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龍は眠る
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龍は眠るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 81~100 5/6ページ
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時代劇ものも素晴らしいですが、この人の書く『少年』の描写は特筆すべきものがあると思います。自分の能力に苦悩しながら、生きていく少年と青年2人の苦しみを『大人の』目線で見る男性の対比。大好きな作品のひとつです。 | ||||
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僕が宮部さんの作品を読んだのはこれが初めてだったんですが、とにかく読みやすく、展開がさらなる展開を呼んで、もう一気に読んでしまいましたね。高坂という大人の男性を主体にする事によって、稲村少年の孤独感や苦悩がありありと伝わってきました。宮部作品を読んだ事がない方、ぜひこの一冊をきっかけにしてみては? | ||||
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「自分は他人の心を読める超能力者だ」という少年・稲垣慎司。彼の能力は本物なのか?そして、謎の脅迫文、謎の電話、誘拐事件・・・幾重にも折り重なった謎が次々と出てきて、何度も迷い、そして裏切られる。長いストーリーではあるが、最初の嵐の晩の描写から始まってずっと続く緊迫感によって中だるみなく一気に読めた。しかも、これだけ多くの謎がひしめき合っていながらそれぞれがしっかりと収束していて、爽やかな後読感に浸れる。「超能力モノ」と聞いて遠慮してしまっていたことを凄く後悔した作品だ。 | ||||
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主人公の雑誌記者高坂昭吾が出会った少年、稲村慎司彼は突然超能力を持ってると言い、偶然遭遇した事件の真相を語った彼は本当に超能力を持っているのか、それとも超能力に憧れている賢い少年なのか。自称超能力者の慎司は超能力の苦悩について語る超能力を持って生きて行く事の大変さ、怖さ。そして昭吾が勤める編集部に次々と届く謎の真っ白な手紙その手紙の真意とは?差出人は?なかなか長い話ですが一気に読めました。最後まで慎司が超能力者なのかそうじゃないのかを決定的に決める事が出来ずに、ただひたすら読んでました。それとこの本は2回目に読む時がまた楽しいと思います。慎司が超能力者なのかそうじゃないのかを知ってから読む時は、慎司と昭吾のやりとりの中で慎司の立場に立った場合の気持ちが良く分かります。そして2回目に読む時はすでに内容を知っているので登場人物達のその時々の考えがまるで"超能力"のようにわかってとても楽しめると思います。 | ||||
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超能力モノ…ときくとちょっと引く人も多いだろう。眉に唾する人もいるかもしれない。でも、この本は是非読んで欲しい。ホンモノの「力」を持ってしまった人間の苦悩、そしてひたむきさに、あなたはきっと涙するだろうから。「わかってよ! わかってあげてよ!」主人公に必要以上に感情移入してしまった私は、作品半ばで声を上げて泣いた。特別な力をいかに使うか。そしてその力を持ったままいかに暮らしてゆくか。凡人である私にはその答えは出せない。だが、もし私が「彼ら」に出会ったときには…よき理解者になりたいと心から思った。そんな作品である。 | ||||
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宮部みゆきが幾度となく書き上げたサイキックの話。特殊能力を持って生まれたのは、自分の意思ではなく、むしろその能力のせいで苦しんでいる人たちを描きだしている。超能力があれば、万事うまく生きていけるとは、世間が許さないのだ。特殊能力を持たないものには、その苦しさがなかなか理解し得ないわけだが、人は脳の半分も使っていないといわれるなか、誰のなかにも潜在的にそういった力(竜)を持っているだろうというのが作者の見解だろう。長編だが、物語に吸い込まれる要素が強いので一気に読みきってしまうだろう。傑作なので、宮部みゆきファンなら是非読んでもらいたい。 | ||||
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宮部作品は他に「魔術はささやく」を読みましたが、本作品と共通して良かったと思われるのが心理描写です。作者は女性であるにも関わらず、主人公(男性)、少年の心理を違和感なく表現していることに深い驚きを覚えます。ただ事件が起こってそれを解決するだけの物語であったらこれほど名作にはなり得なかったでしょう。 | ||||
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数ヶ月に一度は開いてしまいたくなるのが宮部みゆきの作品。 宮部作品に登場する超能力者は皆、正義の味方であることが読者をよりのめりこませているのだと思いますが、それと同時にいくつかの事件を絡ませながら最後には切なくもスムーズに終焉を迎える辺りがさすが、宮部みゆき。なところではないでしょうか? 人が信じきれなくなったとき、誰かに話を聞いてもらいたいときに読んでいただきたいです。 | ||||
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賞を取ったというので、読んでみたが素晴らしい・・・というか、自分が納得出来る話なので、余計のめり込める。超能力を信じる人がこれを読んだら本当にその才能を眠りから起こさせるのではないかと思えてしまう。実際私の能力も起きかけているよう・・・・!?。貴方も読んで、試してみる?超能力に対して冷めた目を持っている人が読んでも面白くないかも。 | ||||
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映画向きの作品。クロスファイアと同様です。超能力がすごく身近に感じられて、それが本筋のサスペンスと見事に融合している筆致は、作者一流の職人芸というべき | ||||
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宮部みゆき作品はどうしてもファンタジーに傾きすぎでラストもしっくり来ないというイメージがあったのですが、これはとてもよい作品でした。超能力を持つ少年の苦悩や、超能力を信じること。超能力というのは本当にあるのではないかと思ってしまう。思わせる。ラストまで一気に読めてしまう作品です。ラストもしっかりと終ってくれたので私的には満足です。 | ||||
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たぶん、今まで読んだ宮部作品の中で、二番目に好きな作品かもしれません(一番は『ステップファザー・ステップ』)。この作品の中で繰り広げられる事件は、良く考えたら、そんなに難しいトリックを使っているわけでもありません。だけど、その事件の真相を、どのように世間に理解させれば良いのか……。普通の人にはない力を持った少年たちが、自分の存在をかけて事件に向き合う。その姿勢に、私はハッとさせられました。彼らの力の前には、普通の人間はこうまでも醜く映るのか……。そう思わずにはいられない作品です。人の中に潜む、利己に彩られた悪。それに、ぜひ向き合ってください。 | ||||
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主人公・慎司のサイキックであることのつらさ、切なさはそのままクロスファイアの主人公につながります。自分のもつ独特な力の意味を、そして自分の存在意義を必死で追求していくんですよね。切ないです。私はサイドネタですが、高坂と七恵の恋のお話が好きです。巡り会うべくして出会った二人。人の心の痛みがわかる優しい人たちですよね。幸せになって欲しいです。 | ||||
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宮部みゆきの作品の中でも、一番好きな作品の1つです。超能力という題材をとてもうまく描いていて、信じる人も信じない人も、違和感無く引き込まれるんじゃないででしょうか。綿密に構築されたストーリーは、飽きることなく一気に最後まで読ませてくれます。そして、これは彼女の他の作品にも言えることだけれど、とても優しい視線で物語が描かれていて、ちょっと切なくてでも暖かい読後感が何とも心地良くて好きです。ミステリー好きな人は勿論、そうでない人にもお薦め。 | ||||
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読み終わるとまず一言おもしろかったぁ. . .と言ってしまう。そんな本です私は宮部さんの本に魅せられてから宮部さんの本を読みあさっていますが私の中では一番です最後が火曜サスペンスと変わらない?宮部さんは人物のパーソナリティや特徴を捉えるのがすごく上手です宮部さんの本は、終わりが問題なのでは無く人物の揺れ動く感情の中にある“もの”が大事なんだと思いますそれをどれだけ感じることができるか。私の永遠の目標ですね | ||||
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確かに最高におもしろいです。展開が緻密で、あきさせません。主人公が考えていることがコロコロ変わって出来事に翻弄されて戸惑うっていうところもうまく書けている。また、下調べをきちんとやっているという感じがします。「ああ、実際にもこうなんだろうな」と思わせる部分が多々あります。作者はとても真面目な人なんですね。ただ、惜しいのはまったく普通のエンディングになってしまっているところです。すごくアブノーマルで危険な感じ、現実を突き崩される感じ、そういった中盤までのドキドキ感が終盤になって一気にしぼみます。「それは『火曜サスベンス劇場』とどう違うんだ?」と思わず突っ込みたくなります。作品性とか、作者の個性といったものについてこの作者の人はあまり考えないんですね。あまりにもエンターテインメントに徹しているというか。まとまりすぎていて自分としては窮屈な印象を受けます。これがこの作者本来のキャラなのかどうかは知りたいところですが。 | ||||
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本当に超能力者なのか?緻密に練り上げられた嘘なのか?雑誌記者の高坂昭吾とともに読者も迷う。そして、誘拐事件。どうして誘拐されるのか?読者は、また高坂とともに迷うことになる。宮部みゆきの物語は、きちんと読者に満足感を与えてくれる。お勧めの一冊である。 | ||||
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普段は全く本を読まない私だったが宮部みゆきの短編小説を読んではじめて本が面白いと思った。宮部みゆきの長編小説を初めて読んだんだけどすごい!最初の雨の印象的なシーンがよく描写されている。細かなことがすべて書かれてて言うことなし。今では作者の大ファンになったのもこの小説のおかげ。そして、主人公の優しさに惚れた。登場人物それぞれが葛藤を抱えててそれがうまく現れている。謎の暴き方もなるほど!って感じで最高のミステリー。もうこれ以上はもったいないから言えない!絶対読むべし! | ||||
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超常能力者(超能力者)になりたいと通常のわれわれなら思ってしまいますが、この本を読むと超能力者の苦労について考えさせられてしまいます。嵐の晩におこった出来事から物語が思わぬ方向に展開していって、一気に読んでしまいました. | ||||
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