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火車



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【この小説が収録されている参考書籍】
火車 (新潮文庫)

火車の評価: 3.95/5点 レビュー 532件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全382件 41~60 3/20ページ
No.342:
(5pt)

借金地獄の始まり

今の自分とは違う誰かに成り代わるために、身内がいない孤独な女性を殺して、死んだ女性の戸籍やら名前を使って生きていく殺人鬼を追う刑事の物語です。

全くの別人に成り代わる手口もそうですが、女性が人を殺めた理由も現実味を感じて恐怖します。

マイホームを無理なローンを組んで購入した父親に人生を狂わされて借金地獄へと落ちた女性や、そこまで追いやった闇金の執拗な回収が現実に起こりうる印象を与えるからです。

落ちるところまで落ちてしまった人を救う手立ては無いのでしょうか。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
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No.341:
(5pt)

最高傑作

宮部みゆきの最高傑作は『理由』でも『模倣犯』でもなくこれだろう。
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4101369186
No.340:
(5pt)

タイトルと設定の勝利。

とにかく、このタイトルに興味を惹かれる。で、話はカード破産、借金を繰り返しながら行方をくらます女の話。
もうこの時点で読まずにはいられない。
でも確か、映像化にはなっていないと思う。そう、映像化にはしづらいのだ。その女の行方を追う、というのが8割の話だから。映像的にかなり地味になってしまう。

ラストは目に浮かんで、感心した。あぁ、こういう終わり方もあるのか、と。
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No.339:
(5pt)

俳優三浦友和の技を堪能しました

俳優三浦友和の技を堪能しました
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No.338:
(5pt)

引き込まれました

宮部みゆきの世界に引き込まれました。
ストーリーはもちろんですが、ナレーションもよかったです。
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No.337:
(5pt)

是非お読みあれ

面白かったです
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No.336:
(5pt)

聞いた感想

もともとこの作品は知っていたし、作品内容に関してわざわざ褒めることもないと思うけど、それにしても緻密に記述されそしてミステリを仕上げていることには感動できる。
時代背景はかなり前で、個人情報保護がすごく大切感よ。
audibleの聞き物としてですが、正直聞き始め三浦友和さんの声は淡々と、特に序盤はメリハリのない内容が続くこともあり聞きにくいわけではないけど頭に入って来なくて15時間難儀しそうだと懸念をしたのですけど、
ミステリが発動してからはいいですね。
本間さんの視点でやはり淡々と調査し話しそして類推していく感じ、一転してスウッと頭に入って来る聞き物として素晴らしかった。終盤へとどんどん盛り上がっていく中、周りの人々も本間自身も心をざわつかせ展開が加速する感じと、やはり地の文である本間視点の淡々とした記述が遠近法?修辞法?そんな何かにマッチする読み方で、特にラストの章は何度か聞き直してしまう位はまっている感じになっていると思います。
素晴らしい。
主人公視点の独白感の文章は自分みたいなラノベばっか読んでる温い読者にとっても馴染み深いものなのです。
ですが、それが故合わないと相当辛い聞き物になる経験は何度もする中、その意味で無難なラノベではないこの手の作品は結構自分としてはチャレンジではありましたが、やはり素晴らしいものでした。
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No.335:
(4pt)

火車、、、おもしろいが続きが気になる、、、

三浦友和の朗読がよかった。おもしろくて一気に聞いた。しかし、最後はあっけなく、そのあとのストーリーが欲しかった、、、犯行がばれた時の反応が知りたかったしどうやって、殺したのかとかが気になって、、、
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No.334:
(5pt)

ミステリーにハマりそう。

友達に勧められて初めて宮部みゆきさんの小説を読ませていただきました。
手がかりを掴んでいくたびに全く見えてこなかった道が少しずつ見えてくる感覚に襲われ、ページをめくる手が早くなっていきました。
犯人は残虐な殺人を繰り返しているのにもかかわらず、どこか恨めない人のように表現されているのがさすがだなと感じました。
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No.333:
(4pt)

暗いよ。

読むと何だか加害者が気の毒になってきました。自己破産の悲劇はべんきょうになりました。
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No.332:
(5pt)

新城喬子の人物像はあやふやで良い。

その理由は、最終ページにある本間俊介の好奇心と救済の入り混じった数行を読めば分かる。
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No.331:
(4pt)

サスペンス、ひきこまれた。

都知事選があり、候補者の弁護士さんが、この本に登場する弁護士と同じような役割をした、と新聞かTVで報道があり、興味を持ったので購入した。 出来れば映像化したTVのドラマ化ビデオ等が気軽に手に入るとうれしいのだが。
このサスペンスドラマは文字で読むより、映像化された媒体の方が面白いと思うのだが。
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4101369186
No.330:
(5pt)

さすが宮部みゆきと唸る本

宮部みゆきさんの本の中で一番好きです。彼女の頭の良さには脱帽です。
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No.329:
(5pt)

人間観察が深い

知人が絶賛するのを聞いて、20年ほど前の作品だが最近読んでみた。途中からストーリーに引き込まれて止められず、一気に読んでしまった。正にページターナー。
ミステリーとしての秀逸さと同じくらい感銘を受けたのは、人間観察の確かさ。幻の自分像を追い求めて身を亡ぼす人、自らの現実を直視し、人間として「賢く」生きる人。さまざまな登場人物の描写が的確で、深く考えさせられた。過重債務者の大半は、特別にだらしない人間ではないという点が強調されており、自己責任論が行き過ぎた現在読むとハッとさせられる。
以下は印象的だった一節。
>これから先、お前たちが背負って生きぬいてゆく社会には、「本来あるべき自分になれない」「本来持つべきものが持てない」という憤懣を、爆発的に、凶暴な力でもって清算する──という形で犯罪をおかす人間があまたみちあふれることになるだろう、と。<
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No.328:
(5pt)

とても良かったです。

大阪人なので、大阪弁の個所では?というところもありましたが、全体的には良かったと思います。映画の火車と違って朗読なので、端折ることなく原作を聞けたのは良かったです。三浦友和さんが秀逸です。役者さんてすごい!と思いました。
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No.327:
(5pt)

宮部みゆきの技術に感服。

推理小説にあるような序盤の登場人物の誰かが犯人というパターンではなく、探している人は最後の最後までなかなか登場しない。
消えた女性がなぜ消えたか?の問いを見つけたくなり、読むペースが早くなる。宮部みゆきの技術に感服。
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No.326:
(4pt)

一気読みのスピード感

今、流行りのイヤミスのはしりとも言える作品でしょうか。全編に流れるドロドロした気持ち悪さに寝つきが悪くなりますが、読み進まずにおれない筆致は、さすが宮部みゆき、と言う感じですね。金融関係の描写がしつこいと言うコメントも有りますが、あの時代に大問題となったサラ金地獄を炙り出すには必要だと著者は判断し、是非とも書きたかった部分でしょう。加害者が最初から最後まで登場しない(最後のページにチラッとだけ登場)という前代未聞のストーリー展開ですが、そこがまた著者の狙いで読者をどんどん惹きつけます。ただ、住宅ローンを払えず一家離散し、その後も借金取りに追われるという、この小説の最も大事なキーポイントには首を捻ります。住宅ローン実行の際は、土地・家屋に金融機関から抵当権を設定され、返済が滞った時には競売にかけられるので、融資残は相殺され借金は残らない筈ですが?(バブル時に土地評価額以上に貸し付け、不動産価格の下落で金融機関は不良債権を抱えバタバタ潰れた)さらに相手を殺してまで、成りすまそうと冷酷なことを考える加害者が可愛そうだからと言って頭部だけ被害者の母校に埋めるなどとリスキーな行動を取るでしょうか?などの点により星一個減としました。
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4101369186
No.325:
(4pt)

Googlepay残高払いができると良いのですが!

読みたかった本なので夢中になって視聴しました。目が見えにくくなったので耳で読めるとは良いですね。
支払い方法がGooglepay残高支払いでできると良いのですが。
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4101369186
No.324:
(4pt)

声のトーンがわたし好み

三浦友和さんの声のトーンが心地よく
楽しく聴けます。
先の展開が楽しみです。
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4101369186
No.323:
(4pt)

語りも、発音がきれいでわかりやすかった。

車を運転しながら聞きました。
車を運転するのが待ち遠しいほどに、面白かったです。
残念なのは、会費が高いこと。
もっと色々聞きたいけど、商売が上がったりになっちゃうしね。
中身は、星5.会費が高いので、星4としました。
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4101369186

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