していない。
もう少しタイトル名に近い内容が濃く描かれていると思って居ました。
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No.19:
(4pt)

「期待外れ」ではあったけど

この著者の地震・噴火などの自然災害ものは、ほんとに見てきたような、というか予言者かと思うほどの知識や情報、迫力で、すっかりファンになりました。
これも「ハリケーン」というタイトルなのでそういう意味で期待したのですが、違いました。最後まで読み終えたとき、「そっか、これは自然災害のハリケーンじゃないんだ」とある意味納得しましたよ。「ガッカリ」ではなかったです。
登場人物は主人公っぽい人も含めことごとく「なんなのこいつ」「何考えてんのこの人」とイラつくような連中。けど、極悪人とかじゃない。どこにでもいそうな、自意識過剰や自己中や優柔不断や小悪党、あげく認知症の老人。結局私たちによく似たそこらの人たちです。イラつくのはそれだけ描写が巧みだからともいえますね。
『Tsunami』『富士山噴火』などの「自然災害大パニックもの」に出てくるありえないほど優秀で有能で誠実な人々とは大違いですが、その分、現実味は大きい。
著者には、「タナボタ」なんていう作品もあります。むしろそっちの流れ(いわば「人災もの」?)なんでしょうかね。タイトルが紛らわしかったかな。
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No.18:
(1pt)

私も読むのをやめました

台風や異常気象の話しを読みたくて購入しました。作者の他の作品を読んで期待もあったもので。しかし、この話しは全体の三分の一まで読んでも、夏目漱石の小説のように叔父から借金をせびられる自衛官とか、中学受験に失敗した息子や痴呆症の母を抱えて大変や元キャリアウーマンの話ばかりで、いつになったら本題が出てくるのか苦痛でたまらず、このレビューを読んだら、他の方も同じように感じていて、全部読み終えてもあまり感心しない作品ということが分かったので、我慢して読み通すのはやめにしました。大変他の方のレビューが参考になりました。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
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No.17:
(4pt)

安い!

安くて綺麗で問題なし
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No.16:
(2pt)

焦点がぼやけている(ややネタバレ)

他の高嶋作品に比べると見劣りすると言わざるを得ない。
前置きが長く、登場人物は多いわりに肝心の台風が来てからの描写は余りにも短く、これからどうなるのと思ったら通りすぎているという(失礼ながら)お粗末な展開だった。
不要な登場人物も多い。気象庁バイトのシングルマザー(途中でふいにいなくなった)、広告会社の上司(ほとんど筋書きに関係しない。主人公妻にしつこく連絡をしてくるが、目的が明らかになる描写もない)、自衛隊員の叔父(薬物中毒の集りや)、盗撮の濡れ衣を着せられて異動に追い込まれる教師。
これらの人々は登場しなくてもよかったような気さえする。なぜなら、台風前後には全く登場しないからだ。
多摩ニュータウンにある多摩センター駅が老人の町として扱われていることもいささか合点がいかない。老人ばかりだから昼間も町に人の気配がないという描写が繰り返し出てくるが著者は多摩センターを訪れたことがあるのだろうか?

とはいえ、特に台風被害が酷い近年、災害に対する認識は改めなければいけない時期に来ていると考えられる。避難情報の扱い方、避難の在り方、土砂崩れに対する啓蒙という意味でその一端に触れたことは評価したいと思う。
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No.15:
(2pt)

タイトルの真意を考えさせられる

この作者の作品を読むのは初めてです。
単に気象に興味があり、気象庁の予報官が登場人物の1人ということで、読んでみようと思いました。

予報の現場から気象災害に立ち向かうような作品かと思いましたが、
本筋は、登場人物がそれぞれ抱えた人間関係の問題に主眼が置かれているような印象を受けました。

所々に大雨や土砂災害などの描写は出てきますが、描かれる人間模様のきっかけや引き立て役?のような位置づけでしかありません。

他の方も言っている通り、人間の心のハリケーンを描いている…というのは言いえて妙かもしれませんが、
作品の導入説明(文庫の背表紙に書いてある)からすると、読み手が期待する内容とは、ちょっと乖離があり、
期待外れ感が正直ある作品でした。

気象災害がメインの話ではない、という覚悟のもとで読み始めるならば、また印象が変わるかと思いますので、
参考にしていただけたら幸いです。
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No.14:
(5pt)

私たち誰しもが抱える心のハリケーン

ゲリラ豪雨などの異常気象が続く中、気象庁予報官の男、認知症の母を介護する女、受験に失敗した息子という家族を中心とした群像劇。それぞれが逃げられない大きな力に巻き込まれていく様は、まさに人間の心の中にもハリケーンが吹き荒れているのだなと感じさせられた。現実にヒーローはおらず、人それぞれに異なる苦悩と決断がある。読後はほんわかと心にしみる物語でした。
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No.13:
(2pt)

「ハリケーン」の題名に期待したが・・?

一連の高嶋さん災害物に比べて、やや迫力不足を感じ「ハリケーン」というタイトルに期待したわりには消化不良気味でした。
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No.12:
(1pt)

ほかの本はお薦めです!

大好きな作家で何冊も読んでますが、本作は、氏のほかの作品で感じられる登場人物の『想い』が全く感じられない。氏の描く、仕事であったり、恋人であったり、仲間に向けた『想い』が読むものの心を熱くさせるのに、本作は大したヤマ場もなく、スーッとエンディングを迎えてしまう。どうか、初めて読んだ氏の作品がこの本だった方は、懲りずにほかの作品をお読みくださいますように...。
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No.11:
(2pt)

期待はずれ

著者のフアンなので内容に大きな期待を持っていた。しかし読み終わって見ると残念ながら全くの期待はずれだった。次回作品に期待したい。頑張ってください。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
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No.10:
(5pt)

日頃からどうしているかの方が重要

高嶋哲夫『ハリケーン』(幻冬舎)は巨大台風が日本を襲う災害サスペンス小説である。災害は人災の側面がある。以下の台詞は不動産トラブルの被害者として大いに共感する。「宅地開発して、後で危険だと分かった場合、売った側にも非を認めて是正していくだけの良心はほしい」(70頁)。この程度の当たり前の良心も開発業者には欠けているという現実がある。他にも本書には分譲住宅地の売れ行きが芳しくないのに売れ行き好調と虚偽勧誘するシーンが描かれる。

本書は、いきなり巨大台風が襲う話ではない。序盤は群像劇である。公立中学のヤンキーやリストラ、認知症など現代日本の生活の問題が描かれる。中でも公立中学の不良問題は深刻である。私は公立中学出身であるが、中学受験が一般化した現代で居住地の学区の公立中学に通うことは大変と感じる。本書では別の文脈で「友達が悪かった」との台詞がある(114頁)。これは公立中学の不良問題にも当てはまる。

災害パニックを読みたいという向きには前半は冗長に感じるかもしれない。本書を放り出してしまうかもしれない。しかし、現代日本は様々な悩みのある生き辛い社会である。映画『シン・ゴジラ』のように皆が一丸となって対策に邁進する姿しか描かれない方が不自然である。

また、前半では宅地造成など日常に災害被害が甚大かする原因があることを説明している。目の前の大災害にどう対処するかよりも、日頃からどうしているかの方が重要である。日本人には兎角、目の前の火を消すことばかり気をとられ、根本的な原因追及を疎かにする悪癖がある。喉元過ぎれば熱さを忘れ、過去を水に流し、責任追及を有耶無耶にする。

無能公務員などは自分が行うべきことをしなかったことを棚に上げ、目の前の問題をどう解決するれば良いかを相手に押しつける無反省な態度をとることもある。その点では日常の中に大災害の兆候が存在したことを長々と語る本書は優れて教育的である。

主人公は気象庁に勤める気象予報官である。彼は消極的な人物であったが、土砂災害被災者の会の集会に参加して意識が変わり、住民の命を救うことは考えるようになる(217頁)。公務員の世界だけで生きていると、市民感覚とのギャップが生じる。市民生活の大変さが理解できなくなる。公務員は業界団体と会合するばかりではなく、住民運動の集会などに参加すべきである。

集中豪雨で土砂災害などが起こる可能性がある場合に避難勧告や避難指示を出す。避難勧告や避難指示を出さずに災害が起きると大変である。一方で避難指示を出しながら、避難する状況にならなかった場合も大変である。避難中に高齢者が転んで骨折するなど避難することも大変である。避難を指示するか否かは大変な重たい判断である。

命を救うことを最優先にし、空振りになっても良いから、危険があれば避難を指示するという方針は良い。しかし、それは予報精度を上げ、最善を尽くした上での判断になる。どのような根拠から判断したのか説明責任は常に問われる。この意味では主人公が過去の降雨を加味して土壌の保水力が限界に来ていると説明した点は良かった。説明責任が問われることは予報が当たった場合も同じである。結果オーライは問題である。

実は私は大ヒット映画『君の名は』に対し、糸守町長がどの様な経緯で避難訓練を決断したかが描かれない点に不満を抱いていた。これはサイドストーリーの小説で説明されているが、映画では映像美を描くことが主目的かと思ってしまう。これに比べると本書は日常の中で起こる災害で避難を指示するか否かという現実の葛藤が描かれる。本書では大災害は終盤になってようやく登場するが、非日常の大災害パニック物よりも勉強になる。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
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No.9:
(2pt)

題材は良いけど、内容はイマイチ

作者は好きなので、新版がでればとりあえずすぐ買っている。内容はそれほどでもない、ちょっと残念かな。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
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No.8:
(2pt)

ジオストーム公開に合わせて読みました

よく読ませていただいている作者さんです。映画に合わせて読みましたが、タイトルが日本の「台風」としていないことに最後まで違和感が拭えませんでした。また、宅地開発、中学入試、家庭内問題、さらには異性への心の揺らぎなど、多くのものが盛り込まれていて、これは、気象も人間が起こすことだという警鐘のためなのだろうと考えましたが、テーマの一貫性が掴みにくく、読みにくく感じました。もしや、読者サービス?とさえ思ってしまいました。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
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No.7:
(3pt)

この本はいつものパニックものじゃない

いつもの"高島節"を期待すると裏切られます。私の中で高島さんのパニックものは「台風の時に家の中でワクワクする感じ」と同じ。リアルな災害の描写にワクワクするのです。だがしかし、この小説はあくまでも災害を下地にした人間ドラマ。人間ドラマが主題であるため、ハリケーンによる災害の描写はほとんどなく、さぁこれから・・・というところで、突然、災害後に場面が切り替わってしまいます。久しぶりの新刊ということで飛びついて買いましたが、期待値が高かった分だけ落胆も大きかった。まぁ、高島さんの本なので、ユーザー側にこんな勘違があっても仕方ないでしょ。次回作ではまたまたリアルパニックを期待してます!
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
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No.6:
(1pt)

肩透かしというか・・・

異常気象を題材としてそれなりに勉強もしているようだけど、これで終わり?というのが正直な観想。
関東地方を襲う豪雨との戦いの場面を期待して読んでたら、公民館の2階に移動しただけで全員助かってそれで御終いって、なによそれ・・・
主人公(の1人)である気象予報官とアルバイトのシングルマザーとの関係も、予報官の妻とその上司との不倫も、本筋と全く絡まないので何でそんな設定したのか意味不明というほかない。
シングルマザーと懇ろになりつつある予報官が、多摩地区の実家に戻った妻と認知症の義母が土砂崩れとか河川の氾濫に巻き込まれたことを知り、縋りつくシングルマザーを振り捨てて命懸けて助けに行くとか、叔父に財産を掠め取られた自衛官がそれでも叔父を助けるとか、広島の土砂災害で1人行き残った中学生がその経験を生かして大活躍するとか、幾らでも天災モノらしい展開は考えられるだろうと思うのに、本当になにもない。

時間と金の無駄だったと言うのが正直な観想です。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
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No.5:
(5pt)

市井に生きる私たちの緊張と再生を等身大で描く。

親の介護や学校でのイジメなど圧倒的な力で自分を巻き込んでいく緊張。ヒーローは登場しませんが、一人ひとりの苦悩と決断に共感しながら読ませていただきました。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
4344032403
No.4:
(1pt)

期待はずれでした。

M8、富士山噴火、TSUNAMI、都庁爆破など高嶋哲夫氏の作品は大好きなので、一も二もなく新作のハリケーンを購入。しかし、これが私的には大ハズレ。全く面白くなかった。登場人物の抱えた問題や内面については、きめ細かに書き込まれているようだが、私的には消化不良気味。肝心の台風による被害に関してはかなり薄く感じた。「ええっ、これだけ?」が本音。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
4344032403
No.3:
(5pt)

自然の猛威によって明らかになる家族の絆

異常気象が続き、ゲリラ豪雨が頻発する中、静かに進行するバラバラになった(なっていく)家族の話。
もう壊れてしまっている家族であっても、それがとっくに失われていて、さらに傷つけられるだけの関係であったとしても、
すぐそばに家族でない他人であっても手をさしのべてくれる人はいるし、
過去の傷を癒してくれるのもまた人なんだよなとジーンとさせられた。
ハリケーンAmazon書評・レビュー:ハリケーンより
4344032403

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