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ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編
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ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 1~20 1/3ページ
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数十年前に人に勧めて貸したまま無くなってしまっていた本(多分無くしたのは現夫)。 「刑務所のリタ・ヘイワース」をまた読みたくて再び購入。 まだ売っていて良かった。 今読むと(映画化されたときに映画を観ながら小説を思っていたのと逆に)映画のシーンが思い浮かんで、映画も観たくなってきた。 希望を持つのは怖いけれど、勇気を振り絞って希望を拾いあげてみようか…と思える本。 十代だった当時は、ゴールデンボーイの方が文庫のタイトルなのが不服だと感じていた記憶があり、全然ピンときていなかったが、今はゴールデンボーイもずっしりくる。 まだ売っていて良かった。 | ||||
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出品者の評価どおりの良い商品でした。 | ||||
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積読チャンネルに、登録しました | ||||
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読みたいから注文しました。 それだけです。 | ||||
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中古だけど状態がキレイでした。 | ||||
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映画『ショーシャンクの空へ』の原作である『刑務所のリタ・ヘイワース』と『ゴールデンボーイ』が収録されている。 刑務所のリタ・ヘイワースは、題名どおり数奇な運命に翻弄され刑務所に送られた有能な公認会計士の話。 ゴールデンボーイは、サイコパスの少年が潜伏している元ナチス将校に出会い転落してゆく物語。 刑務所のリタ・ヘイワースは、素晴らしい逆転と反抗の物語だったが、ショーシャンクの空への改変は安っぽく、ハリウッドらしい拝金主義にウンザリする。映画を褒める人は多いが、元々は素晴らしい内容だったものを改悪している。 ゴールデンボーイは、三人称でフラットな心理劇風と思った。対し、刑務所のリタ・ヘイワースではレッドの昔語りで、一人称語りの枠物語構造を持つ。 個人的印象としては、刑務所のリタ・ヘイワースが断然よかった。レッドは、まるでモーガン・フリーマンをモデルにしたような造形だが、原作は名が示す通り赤毛。 | ||||
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スティーブン・キングを読みたいなら、これは外さないので、購入をお勧めします! 二篇とも素晴らしい中編小説です。 | ||||
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ゴールデンボーイ 悪魔への道は後天的か先天的か、やはり嘘から始まる、昔の人はよく言ったものです。わずかばかりの勇気としつこさが犯罪への入り口 バレていく過程が面白い 刑務所のリタヘイワース 映画ショーシャンクの空にの原作だから、映画のシーンを思い出しながら読んだ 両方とも良くできてる。訳をされた浅倉久志さん、素晴らしい文章で読みやすかったです。 ゴールデンボーイも映画を見てみたい | ||||
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読むのは初めてかもしれないスティーブンキング。 「刑務所のリタヘイワース」はショーシャンクの印象が強すぎて、読みながら映画のシーンが 浮かんでいた。映画の方が良かった印象だが、先に本を読んでいたらまた印象が違うのだろう。 私は「ゴールデンボーイ」の方が心に残った。 ナチに興味を持った少年が、当時の収容所の元司令官を見つけ、密告をちらつかせながら、 当時の虐殺状況を詳細に聞いていく。そしてどんどん感化され、自らも浮浪者数名を殺したり、 徐々にモンスターになっていく恐ろしい物語。 今の視点から見れば、ナチのユダヤ人大量虐殺など悪魔の所業にしか思えないが、 実は現代人にもその環境があれば、同じ行動をとる危険性があるというのが 作者の思いなのだろう。 その元司令官も少年に話すことで、昔を思い出したのか精神に異常をきたしたのか、 浮浪者を殺害しては自宅の地下室に埋めていた。 収容所を経験したユダヤ人の男がいう 「自分の妻が死に、娘たちが死に、友人たちが死ぬのをこの目で見てきた男に、 その上また背骨を折らせ、下半身付随のまま一生を送らせるというのは、一体 どういう種類の神様だろう。神様なんかいない、そういうことだ。」p436 「ひょっとすると、我々の戦慄や恐怖の一部は、ある一組の適当なーいや、不適当なー 状況がそろえば、我々自身もすすんでそうした施設を作り、そこに人員を置くだろうという ひそかな認識からきているかもしれない。」p535 ラストで、少年モンスター、トッドは「俺は世界の王様だ!」と叫ぶ。 ある成績優秀なアメリカ少年が、狂人に至る。 | ||||
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映画「ショーシャンクの空に」の原作を読みたくて購入。アンディーが金縁眼鏡の小男だったり、所長が何人も変わったり、37万ドルの入手方法が異なったりと細部の違いは様々あるが、大筋は同じ。レッド(アイルランドの白人)の刑務所の説明やアンディの心理の推測など多くの語りから、映画で描き切れない部分を知ることができ 映画ファンにお薦め。また、原作との違いから映画製作者たちの工夫(アンディーの性格描写にレコード音楽を流す場面を創作する等)も伺え大変興味深い。勿論、原作の良さもあるが、映画をより劇的に感動的ラストに繋げようとする努力が数多く見られ、比較するのも楽しい。 | ||||
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1作品目は映画化もされているので有名でしょう。 ただし、邦題は原題とは関係のないものとなっております。 無実の罪で30年にもわたり投獄されていた男の脱獄劇です。 どうやら男は「ある目的のため」に本来は冤罪なのが判明しても あえて刑務所に入れられていたようですが。 映画化されたものを見た人は一部が違うことに気が付くことでしょう。 ただし、おおむねその通りのテイストです。 そして表題作は「興味本位」が招いた悲劇でしょう。 少年の無邪気さ、無鉄砲さが招いた悲劇。 なぜかって?彼があえて訪ねた老人はかつてナチスでユダヤ人を大量虐殺し 身分を偽って身を潜めて生きてきた「お尋ね者」だから。 たとえ身を隠していても彼の持つ「邪悪さ」は消え去っていませんでした。 やがてどうでもいい人間に手をかけていきます。 そして少年も、深入りしすぎたために破滅を迎えます。 あるものの出会いがだんだんと、彼を侵食するわけですが… 表題作はおっかねぇです。 読む際にはお気をつけて。 背筋が寒くなりますよ。 | ||||
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タイトルの「ゴールデンボーイ」も面白かったのですが、「刑務所のリタ・ヘイワース」が感動的でした。無実の罪で刑務所に入れられた真面目な銀行員の根気と、彼を見守る友人である囚人の友情が胸を打ちました。映画にもなったのでご存じの方も多いと思います。爽やかな読後感で、読んでよかった一冊でした。 | ||||
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何十年と読んでいます。刑務所のリタヘイワース、とは打って変わり空恐ろしいゴールデボーイ。転落の夏に季節感なんてあったものじゃない。ふと原題を調べてみたら大変な事実を発見。これは師匠と弟子の関係、それによる優等生という意味であると…背筋がゾッとしました。 知的好奇心旺盛な優等生のトッドは、あの古書に記されたナチス・ドイツの虐殺された人の数を見た時に世界が変わってしまったんだと思うし、まだ子供のトッド少年には荷が重過ぎた…。 トッド少年と老人デンカーは悪夢を共有し合う関係になります。少年の出現により良く眠れるようになったデンカーと、成績がガタ落ちになったトッド。決別しようと試みてもすでに精神の修復は不可能。このツケを払えず最後には精神崩壊で幕を閉じます。 終わり方の翻訳には二つあるそうです。トッドは警察に捕まったのか射殺されたのか。子供への配慮とも取れる前者の解釈を私は好みますが、どの道先は無いのです。温度感さえ感じられなかったこの話ですが、最後のシーンでは生温かくもヒンヤリした風が少しだけ吹いた気がしました。ゴールデンボーイという邦題も恐ろしい。 | ||||
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いい | ||||
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うらとら商会様より購入させて頂きました。 「昭和63年3月初版。帯付き。経年劣化による背・小口ヤケや汚れなどがあり」との事でしたが、思ってた以上に綺麗でした。表紙にちゃんとパラフィン紙(グラシン紙?)でカバーして頂けて嬉しいです。古い本ですがちゃんと管理された良い本でした。ブック●オフの様に小口を研磨したりしていないのも高評価です。 この本は、1994年公開の映画「ショーシャンクの空に」の原作である「刑務所のリタ・ヘイワース」と、1998年ブライアン・シンガー監督で映画化された「ゴールデンボーイ」の原作の2編で構成されています。 著者が言ってるように、他のスティーブンキング作品と比べてホラー要素が薄い作品ですが、どちらも傑作であります。内容に関しては今更ですし、野暮なので割愛させて頂きます。 | ||||
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「刑務所のリター・ヘイワース」 映画「ショーシャンクの空に」の原作です。正直言って、原作より映画のほうが有名です。 スティーブン・キングの小説の映画化は、評判のよいのと悪いのとがありますが、これは「映画の評判が極めて良い」ものです。その理由は、おそらく原作が簡潔で、だれもが納得できるものだからでしょう。映画の方が原作よりむしろ「あざとい」と言えます。読後感がよく、だれにでも進められる小説です。 「ゴールデンボーイ」 原題は “Apt Pupil” で直訳すれば「優等生」です。優等生であったトッド少年は「悪魔」の秘密を暴くうちに無意識に魅了され、自分も「悪魔」と化す。表向きは、新聞に写真が載るような「優等生」のままで。 この小説の真意は「世間から過度に期待されている人」はしばしばその重圧に耐えかねて「とんでもないことをやらかす」ということではないでしょうか。トッド少年の両親は高学歴で収入もよく、その「期待と愛情」を一身に受けて育った彼は「もっと親に期待されよう」とがんばります。ところが、彼には両親には言えないある「秘密」があった。それは、人を殺すことへの異常なほどの興味。 彼は自分の欲望を満足させるために、デンカーとう偽名で近所に潜んでいる元ナチスの将校ドゥーサンダーの身元をあばき、誰にも言わない代わりに「強制収容所」の状況を話すように「恐喝」します。 はじめはいやいや応じていたドゥーサンダーであったが、しだいに彼の中で眠っていた「悪魔」が目を覚まします。トッド少年は「悪魔」に魅了され、なんと自分も「悪魔」になる。言葉は言葉だけにとどまらず、二人は「別々に」浮浪者狩りをするようになります。 また少年は射撃部に所属し、弾丸を込めてない銃でハイウエーのドライバーを「狙撃」するという「危ない遊び」でストレスを発散させます。 やがて、デンカーの正体がばれ、トッドにも警察の手が迫ってきた。間の悪いことに、トッドとドゥーサンダーの関係を知っているスクールカウンセラーが家にやってくる。怒りに震えるトッドがとった行動とは! こちらも映画化されていると聞きましたが、相当マイルドに「修正」されているようです。小説は万人向きとはいいがたい。しかし、「人間の恐ろしさ」に興味のある人なら一読をお勧めします。 | ||||
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一話目の「刑務所のリタヘイワース」が、映画『ショーシャンクの空に』の原作になります。 ちなみに、「恐怖の四季」という、中編四部作の春編が、「ショーシャンク」の原作。秋編があの有名な「スタンドバイミー」。夏編の「ゴールデンボーイ」も、ブラッド レンフロ主演で映画化されてます。 よく言われることですが、間違いなく、映画で見るより、原作を読んだ方がおもしろいです。 中編作品なので、普段本を読まない人にもおススメです。 そして、これだけは言いたい。 小説と映画ではエンディングが少し違います。 小説は、読後の余韻を堪能できましたが、映画では余韻を堪能する暇がありません。(小説にないシーンが追加されています。) この余韻は、映画より先に原作を読んだ人だけが味わえる読後感なのです。 | ||||
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「ショーシャンクの空に」の原作。 語り口が舌に脂がのりにのっているという具合にヌルヌル読める上に面白い。 読ませる文だけでなく構成もやばい(語彙力) 地の文が名言の宝庫になっている。 少ない時間にちょっとした感動をどうぞ 「ゴールデンボーイ」 冗長(褒め言葉) | ||||
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2編で構成されてます。最初の「刑務所のリタ・ヘイワース」はなんかこのストーリー知ってるなと思いながら読んでいたんですが「映画のショーシャンクの空に」の話でした。「ゴールデンボーイ」は最後に衝撃が!時間を忘れさせてくれるのにちょうどいい小説です。 | ||||
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装丁というか表紙デザインが以前と変わっていますが寧ろこちらがいいかな? 内容はキングでも『シャイニング』に次ぐ面白さ=人がおかしくなっていくディテールが見事です。始めに入ってる『刑務所の...』の方が痛々しいトコがあり、あまり楽しくはありませんが、コレは映画版の方がいいかも。 (ただ『ゴールデンボーイ』の映画版は恐ろしくゴミなのでご注意) | ||||
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