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(短編集)
田村はまだか
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田村はまだかの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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タイトルだけは秀逸。昔「一杯のかけそば」と言う小説がブームになり、この話で日本国民全員泣いた、みたいなことが言われました。私は「こんな話で泣くわけ?」と思ったのを思い出しました。 大体30年近くも前の話を昨日見たかのように覚えていることに不自然さ極まりないです。 それに、人間が感動すると言うのは、もっと奥の深い事象だと思います。 | ||||
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本当に受賞作品なんですか? まるで『内輪の飲み会ばなし』を本にしただけ。面白味が全くない。 | ||||
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全然面白くない。どかかでこの本を知って賞を取っているから面白いだろうと勝手に決めつけて買ってしまったが、あまりのつまらなさに途中で読了を断念した。その後ここで感想を読み納得。最後は斜め読みで終わりにした。 刺激も感動もない。だらだらつまらない話を延々と聞かされる、堪えられない。実際の自分の友人や知り合いの話の方がまだマシだ。この話を面白く読めるのは余程自分の人生が退屈だった人ではないだろうかと疑ってしまう。 登場人物が結局はいろいろなところでつながっていると言う隠し味もあるのだが、なにせエピソードそのものがつまらない。 作者には悪いが全くおススメできない本だ。いつかブレークスルーを期待します。 | ||||
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大ドンデンもないし、小説として読む価値が・・・・ 作者の言わんとする事がわかりません。 短編沢山収録されてますが、つまらなくて途中でやめました。 | ||||
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盆の休みの中、某web サイトでクラス会に関連する小説が幾つか紹介されているのを見た。それに 乗せられて当アマゾンにて1円出品されていた(但し送料で257円も徴収される!)本作を購入した 次第。 札幌薄野のとあるバーを舞台に小学校のクラス会メンバーが集う。田村なる貧困且つ問題家庭で 育ったクラスメートを道化回しの要に据えつつバーテン含め参加者各人のエピソードが次々と開陳さ れる。一種の合一主義めいた物語展開形式であり、アンデルセンの『絵の無い絵本』、阿刀田高の 『街の観覧車』、はたまた映画『巴里の空の下セーヌは流れる』を想わせぬでもない。内容は普通の 人々の他愛も無い一断面が連なって開示されるが只の四方山話の集積である。表現に女性作家 がオヤジの実態を良く掴んでいると感じさせられる箇所はあるが極く少ない。そしてそれが格段に 優れた観察眼かと問われればそうではないと答えるレベルである。誰だって分かっていることを女 性が言葉にして記述しただけであるから。 何か取って付けた様な構成に対して最初から違和感を拭えぬまま、田村がいつ出現するのか の期待感の元に半ば無理矢理読み進める羽目になる。この小説構成即ち読み手の引っ張り方 はもうサスペンスと言う他はない。 各人の、40歳にしてこの程度の社会体験或いは考察の程度しか為し得ぬのが市井の普通 の人々の姿なのか、ちょっと皆子供っぽ過ぎるのではないかと疑問に思うのだが、これは飽く まで私の個人的な感想である。 文学の香りも無く、物語展開の底の浅さも相まって、新幹線に飛び乗る前にさっと買い求めて 車内で暇潰しするには、数日で中身を忘れ去ることも出来て好適ではないか? | ||||
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帯の煽り文句はとりあえず無視したとしても、これはひどい。 なぜ皆が田村を待つのか全くわからない。 田村を待つ皆のエピソードについても共感もできなければ、全く何かを感じることもできなかったし。 久しぶりに買って損をしたと思う作品でした。 ソッコーブック○フに叩き売りました。(10円でした) | ||||
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全く楽しめなかったです。 地元の新聞や週刊文春の書評で絶賛されていたので期待していたのですが、何が面白いのか分からないまま読み終えてしまいました。 セリフや描写の一つ一つにセンスが感じられないし、それぞれのエピソードはどれもヤマなし、オチなし、意味なし、といった感じでした。 特に、隣に住んでいる女子高生のブログを毎日チェックする男の話は、気持ち悪いとしか思えないのに、いい話のように描く神経が理解できないです。 途中で何度も読むのを止めたくなりましたが、せっかくお金を出して買ったんだから、という理由だけで読みきりました。 | ||||
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好レビューには、「完成度が高い」等々、美辞麗句が並びますが、私は最初の一ページからこの小説に入っていけませんでした。 日本語がおかしい。そのせいか、どの視点から小説が語られているのか判然とせず、いらいらする。かんたんな日本語ばかりなのに、読むのがしんどかったです。 話に入っていけないと、店のマスターがなぜ自分の店の名前を気に食わないのか、とか、マスターは客のフルネームを全部知っているものか?とか、「かのじょ」がひらがなで書かれる違和感とか、そういう粗ばかりが目についてしまいました。 第一章だけでギブアップです。 | ||||
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厳しい言い方ですが、「賞」というものの「いいかげんさ」 と作者には気の毒ですが、賞が「作者の実力」と無関係な事 がわかる一冊です。それと、どなたかも書いていましたが、 帯の売り言葉にはだまされないように! とにかく、つまんないです。 | ||||
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ん〜。みんながレビューしている通り。帯の文句に過度な期待をして読んでしまった。納得できる人は納得して満足するかもしれませんが、私的には、いささか微妙な結末でした。各メンバーの話も納得できる話もあれば、微妙な話もあり、個人的には、100点満点中38点ってところです。(;_;) | ||||
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日常のたんたんとした事を描いてる作品です。最後には凄い展開が待ってるのかと期待しながら読み続けたのですが...... 週刊新潮、本の雑誌で話題と帯に書いてますが、理解不可能です。 | ||||
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20数年ぶりに再開する友人が、トラブルがあったとは言え、この本の登場人物達は 延々と、それこそ何時間も待ち続ける。まずこの設定があり得ないと思う。 それと、おそらく第一話の短編を無理に長編にしてしまってるのだろうと容易に 推測出来る少々無理な展開、終わらせ方。特に終わらせ方については、最初から 構想があればこんな変な終わり方にならないはず。 読んでいて腹が立ちました。 | ||||
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吉川英治文学新人賞受賞作とあったから読んでみましたが、つまらなくてびっくりしました。 この内容で? 新鮮さも意外さもあまり感じられない。なんかぐだぐだに伸ばした感じ。 こういう本が評価されるって。。小説ファンとしてはがっかり。 | ||||
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同窓会の二次会に参加した数名が流れ込んだスナックの一場面からこの物語は始まります。その中の一人であるはずの「田村」が、なかなか姿を現さない。そこから各人各様の話に繋がっていくのですが、転校を繰り返した私のような人間にとって同窓会など何の関心も持てないし、仮に興味を持てたとしても、この作品に展開される様なストーリー様を書こうとも思わないでしょう。女性特有の感性なのかも知れませんが私には何ら共鳴するものが無い作品。賞を受賞した作品という事で期待はしてましたがこの作品の何処をどう評価したのか全く理解できません。まあ、同窓会大好きという人なら良いのかも知れませんがそうでない人にはお勧め出来ません。敢えて小説を書き上げたという作者の努力に星一つあげたいと思います。 | ||||
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おもしろいタイトルですよね。 丙午生まれ。 まさに私ですので 最初 ほぉぉ♪と読み進めてましたが、 ダルイかったです。 なんだかなぁ〜〜 文章わかりにくいんだ。 田村が書ききれてないので どうしても会いたい!感じがわからんし。 イメージできないもんから大半を占める登場人物たちの回想も...どうでもエエ感じでした。 え?何で二瓶が 読み終えて。『ふーん... で?』 以上 私の感想でした。すみません | ||||
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レビューでの評価が高く、帯の文句もカバー裏の文句もすごい。 いったいどれほどのものかと楽しみに読んだが、 正直言って私にはこの小説のよさがわからなかった。 ありきたりな話ばっかりで、 重松清の線を狙ったが、中途半端に終わったとしか見えなかった。 「薄い」シゲマツ物という印象。 巻末にある解説での大家4人のほめ言葉にもまったく賛同できない。 評判の表紙の絵も、関西人の私には、ホームレス中学生でおなじみの「麒麟」の田村にしか見えなかった。 読後、まじまじと見たが、 「これが麒麟の田村で、内容が吉本芸人の話のほうが・・・」と思ったのも事実である。 | ||||
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ススキノの片隅のあまりぱっとしないカウンターバー「チャオ」に高校のクラス会の流れで男3人、女2人が飲んでいる、卒業以来28年ぶりというからそれぞれ40歳前後、マスター花輪春彦は47歳それとなくはやした無精ひげが似合う苦みばしったいい男、客はこの5人だけ、時刻はそろそろ深夜12時で、クラス会には出席できなかった田村を待っているというまるで一幕物の芝居のようなシチュエーションでこの洒落れた小説は始まります。 それぞれ家庭があったり、独身であったり、離婚していたりとそれなりの人生を経てきた年齢、まだまだという若さ自慢も、いやいやもう年だねという老け自慢もともに似つかわしい年頃です。酔いがまわるにしたがって小学校から一緒だった彼らの思い出が語られ始めます。先ずはまだ到着していない田村にかかわる思い出話が語られ始めます。母子家庭で小学生の頃から孤高で存在感があったという田村は、クラスでやはり周囲と打ち解けることができない女の子が「どうせ死ぬんだ」といって泣き伏した時に「どうせ死ぬから、今、生きているんじゃないか」と哲学的なセリフを言って皆をびっくりさせ、なお泣きじゃくる女の子に好きだよといいます。読み進むとこの二人は結婚したことがわかります。 それを契機にマスターを含めた6人はそれぞれこれまでに出会った人とのほろ苦い体験を語ったり、あるいは皆にはきかせられない密かな思い出に一人浸るのですが、それはどこかで田村や田村がいた時間とつながっています。そして思い出の主人公が変る度に、誰かがそれにしても「田村はまだか」といって舞台はまた夜更けのバーのカウンターに戻ってくるのです。 そして一渡り全員のエピソードが語られてもまだ田村は現れず、ここで最終章に引き継がれるのですが、残念ながら帯に書いてある慟哭のラストなんて感じではなくやや同級生同士の懐かしい昔話交歓で終わってしまって惜しいなと思いました。 | ||||
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