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ビアンカ・オーバースタディ
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ビアンカ・オーバースタディの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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あの筒井康隆がラノベを??と最近知って読んでみましたが、 こんなのラノベじゃないし、ラノベの皮を被る気すらないだろって感じで(笑、 普段の全開の筒井康隆節に比べれば、表現はマイルドになってるかもだけど、 もうやってることもセリフの言い回しとかも、完全に筒井康隆まんまなのが妙に安心感と納得感がありましたね。 評価も真っ二つに分かれてるようで、 筒井康隆を元から知っててあのテイストを受け入れてる人にとっては、よくラノベの舞台でこんなことやってんなと爆笑でしょうが、 ・・・・筒井康隆とかよく知らずに、いとうのいじのイラストに騙されて読んだ人はそら怒るだろうなと(悶笑、 その辺の読む側の断絶も、筒井康隆は面白がってやってそうな気もするし。 しかしいとうのいぢのイラスト使って、宇宙人だ未来人だ言ってるからには、これは涼宮ハルヒのパロディとかオマージュとか狙ってる?? のだとしたら、 ・・・80にもなろうかってあの異能の文豪が、わざわざ今のラノベの売れ筋のハルヒとかちゃんと読んだんだろうかと、 だとしたらその辺の作家としてのバイタリティには恐れ入るしかないですね。 それにしても・・・・ 筒井康隆本人が50年くらい前に、まさにラノベの元祖??の「時をかける少女」を書いたわけで、 別にあっちはこんなお下品じゃなかっただろって話で⦅爆、 ラノベって舞台でここまで好き勝手にやれる、そして周囲にやらせてもらえるってのが、 まさに”筒井康隆”たるゆえんだよなあと、改めて畏敬の念を持ちますが。 | ||||
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文庫版のレビュー 文庫版は単行本版と表紙が異なるのと後書きが無いことが相違点か。 挿絵は全てカラーで単行本版と同じ様だ。(トリミングが異なる?) ただのエロい作品かと思ったら筒井SF作品だった。 内容は割とあっさりで連載小説か?と言う様な感じで同じ文の繰り返しが多かった印象。 テレビを見ていてCM明けに「ここは、さっき見たよ」ってのと同じ。 気になった点: ・同じモノを表す単語で、漢字二文字とカナ三文字の使い分けの意図がわからなかった。何かしらの意図があるよね? ・カエルの排卵(P101等)と言うのは気になった。産卵と書いてあるところもあるのに、わざとだろうか? あ、オーディブルも良うございました。 | ||||
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最近の作だと思っていたが、8年も前か。出遅れながらレビューします。 うううむ、これが筒井さんのイメージするラノベか。理系美少女が美少年を手コキして精子を収集する。 エロ小説ではないか。と思いきや話が進むにつれて、筒井テイスト全開のぶっ飛んだ展開が繰り広げられる。 軽快なテンポにつられて、あっという間に読み終えた。 終盤にラノベの構造に関するメタ発言が出てくるところは、さすがである。 眺めているだけで手を出さない、実は生身の女の子が怖い。良い悪いの問題ではなく、そういう時代なのだ。 人類の種としての衰退なのか。 ふつうこれほどの大御所ならば、後発のサブカルチャーなどは見下すだろう。 上から目線が微塵もないところが偉い。本作はラノベでありメタラノベだ。 そして、それ以上にやはり筒井SFだった。ウブメ効果。 | ||||
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あの筒井氏が、ラノベを意識して書いたというこの作品。いとうのいぢ氏の美少女のカラーイラストが幾つも入っていること、登場人物がみな美少女、イケメンなこと、読み始めて3割ほどで美少女による手コキ射精が4回もあること、相手が未来人だとわかっても全然驚かず、そういうのを楽しみにしている設定なこと、主人公たちが滅茶苦茶強いこと、これらはもしかして全部ラノベのフォーマットなのかなと思いました。だが、ラノベかどうかということがどうでもよくなるくらい、非常に楽しい作品です。 筒井氏の作品らしく、後輩の塩崎相手や、校内でのドタバタもあり楽しく、猟奇的な行動もあり驚愕したり、一方で、未来の戦闘シーンの馬鹿馬鹿しさには笑ってしまいます。 筒井氏のジュブナイル小説「時をかける少女」「わたしのグランパ」「愛のひだりがわ」よりも、もっとライトな読み物ですが、筒井氏らしい作品であるのは確かです。 | ||||
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高校生になった娘に、そろそろ筒井巨匠の本を紹介しようかな、どれにしようかな、と思い、表紙の絵が可愛かった本書にしようかと思い、自身まだ未読だった為、早速拝読。先に目を通して良かったです。娘に渡していたら、二度と口をきいてくれなくなったかもしれません。大人が一人で楽しむには最高です。後輩が書く「詩」を読んでは電車内で声を押し殺して笑い、「あの」シーンの描写は自宅で声をあげて大笑いでした。終盤の環境・文明論には肯かされ、80年代ハリウッド名作映画ばりのラストに、続きが読みたい!と、早速オーバーステップ購入準備です。 | ||||
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ライトノベルでも 巨匠が書くとこうなるんだと感心するやら ビアンカに恋心持っちゃうやら まんまとはめられました 全く 悠々と瑞々しく買いたのは 時をかける少女の作者と言われつつけることに対する 皮肉もあるのかなあと思いました ←そんなことはないな | ||||
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この人がラノベを書いた、という事で興味をひかれて読んでみました。 序盤は少し「ハズレかな」と思いながら、とりあえず最後まで読もうと読み進めましたが、これはこれで面白かったです。 何より70代のおじいちゃんがこんな下世話でくだらなくて面白い物を書くなんて、という驚きが強かったです。 時間を置いてまた読み返したらまた違う感想を抱くかもですが、総じて面白かったです。 | ||||
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いいんじゃないでしょうか、面白ければなんだって。ただ、二度読もうって気にはなれないですね。 いとうのいぢさんをイラストレーターとして選んだのは、これはアレなんでしょう、涼宮ハルヒの憂鬱との対比のためだとか。 まぁ、それにしても80歳近い老人が美少女を魅力的に描写できるって事実自体が、よくわかりません。当人には欲求は未だあるのかないのか。 なくてもどう言う物かは当然わかってるでしょうけど、欲求がなければ書く意欲が湧かないだろうと。じゃああるのか、それでかなり邪な内容になっていますけど、一冊書くには書いたが、飽きたからもうやめますって事なんでしょうか?分かりません。 | ||||
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人類の叡智に対する楽観主義を体現したビアンカ。 その彼女ですら、大ネズミの繁殖を予期できなかった。 この小説は楽観主義への警鐘であり、メタラノベとしてしか読み解けない読者を同時に嘲笑う。 | ||||
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筒城さんのビアンカ・オーバーステップを読んだあとで筒井さんのビアンカ・オーバースタディを読みました。 1/3読んでぶははと笑い、2/3読んでぶひひと笑い、3/3読んでむふふと笑える安定の筒井作品です。 オーバースタディを読んで意外だったのは、オーバーステップで描かれた未来と違うことです。 オーバーステップの未来はオーバースタディで未来を知ったビアンカが奮闘努力の末にかえた未来かも。 してみると、ビアンカはまだまだ大活躍するのでしょう。 そういえば筒井さん。オーバーステップの帯でなんか唆してました(笑) | ||||
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筒井康隆がライトノベルというものをどのように見ているか分かりますね。 そういう読み方をすると楽しいです。 | ||||
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題名の通り文庫版には筒井康隆先生のあとがきがありません。 他の方が言っている「太田が悪い」は、あとがきに書いてあるため文庫ではわかりません。 つまり太田が悪い。 | ||||
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本書は筒井康隆の作品を読んだことがない昨今のラノベ信者達にこそ、ぜひ読んでほしい。 そしてその人らが筒井康隆作品に興味を抱くきっかけになれば、それは作者の思惑通りであり、ざまぁみやがれである。 それ以外の人が本書を読む場合は覚悟してほしい。予想以上につまらない。 ラノベやSFのテンプレートが最後まで続くだけ。 そこに筒井康隆独特の下品な世界観が入り込み、なんとなく大人向けになっているだけ。 筒井康隆信者は、メタラノベだとか計算された文章だとか、やたらと聞こえがいいことを言っている。気持ち悪い。 こいつらは何が書いてあっても褒める。気持ち悪い。 とにかく普通過ぎる展開が最後の一行まで続く。気持ち悪い。 文庫版にはあとがきが掲載されていない。 これは編集の太田が悪い。 | ||||
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筒井康隆先生×いとうのいぢ先生のコラボって時点で(色んな意味で)ヤバイメージビデオでしたが...予想通りどころか,凡ゆる意味で【領域】を超えちゃっていてヤバかったです(←)wwwBiancaちゃんは何となく“ハルヒ”っぽいキャラですが,理科室でクラスメートの♂のアレを“実験”に使うとか,アニメ化なんて絶対に出来ないと思いました!でも,こーゆー実験は“筒井先生のお父様の母校”では普通に行われてそうですし,哲学的な要素もあって良作だと思いました♪ | ||||
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発送も早くて良かったです。今後もまた利用する機会があればよろしくお願いします。 | ||||
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ビアンカの言葉(わたしはちっちゃなころから、宇宙人だの未来人だのが、わたしの前にあらわれてくれることを待ち望んでいたような気がするの)を読んで、のいぢのイラストをみて、これは涼宮ハルヒのパロディじゃないかと思った。3つの章がほぼ同じ記述で繰り返して始まるのは、いうまでもなくエンドレスエイトのスタイルだ。決定的にちがうのは、ハルヒ本が従来のラノベの世界観から一歩も踏み出さない性について、ビアンカは大胆不敵に境界をこえていく。まあ自分でセックスするわけではないが、男子高校生のオナニーのサポートはするし、もうバージンをなくしてるらしい準主役の女子高生はヤクザのキンタマを愛のコリーダ並みに切り取る。筒井さんはこれをラノベのふりをして書いているが、じっさいには形式を借りているだけで、ラノベではない。純粋な筒井精子文学ですよ。 | ||||
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まず表紙を見て笑った。筒井康隆に萌えイラストが付くとこんなに破壊力が出るものなのか。 次に目次を見て、またげらげら笑う。これで十分もとはとれる。 さて内容だが、たしかに無数に出てくるスペルマは実りのないラノベの暗喩として読むことができる。また、美少女を目の前にして触るどころか、服を脱がしもしない未来人は、ラノベ読者の揶揄として読むこともできる。 が、あとがきをみて唸った、これはメタラノベとしての読み方ができますと書いてあるのだ。 あの筒井康隆が、あとがきとはいえ、そう簡単に手の内を明かすであろうか? これは、賢しらにメタラノベ批評をするアマゾンレビューをみて、「やーい、ひっかかったひっかかった、けけけけ」と嗤うための罠ではなかろうか? ならば、この作品は書評空間をも内包する、メタメタ構造になる ただし、この解釈でよいかも解らない、この辺の座りの悪さが筒井作品の魅力であり、大田が悪いところだ(もちろん、この場合編集者が大田でない可能性も考慮に入れなくてはならない) | ||||
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「シナリオ・時をかける少女」と最近のラノベ(涼宮ハルヒの憂鬱とか)を足してそのまま出しちゃった感じです。 ええ、いつもの筒井先生ですが、この御歳でこれを飄々と書いてしまうことに感動を覚えます。 | ||||
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ライトノベルと言うカテゴリに挑戦した著者の意図を考える. 挿絵にもラノベでお馴染みの絵師を起用している辺り歩み寄りを感じさせる. 内容に関しても,ラノベの流れを骨子としていると思えるが,やはり筒井さんの本だと感じされる部分が多い. 小説は多くの場合フィクションなのだと言う事を考えるとどこまでやっても良いわけなのだが, その辺りも絶妙に心得ていると感じさせられる. この作品を書き上げた後,同様のコンセプトの作品が出るのであれば読んでみたいと感じさせられた. | ||||
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筒井先生がラノベ?? ちょっとびっくりしたのが本音でした。 こわごわ読みましたが、結局はいつもの筒井先生のノリ。^^; それでも、いつもよりは控え目かな。 表紙が可愛らしすぎて内容とのギャップに笑いました。 | ||||
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