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信長の二十四時間
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信長の二十四時間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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ラストがあまりに酷すぎました。ここまで嫌いになれる本も珍しいです。 他の方もおっしゃっていますが作者は単に信長が嫌いなだけでは? 人物描写が多いのですが、裏返せば感情の描写が多いということです。立場もあまりに偏っています。 この内容で「信長」の名前を冠さないでいただきたい。 星はつけなければならないので1ですが、なくしてもいいくらいです。 | ||||
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全く読んでて面白みもくそもない本だなぁとおもった。 だらだら感が凄い。 すぐに眠くなる。 他の戦国時代の背景の小説ではさくさく読めるのに。 あまりおすすめしません。 | ||||
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信長好きの人にとっては、ラストの信長に対するこき下ろし方はあまりに酷いです。日本史上最強の武将を、フィクションとはいえここまで侮辱する描き方は初めて見ました。信長好きの人にとっては、非常に後味の悪いラストになると思います。彼の幼少から死ぬまでの性格や実績に鑑みると、あのような醜態を晒すことはあり得ないと思います。 ラストに至るまでの描写がそれなりに説得力があり面白いので、星1つではなく2つにしました。 ラストのほか、大きな疑問点がいくつかあります(ネタバレの可能性があるのでご注意ください)。 1.天下統一後の構想(しかも極めて危険)を信長がペラペラと話すはずがない。まだ統一には毛利、島津、上杉等数々の敵を倒さねばならない状況で、味方をも一気に敵に回す構想を不用意にペラペラしゃべったり、そのことで信忠と言い争うということはあり得ない。百害あって一利なしである。仮にその構想が本当だとしても、天下統一後に(あるいはもっと直前に)実施すればよいこと。なお、この小説が述べる信長の天下統一後の構想はあまり説得力がないと思う。織田家の存続が第一目標で、旧い体制の朝廷との合体を最重視したことは疑問。織田家の存続が第一なら副将軍になっても良かったのではないか?あるいは尾張一国平定した時点で守りに入ればよかったのではないか?なぜ織田家を危険に晒してまで天下統一事業を進めたのか? 2.安土において、信長は、反応次第で家康を殺すかどうか決めようとしているが、二人しかいない状況で家康の反応に依存する必要はない。殺すつもりなら、家康が例え完全に恭順の意を示したとしても殺せばよい。死人に口なしで、「家康が謀反を起こそうとした」とあとで言えばよいだけ。しかも後になって「やはり殺す」と言うのは、事の重大性に鑑みてあり得ないようないい加減さ。(逆に言うと、歴史上信長がこの時点で家康を殺さなかったということは、信長に(少なくとも安土招聘時点で)家康を殺すつもりがなかったことの証明になるということか?殺すつもりならこの時が千載一遇のチャンス) 3.官兵衛が対毛利の最前線を抜けることができたのか?戦目付がいる中、そんなことをすればすぐに大きな問題になったのではないか? 4.光秀に謀反のつもりがなかったのであれば、本能寺から山崎の合戦までになぜそのことを一言も主張しなかったのか。「自分は主殺しなど一切していない」との主張が全くなかった理由が描かれていない。光秀も家臣も全く言わなかった理由は何か?本当に謀反をしていなければ、全力で反論するはず。ということは、やはり光秀が本当に謀反をしたことの裏返しではないか?秀吉がもみ消したというかもしれないが、あの時点あるいはその後で秀吉に敵対した武将(家康や勝家)が秀吉の謀略だったと主張することもできたはず。そうすると秀吉の正統性は大きく揺らぐか崩れる。実際にはそのような話は全くない。最後の方は作者もだいぶ端折っている。 5.最後に秀吉が紹巴の脅しに屈した理由がよくわからない。あんなことを言えば、却って秀吉はその人物とともに伊賀を滅ぼそうとしたのではないか?既に大きく踏み出しているのだから、むしろ全力で(当該人物とともに)殺すのが理屈に適うのではないか。 その他にもいくつか疑問点がありますが、要するに作者は信長が大嫌いなのではないでしょうか。最後のシーンを描くためにこの本を書いたとも思えます。ただし、信長が、天下統一後に家康や秀吉をどう扱っただろうか?という点は想像力を掻き立てられました。彼らを殺した可能性は十分あったか?知事・代官という形で用いたか?それとも東アジア征服のために引き続き重用したか? | ||||
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この作品は面白いです。私も一日で読んでしまいました。 特に、最後で信長が「すまん」と謝るシーンは興奮しました。 ただ、「陰陽寮」から始まった富樫林太郎のファン。 一時、本を読む暇が無かったため疎遠になっていましたが、彼の文章は私のこころを掴んで離さなかったのです。 陰陽師のブームで一般中高生にも名前が広がり、「腐りゆく天使」という名作を生み出された夢枕獏先生。「清明。」という陰陽師ジャンルの金字塔、私のこころを骨の髄 まで啜った記憶は新しい(高校時代に五回読み返した)加門七海先生。エッセイ、マジ興奮します(オバケが「オバケだよっ」って言うアレ)。そして、最も荒っぽい文章で 堅苦しくとっつきにくい、だけど魅力的なストーリーであった富樫先生。 三人の先生は、私があまり本を読まなくなった昨今に、私のテンプルをぶち抜いた作家様です。 特に、富樫林太郎先生は飛ぶ鳥を落とす勢いでなんか有名になりました。 これから話すことはいい訳でも、保身でもない、先生への気持ちです。 「マジ、堂島物語が神過ぎて評価できねーよ!」 | ||||
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