■スポンサードリンク


(中編集)

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編の評価: 4.49/5点 レビュー 65件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.49pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 21~40 2/3ページ
No.37:
(4pt)

息子が読みたいと買いました

中一の息子に買ってほしいと言われ買いました。私も以前に読みましたが、面白かったとのこと。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.36:
(5pt)

名画「ショーシャンクの空に」原作収録

「刑務所のリタ・ヘイワース」は映画「ショーシャンクの
空に」の原作だ。
映画から入ったので、原作でがっかりしないかと少し心配
していたのだが、そんな心配は無用だったことを知る。
レッドが日常を記録しているこの作品は、しばし私たちにも
語りかける。「おたくらも聞いたことがあるだろう?」と。
そして私たちは事実であったかのように錯覚することができる。

キングの小説は初めてだが、こんなにも人間をうまく描ける
人だったのか、なんでもっと昔から読んでいなかったのかと
悔やまれる。その手法で話に奥行、広がりが出るのである。

映画を見た人ならわかるであろう、あの最後のシーン。
きっちりと描かれているのでご安心を。
すがすがしい感動をくれる読後感である。

「ゴールデンボーイ」は初めの数行を読んだ感想と、
そのあとにじわじわと日常が狂っていく怖さのギャップ
が凄い。三分の二がこの作品に割り当てられているのだが、
一気読みしてしまう。
トッドと老人ドゥサンダーの交流を描いているのだが、
この交流は決して互いを尊重しあうものではない。
むしろ、お互いを損なっていく。それも絶望的に。

「リタ・ヘイワース」とは全く違うキングが読める。
それにしても、希望と死、対局にあるテーマを見事に
描いている1冊だった。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.35:
(5pt)

傑作

Sキングはスプラッタホラーよりこういう話の方がずっと面白いね
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.34:
(5pt)

素晴らしい

「刑務所のリタ・ヘイワース」
最後まで希望を捨てなかった男の物語。最後は感動した。

「ゴールデンボーイ」
少年がある老人と関わっていくことで徐々に恐ろしい人間になっていく様子が描かれる物語。長いが最後まで救いはなく、人間の怖さをリアルに描いている。

どちらもおすすめです。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.33:
(5pt)

ナンバーワン

ショーシャンクの本が最初に入っているので僕のバイブル級に愛読しております。 英語の原本と対比しながら読み比べています。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.32:
(4pt)

怖かった

久々に読みました、スティーヴン・キング氏。
「刑務所のリタ・ヘイワース」は、映画「ショーシャンクの空に」の原作です。
映画も良かったけれど、原作も良いですね。
「ゴールデンボーイ」はどんな作品か知らず、手さぐりで読み始めました。
どこへ行くんだ?と思いましたが、変な方へ向って行きます。
最後は・・・
副題 ”転落の夏” その通りかもしれません。
怖かった。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.31:
(5pt)

報われない

少年も老人も可愛そうだと思われる内容だった。
でも、そこがやけに心に残る。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.30:
(5pt)

「ショーシャンクの空に」もとい「刑務所のリタ・ヘイワース」だけでも読む価値がある

「ショーシャンクの空に」もとい「刑務所のリタ・ヘイワース」だけでも読む価値がある.

これは映画も良かったし,原作もとても良い.

英語の勉強にと思って,ペーパーバックスを買ったら,映画のイメージで売る感じの表紙だったし,もともと原タイトルは
「Rita Hayworth and Shawshank Redemption」
となっている.
「Shawshank Redemption」(映画タイトルはこれだけになっている)は「ショーシャンクの贖い」というよりは,主人公は金融マンであることから「ショーシャンクの償還」とでもいうか,抵当に入れた財産の取り戻し、受け戻しというような意味で,「つけの精算」とでも訳すのもありかと思う.

「ショーシャンクの空に」は原題とは異なるが,良いネーミングだと思う.

「刑務所のリタ・ヘイワース」ではなく,「ショーシャンクの空に」にして,単行本のタイトル自体も 「ショーシャンクの空に」にするなり,これだけ独立して売り出せば結構売れたのではないかと思っている.

ただ,読書感想文用の本としてセレクトされるかというとなかなか微妙だ.

シスターズとの争いや,刑務所を舞台とした汚職のシーンは,やや過激だし,主人公が自由が自由をつかむが,それは脱獄という犯罪でもあるので,あまり手放しでは,中高生の手前,褒めることができない.

もちろんいい大人が自分の判断として,正義の執行がされ,その裏には気の遠くなる努力と強い意志の維持がなされ,同じような立場なら同じようなことが自分にできるだろうかと自問自答しながら読み,自分も与えれたステージで頑張ろうという元気をもらえるという点から評価するのは問題ないと思うし,非常に勇気づけられる小説だと思う.
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.29:
(4pt)

キング本が少ないので

『ショーシャンクの空へ』の原作が読みたくて購入、満足しています。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.28:
(5pt)

映画を先に見ていても楽しめる。

「ショーシャンクの空に」は幾度も見た映画です。
今回初めて原作「刑務所のリタ・ヘイワーズ」を読み、映画の編集の巧みに舌を巻き、
小説で細部を知り、納得しました。
映画との大きな違いは脱獄を決行したときのポスターはリタ・ヘイワーズから何代か目の
リンダ・ロンシュタットだったことでしょうか。

「ゴールデンボーイ」は人間の闇を巧みに描いた秀作で、キングという作家を意識しました。
キングの凄いところは「これは実話に基づいています。」と記したら、
信じてしまう「嘘のない小説」に仕上がっていることでしょうか。
本作は「恐怖の四季」という中編小説の春と夏ですが、刑務所のリタ・ヘイワーズのデュフレーンが
ゴールデンボーイに登場したり、スタンド・バイ・ミーにショーシャンク刑務所が出てきたりします。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.27:
(4pt)

wombat

友達に紹介され読みましたが、文章が引き込まれますね。今、舞台でもやっていますね。映画もありましたね。今、この本は外国にいる息子の
ところにあります。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.26:
(4pt)

完璧な「ヘイワース」と救いのない「ゴールデンボーイ」

本書は中篇集「恐怖の四季」前半部で、春編「刑務所のリタ・ヘイワース」と夏編「ゴールデンボーイ」の2作品を収める。
 「刑務所のリタ・ヘイワース」は、ショーシャンク刑務所にとらわれた終身刑囚エディの自由を求める長くヒロイックな戦いの顛末を、別の終身刑の囚人が一人称で語る物語。

 ほぼ完璧な出来。これだけ面白くて、その上ほころびがない作品を軽々と作るキングの構成力、造り込みの上手さは驚異的だ。プロットのすべての設定・展開が伏線になっているし、オチも効果的に決まっている。
 途中までこのタイトルは変だ、別のタイトルにすべきだ思いながら読んでいたが、終盤に至ってきれいに騙されていたことがわかった。
 ジャック・フィニィがよく似た設定のファンタジー短篇を書いている。この作品はフィニィへのオマージュではないかと思った。

 「ゴールデンボーイ」は中盤まで、正真正銘のスリラーだ、気色悪いが傑作、と思いながら読んだが、中盤以降は陳腐なサイコスリラーになってしまったのが残念。伏線が効いていないし、展開は強引で無理が目立つ。

 典型的なアメリカ人の快活な少年、トッドが近所に隠れ住むナチスの年老いた逃亡戦犯を発見し、直接会いに行って動かぬ証拠をつきつけるという奇怪な導入部、その後に続く二人の神経戦はスリルがあって非常にいいし、奇妙な交流を続けるうち、二人が徐々に狂気の淵に沈んでいくという展開も素晴らしいのだが・・・。

 キングのホラーやスリラーは救いのない結末が多く、読後感があまりよくない。本作も救いのない終わり方だ。登場人物の中でいちばん救われているのはナチスの逃亡戦犯、デンカー老人(強制収容所所長)ではないかと思ってしまう。
 ただ、デンカー老人が例の人間油脂石鹸、人間皮革ランプシェードを否定していないのは疑問。あれは“戦場の都市伝説”だとある本で読んだが(ウィキにもそう出ている)、キングはなぜ否定しなかったのか。

 トッド少年は私に三島由紀夫や酒鬼薔薇聖斗を思い起こさせる。
 ユダヤ人虐殺の事実を知ってショックを受けたトッドは“病気”を発症し、時間の経過とともに加虐性衝動がどんどん拡大する。ぽつんぽつんと浮浪者を殺すことでガス抜きをはかるが、エネルギーの肥大進行は止まらない。大量殺人の欲望を抑えきれなくなって実行に走り、破滅してしまう。まさに三島であり酒鬼薔薇ではないだろうか。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.25:
(5pt)

キョーレツ!( ̄□ ̄;)

…凄い。 ちょっと凄かった。 ナチスのグロ怖さに少なからず漫画的に興味深々 好奇心 怖いもの見たさで 近づいた主人公トッドと同じくらいの 軽ぅい気持ちで それこそ 『ワクワクしながら』読んだんですが… …怖い!( ̄□ ̄;) 本当にこゆ恐怖が 一番怖い!! ナチスに異常な興味を持つトッド← 彼わ決して狂ってなどなく、現実に 世界中に同じくらいのモチベーションでナチスに怖いもの見たさの好奇心を持つ人間わ作中トッドが触れるように、死ぬほど刊行された関連本からも予測されます 狂気ホラー キチ○イ地獄絵図な 信じらんない恐ろしい『行為』を世界的にも歴史的にもあんなに堂々とあんなに有名にあんなに派手にやったのわ後にも先にもナチスヒトラーだけで。 その半端ないホラーぶりが今の世でわ『ホラー映画の中の作り事』的なリアリティない感覚で。 『それ』がどれだけ タブーか どれだけ『異常事態』だったか どれだけ『近寄っちゃ危ないか』 トッドも私たちも 本当の意味の 間合いの計り方を 知りません それが 怖い 本当に怖かった。 こんな怖い本 読んだことないってくらい ナチスホロコースト やっぱり 絶対軽い気持ち好奇心で近づいてわいけない 特に怖いのが アウシュビッツの詳細 『え? 何をしてたって?』 それを知ったとき 私たちわ 頭痛と吐き気 激しいショック そして 聞いたことも見たこともない有り得ない その狂気の 記録を 本気で怖がりながらも 『…もっと詳しく知りたいかも』 などと思ってしまう好奇心のカタマリだと思います でも 絶対近づいてわならないジャンルな気がしました ナチスわ… ちょっと まともな人間のまともな精神で太刀打ち出来る『娯楽』でわないとおもう トッドの転落が 悔やまれますが 最高の小説ですね
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.24:
(4pt)

やはりキングは秀逸。

2つのお話が楽しめるこの作品。
『刑務所のリタ・ヘイワース』があの名作と知らずに読んで
途中まで「キングってショーシャンク好きだなぁ」と
間抜けな感想を抱いておりました。

だから?かな?
映画より面白く、読み応えありました。
何より、主人公、あんなにかっこよかったっけ!?
映画では、もう少し若い設定だったように
思いますが
本は、なんというか、いかにもな格好良さではなく
もう少し人間性の魅力が深く感じられました。


もう1本、『ゴールデンボーイ』は
キングの本領発揮、という感じです。
ナチ戦犯とアメリカ少年の不気味な交流、
やがて少年の人生が大きく変わり‥
という内容ですが
もう、胸くそわるくなることこの上なく。
そこが、キングの真骨頂だと思うのですが
ほんとに、人間の悪という部分を描くのが、うまいです。

そして、こんなに醜悪であり
残酷、なのに、そうなってしまった
人間の苦しさや哀しさも感じたり‥。

愚かさや残酷さから人間を描く作家としては
やはり一流だと、実感させられた一冊です。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.23:
(5pt)

怖さ、心地よさ

「刑務所のリタ・ヘイワース(映画邦題「ショーシャンクの空に」)」、「ゴールデンボーイ」共に適度な長さでだれる事も無く、楽しく読み進める事ができた。共に映画化されていますが、今となっては映画を先に見たほうが満足度が高いと考える。小説を基準に考えると映像化にあわせ改変された部分が癪に触る、話が見えなくなる等不満が出易い為。

恐怖の四季、と言う事である種のホラーに分類されるのかもしれないが(勿論キング氏がモダンホラーの旗手だという事もある)、人物や背景の描写が素敵なのでホラーは苦手だが1950〜1970の米国の雰囲気を感じたい人にもお勧めする。

刑務所のリタ・ヘイワースはどうしても映画と比べてしまうが、こちらの方が映像化に伴う説明的な部分が無いだけ、より自由を感じられる。

ゴールデンボーイは、昔、「本当に怖いのはお化けではなく人間だ、と誰かが言ったが、それを実感できた。そういう怖さがある。話としての終わり方、小説としての閉じ方から、読後感としてはあまり良くないという人もいるかとは思うが。

恐怖の四季は春夏編と秋冬編に切られているので、こちらだけ読むと「希望はいいものだ」から「コノ最終的解決ハ ハナハダ遺憾ナリ」へ、花瓶を机から落としたような気がする。秋冬編も同時に購入する事をお勧めする。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.22:
(5pt)

最高に良い作品

春夏秋冬4編の作品からなるキングの傑作です。
春夏の刑務所のリタ・ヘイワース。映画「ショーシャンクの空に」を観てとても感動し原作を読みたいと思い購入しました。映画「ショーシャンクの空に」も最高の作品ですが、このキングの原作は同等またはそれ以上に素晴らしい作品です。苦しい人生の中で小さな幸せを見つけたり、小さな希望のあかりを消えることなく灯し続ける。普通では出来ないことです。でもこれが出来たアンディーに読者は崇拝の気持ちと感動を覚えるのです。
ゴールデンボーイ、これもショッキングな作品でした。人間の危なさが描かれています。映画も観たのですが、原作には及びませんでした。
キングは人物や情景、心理の描写がすごい。まるで最高の俳優の演じる映画を観ているような感覚にとらわれます。
ホラーは苦手なのでもっとこういう普通のちょっとだけスパイスの効いた作品を書いて欲しいです。
最高に良い作品です。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.21:
(4pt)

みなさん、映画に影響受けてレビュー書いてないですか?

刑務所のリタ・ヘイワースのレビューです。
私はまだ映画を観ていません。
どうやって避けれてきたのか、自分でもわからないのですが、
あの超名作とされる映画をまだ観ていないのです。
ほのぼのとする話、泣ける話、希望にあふれた話と書いてらっしゃる方ばかりですが、
99%地獄の話ですよ、これ。甘っちょろい作品ではないです。
希望と絶望は表裏という怖い話です。
是非、映画を観てみようと思います。
おそらく、希望に満ちあふれた作品になっているのではないかとおもいますが。
きちんと本だけのレビューを書いていただきたいものです。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.20:
(5pt)

希望と絶望

前々から読みたかった「刑務所のリタ・ヘイワース」とあるビジネス書に主人公の用意周到と不屈の精神を書いてある本だと紹介してあった。実際、彼は冤罪で刑務所に入れられても希望を捨てなかった。
ゴールデンボーイはその続きで読んだが、主人公が興味本位で老人の過去を暴いて話を聞いている内に…。背筋が薄ら寒くなるような話だ。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.19:
(5pt)

怖い!!

2編のうち『リタ・ヘイワース』はどっちかというとほのぼの系ですが
『ゴールデンボーイ』の方はこれは本当に怖いです!
それほど長くないのに読み終わったあとの虚脱感がすごい
さすがスティーブン・キングです
ところで作者が違うのですが、全く同じタイトルでゲイ探偵の本が図書館にありました
作者が違うことに気づかないで読んでいて、びっくりしました!(笑)
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X
No.18:
(5pt)

キングはやっぱり巧い。

今更ですが、かの傑作「ショーシャンクの空に」の原作はやっぱ読んどかなきゃなーと思い手に取りました。キングのストーリーテラーの巧みさは周知の事実ですが、それは単に"読ませる作家"というだけではなく、物語に応じて、その物語が求める最適な声で話す事ができるという事なんだと改めてその才能に頷かされました。独自の文体を持つ事ばかりに気をとられてる最近の作家と違って、キングはあらゆる物語の引き出しを持っていてそれに応じた言葉を幾通りにも使い分ける。だからこそこの本でも「刑務所のリタヘイワース」で泣いた後に「ゴールデンボーイ」でゾクリとさせられる。巧いなぁーと思います。軽い気持ちで手にとったのに、ちゃんと物語に巻き込んでもらえました。とはいえ、私のお気に入りはやっぱり映画びいきもあってリタヘイワース。映画は映像で魅せ、本は言葉で魅せる。「―忘れちゃいけないよ、レッド。希望はいいものだ、多分何よりもいいものだ、そして、いいものはけっして死なない。」本書を読んでこの台詞に泣けない人はいないはずです。
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)より
410219312X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!