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大聖堂は大騒ぎ
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大聖堂は大騒ぎの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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1945年に発表されたクリスピンの第二作。時節柄、スパイの話も関わってくるが、トリックは立派な本格風。クリスピンの持ち味であるウィットも遺憾なく発揮されており、事件そのものの面白さとも相俟って、引きずられるように読み進めてしまった。しかし、これまで訳されなかった理由も明らかで、無理なストーリー展開には醒めてしまう。意外に暴力的で陰惨なところも重い。 筋書きそのものはこうだ。代理のオルガン奏者としてフェンに呼び出された作曲家ヴィントナーは、デパートや列車内で次々と危険な目に遭う。どうやら、オルガン奏者が来ることを望まない者がいるらしい。しかも、到着早々に前任のオルガン奏者は毒殺されてしまう。さらに聖歌隊長が墓碑に押し潰されて圧死するという事件が発生し…。 部分部分は面白いのだが、決して評価できる作品ではないように思う。やはり若書きゆえの粗さなのだろうか。 | ||||
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