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22年目の告白-私が殺人犯です-
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22年目の告白-私が殺人犯です-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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2012年に公開され、話題を呼んだ韓国のサスペンス映画『』! そして今年、そのリメイクとして公開され、観客動員数180万人、興行収入24億円(注:8月1日時点)で上半期の邦画実写No.1の大ヒットとなった映画『』〈監督:入江悠、主演:藤原竜也〉! 本書は『22年目の告白』のノベライズである。 文藝志望でいつか自身の手で素晴らしい文藝作品を世に送り出したいと願う編集者・川北未南子だったが、彼女の勤める帝談社の方針により日々売れるために有名人の話題性を扱ったタレント本に対応する毎日に嫌気が差していた。そんななか、彼女の元に一人の男が現れ、原稿を手渡される。それは未解決のまま時効となった22年前に起こった『東京連続絞殺事件』に関するものだった。その原稿を執筆した人物こそが事件の当事者であり、実行犯であった曾根崎雅人(演:)だった。 その曾根崎が時効を盾に自分が事件の犯人である事を名乗りあげ、告白本を出版し、マスメディアを始めとする世間の注目を浴びる事となったのだが…。 まず、本書の装丁がなんと劇中の焦点となる出版本と全く同じというのがシャレがきいてて面白い。 本書が本編と異なる大きな点は、本編には登場しなかった曾根崎の担当編集者・川北未南子の視点から物語が描かれている事だ。彼女が本書の狂言回し的な役割となっており、物語自体はほぼ本編通りに踏襲されているので肝心なところのネタバレを気にする方は必ず映画を見てから読まれる事をオススメする。 本作では22年前の殺人事件の舞台となった1995年が焦点となっているのだが、本編ではの事しか触れておらず、当時、それ以上に世間を賑わせたやオウム真理教に関するニュースは全く語られていなかったので当時を知る者としては違和感があったのだが、本書では一応地下鉄サリン事件についても扱っているのだ(そもそも劇中の『東京連続絞殺事件』が発生した時期が1995年1月から4月といえば、まさに1月の阪神大震災から3月に発生した地下鉄サリン事件に至るまで最も世相を賑わせていたピンポイントの時期だ。だからそれを逆手に取って本来なら解決できた事件が当時の事情から大勢の捜査員を動員できずに少数精鋭で当たる事になり、事件解決に至らなかったという設定にすれば信憑性も増して面白くなったと思ったものだが…)。 曾根崎と並ぶ本編のもう一人の主役である牧村航刑事(演:)(22年前の殺人事件で妹の里香(演:)と先輩刑事の滝幸宏(演:)を失っている)や未南子の行きつけの書店員で事件の被害者遺族である岸美晴(演:)、同じく復讐を目論む暴力団組長の尼郷源二(演:)、今回の一連の報道に真っ向から切り込む切れ味鋭い舌鋒に定評のある報道番組の人気キャスター・仙堂俊雄(演:)……など未南子側以外の登場人物に関してはほぼ本編を忠実に踏襲している。 本編では、藤原竜也さん演じる曾根崎がいくつなのか一切触れられる事はなく(明らかにされず)、観ていて違和感があったのだが、本書では曾根崎が44歳と名言されているのだが、それにしても35歳の藤原竜也が演じるには若すぎると思ったし、イケメンで実年齢に相応な役者が演じるとすれば47歳のさんが適役だったように思います(元のオリジナル版で犯人を演じた氏と顔が似ているし)。 私自身、本編の方にはあまり好意的ではなく、元のオリジナル作品を知っている身としては大体の予想はつきましたが、それでも中盤までは面白く観れました。中盤である真相が明らかにされて(ソコも予定調和ですが)これからどうなるんだと期待を寄せましたが、後半観ていくうちに次第にイヤな展開が頭をよぎってまさか自分が思っているような展開にならないだろうなと危惧しましたが、案の定、思ったとおりの展開になってしまって残念に思いました。 元の作品はどんでん返しによりカタルシスを得る内容となっているのですが、本作でも同様のどんでん返しを用意していたのにある人物の立ち位置を変えてしまっているために法的にどうにもならなくてもその人物の立場なら結構なダメージを与えているだろうと思うのでカタルシスを得ることができず、これによって物語としての面白味が大幅に半減しました。 ただ、先にも述べたように本書は未南子の視点で描かれた物語なので本編を観た読者にも楽しめるような作りとなっております。 未南子の上司である編集長の石黒は徹底して売り上げのために中身よりも話題性を重視し、そのためどれほど非難を浴びようが構わない考えである事に対して、後輩の渡部は編集者としての矜持が保たれているところに人物配置のバランスがとれていて面白い。 曾根崎の担当をする事になった未南子だが、不本意ながらも大ベストセラーを生み出すも本人的にはどこか忸怩たる思いがきちんと描かれており、中盤である真相が明らかにされると本来なら未南子の立場からすればショックを受けるところが、本人的には自分の心のどこかで願っていた展開になって安堵を覚えたところに未南子の人柄が描かれていてよかったし、牧村刑事が読書好きという設定が物語のある重要な真相の裏付けを補足するために取って付けた設定かなと思っていたが、ラストの意外な展開に伏線として利いていて、本編とは少し異なるラストだが、個人的には本書のラストがきちんと全てを集約されていてよかったと思います。 | ||||
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こういう系を読み慣れてる人は途中で真相に気付いちゃうと思います。あとラストに近付くにつれ色々がばがばでライトノベルかよ……という気持ちになります。真相を語る時のどやぁ感が凄くて陳腐です。 | ||||
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美品でした。 とても良い作品でした。ラスト良かったです。 ありがとうございました。 | ||||
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韓国でドラマ化されたものを映画化、さらに書籍に・・・と言うので、どんな感じかなと思って読みました。 ストーリーは面白かったのですが、一部時系列が変で校閲ミスではないかな?と感じてしまいました。 映画化されたものを後から読むのは、やはり想像力が薄れてしまうので星2つ。でも、これは私自身の責任なので、単純にミステリー・推理ものとして読むと面白いと思います。 | ||||
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映画が面白かったと聞いたので期待していましたが、終わり方が綺麗すぎてちょっと物足りなかったです。 前半の話が繋がるまでのドキドキ感は良かったです。 映画も見てみたくなりました。 | ||||
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映画はまだ観ていませんが、この本を読んで、どうして曾根崎役が藤原竜也さんなのかがよく解りました。 彼の演技力あってこその映画なのだろうなあ、と。 整形についてはまあ、そんなに目立つ人物の過去がいくら調べても謎だということは、つまりはその人物の過去は存在しないのではないかとの予想は出来たのですが、途中までは正体の見当がつきませんでした。 | ||||
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平易な文章で書かれていて読みやすいのですが、文章力に難がある印象です。 まるで箇条書きのように事実を淡々と書き連ねているような表現が目立ち、読んでいても気になってしょうがなかったです。登場人物の心の動きが唐突だったりして、不自然に思うところもたくさんありました。 また、登場人物のとってつけたようなキャラクターも違和感があり。今時30歳になったからと言って結婚諦めますかね。初婚の平均年齢が30歳を超えている時代に。本の虫で、年下のイケメン好き(イケメン目的にバーに通うほど)で…っていう性格もなんか変、と思いました。(現実にはそういう人もいるでしょうが) 真犯人の動機は無理やりだなぁ思いましたが、どんでん返しのストーリー自体はおもしろいと思います。 とにかく文章に違和感があり、サクサク読めないところが残念でした。 | ||||
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どんでん返しが数々あり、読み応えアリです! 読みやすいので次々読んでしまいました。 | ||||
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ドンデン返しの推奨本の1冊になるのでは? とにかく読みやすくて引き込まれました。 鳥肌は立つし涙は出るし、感情移入できます。 ただ、未南子はいいとこ取りでムカつきます。 葛藤があったにせよ、単なるイケメン好きの 偽善者ですね。同僚と友人が最終的には 許すというのことが解せない。つまり嫌いなキャラです。 | ||||
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私は小説版を先に読み、映画版を観ました。 映画版からの最も大きな違いは「川北未南子」という人物を主人公にしている点です。この人物の目線を中心にすることで映画版では描ききれなかった各登場人物の人物像をより掘り下げたり、物語の展開として強引だった部分に上手く説得力を持たせています。 映画版になくて小説版に登場するキーワードの一つが「読書」です。このキーワードが映画版よりももっとこの物語を深みのあるものにしています。映画版も公開されている中で、あえてこの小説版を手に取る人の多くはきっと読書好きでしょう。小説版オリジナルの要素としてはぴったりだと思います。 「映画を小説にする」という意味では非常に良くできていると思います。ただ、そういった事情抜きに一つのミステリーとして読むと、登場人物の少なさからオチが読めるし、映画版でものすごく強引なところは小説版でも限界があったのか未熟な感じはあります。 個人的には両方楽しむつもりなら先に映画版の方が良いと思います。映画版で俳優さんの演技や、急展開する話を堪能した後に小説版で一つ一つのシーンをじっくり味わうのがいいのではないでしょうか。逆パターンだった私は映画版がすごくあっさりしてるような印象で微妙に感じてしまいました・・・ | ||||
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文章自体は読みやすいけど…… 文章も単調でテンポがいい?ってよりはむしろ時系列に淡々と書き連なってる感じがしてあんまり読み応えがいなって私は思っちゃいました。 ただ、読み手をあっ!と思わせるようなどんでん返しなどのネタは面白いからもっと成熟した文章だったらもっと素晴らしかったかも。 映画は見てないからなんとも言えないけど、私は買って損したなって思いました。 | ||||
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大変読みやすいし展開もサクサクしている。しかし脚本ありきで書いてるからか、作者そのものの内側からほとばしるようなものは感じない。だから、いろんなキャラがでてくるけどどの人にも共感できないのが残念。 濡場がないので中学生くらいからの子供にもすすめられる。むしろ若い人用? | ||||
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映画も観たが、犯人の動機には納得できない点が一つあった。国際政治ジャーナリストとして取材中反政府勢力に捕らえられ、友人のロシア人ジャーナリストが自分の見ている前で残虐な仕方で殺害されたことがトラウマとなり、それを消すために帰国後五件の絞殺事件を家族が見ている前で決行する。自分と同じ体験を遺族にさせることで自分のトラウマは消えるのか?原作を読むが、同じ感想を持った。確かによく書かれている。ストーリーは衝撃的だ。映画も抜群に面白かった。が、動機への不満は残る。この作品の醍醐味は、22年前妹と尊敬する先輩刑事を犯人に殺害された刑事の執拗な追跡と実に巧妙な作戦の展開がスリル満点に描かれていることにある。それを読み味わうだけでも一読の価値はある。映画とこの本を勧めたい。 | ||||
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日本の映画のみならず、韓国の「殺人の告白」の原作であるかのように売っている最低最悪な本。 紛らわしいことこの上ない。 これを読んで、22年目の告白を見たミーハーどもを騙すのには成功しているが、「殺人の告白」を見ている映画通は騙されないぞ。 潔くパクリノベライズだと宣伝しろ | ||||
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映画も面白いが小説も面白い。ノベライズは映画と同じ内容なことが多いがこれは違う。映画の面白さをさらに強化している。ノベライズの見本であり、今後このようなノベライズが増えてくれることを願う。 | ||||
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面白かった◎ けど、序盤から中間くらいまでの 『絶世の超絶イケメンサイコパス』←な空気感がものすごく魅力的だったので ('ºωº`)正直、真犯人が『アレ』だったのわまだ良いとして 『 整形』←して、あの姿だったってのが ちょっと何回読み直しても はああ?(๑ ˙൧̑ ˙ ๑)?w って、しらけた。 だって立ち位置的に整形なんかしなくても 元々『あの事件』で全く表に出てない人間なのに、わざわざ整形する意味が、無理やり過ぎると想う。 そんなにブサイクだったってことか?ww 『注目』を集めるために必要だったと言うなら より、『天然スーパーイケメン設定』で よくないか?? 何か、『整形』だったってのが すごい、消化不良。 逆にリアリティがなさすぎて、失笑。 いっそ、ホンマモンのイケメンサイコパス設定で 悪魔のよーな狂気を書ききった方が、文学的に面白かったよーな気がする。 『傷だらけの可哀想な真実』←わ 確かに感動同情して、読んでて 苦しくなったけど、 そーゆーお涙ちょうだいモノ←。を 期待してわいなかったから。 あと、主人公のミナコの友人と部下の2人も『誤解だったんんだね\(^o^)/』的に最後、仲直りに戻ってきてたけど あれもおかしくないか? だって、『結果的』に『たまたま違った』だけであって、出版の時点でわ、 200% ミナコわ 殺人犯の手記←を自覚して 編集してたよな? つまり、殺人犯の手記を出版する人間なんだけど、それわ、突っ込まれてないのが、謎。 まぁ、テンポよくサクッと読めて面白い部類のストーリーだけど くどいよーだが スーパー天然イケメンサイコパス設定の狂気を カリスマ設定で貫いて書いて欲しかった。 蛇足だが 『真犯人』のがどうでも良すぎて 『空気』化してたのが、残念。 序盤のワクワクする引き込まれ方から考えると 別の本を読んでるレベルに どんどん尻すぼみした感じ。 音楽用語に例えると デクレッシェンドでどんどん音が小さく(=魔法が溶けたよーな)チープさで終わる 終わってしまった感MAX。 小説版しか見てないけど 脳内で藤原竜也の『あの演技』で再生されてたから、とりあえず 満腹だけどね | ||||
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全く知識が無いままに読んでしまった世間知らずです。 まさか、映画のための宣伝小説だとは・・・。 一番大事な設定であるはずの時効の廃止を適当にして しまう荒業に呆れてしまいました。 日本の殺人事件の時効廃止が変更されたのかと思って しまったほどです。 丁度同じ時期に中核派の活動家が逮捕されたのは タイミング的に最悪だったでしょうね(笑) これは例えば人を殺しても殺人として起訴されない、 なんて無理な設定も可能になってしまうわけです。 ですから、この作品は初めから反則というわけでして。 韓国の作品を下敷きにしているようですが、日本では はじめから無理な設定を無理やりにやってしまったと いうことです。 根本がダメなのですからリアリティもなにもありません。 映画は見ていませんが、よくもこんな設定にしたと 驚きと世間を舐めた製作者に脱帽です。 | ||||
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かつて5人の命を残忍な方法で奪い、時効成立後に告白本を出版し事件の真相を国民に伝える異常な犯人。 そんな犯人に肉親や愛人、同僚を殺された遺族が復讐を企てる。 かなり現実離れした設定であるが、もしこんなことがあったらどうなってしまうのか、という想像力を掻き立てられるものがあり、一気に読了した。 映画は観ていないが、サスペンス小説として楽しむことができた。 もっとも、後半になると、どんでん返しの設定がかなり強引であり、少し興醒めした。 これは、この作品の登場人物があまりにも少ないことが主因。 推理小説やサスペンスを読みなれている読者であれば、ある程度犯人の目途や真相について予想がつくものであるが、そこをもう一段仕掛けがあって裏切ってくれる作品が強く印象に残るものであると思うが、本作品は登場人物の少なさで全くこの楽しみが無かった点が唯一残念である。 | ||||
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映画に興味を持ったので購入しました。映画は観ていないので、違いなどは分かりません。 お話はすごく引き込まれました。これからどうなっていくのか……キャラクターの行く末などが気になり、一気に読み進んでしまいました。 オチはちょっと以外……というか勢いが落ちた感じがしましたが、納得いくものでした。 残念だったのが……私が合わなかっただけかも知れませんが、あまり文章力のある作家ではないのかなと感じたところです。 読みやすいのですが、ライトノベルのように感じてしまい、全体的に軽く思えました。 ですが構成力や勢いはさすがプロ作家。映画に興味を持たれた方は読まれても良いかと思います。 | ||||
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映画公開日まで待てなかったため小説を購入しました。 凄い読みやすくて、すらすら読むことができました! ただ、映画ではこの小説の主人公?の未南子がいなくて残念です。 エピローグの映像化を楽しみにしていたんですが…。映画にはなくて、残念でした。 正直、映画よりも小説のストーリーの方が良かったです。 | ||||
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