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火車



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【この小説が収録されている参考書籍】
火車 (新潮文庫)

火車の評価: 3.95/5点 レビュー 532件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全382件 381~382 20/20ページ
No.2:
(5pt)

1冊で2度おいしい

暇つぶしのために購入したこの「火車」は予想以上に興味深く、一息に読んでしまいました。クレジットカードという今となっては身近で便利な支払手段が私たちの日常に与える影響、それを使う背景が垣間見れる人間心理が緻密に表現され、単なるミステリー小説を超えた、経済、心理小説と言えるのではないでしょうか。自分より負けている仲間をみつけて自分を安心させる・・・。ごく普通の日常の中での女性心理の描写の巧みさにはうなされました。多分女性であれば、ちょっと考えたことがあること、人には言えない心理をつかれてるようでどきっとするかもしれません。一冊でいろんな楽しみ方をしたい人にはおすすめです!
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
4101369186
No.1:
(5pt)

イチオシの本

突然姿を消した女性を探すというありふれた題材のように見えて、奥にあるものは深いと思いました。大きな罪をおかしてるはずの女性をどうしても憎んだり、非難することができず、どうしたら彼女が幸せになれたのか、考えずにはいられませんでした。私は主人公の女性に注目して読んでしまいましたが、物語の中心に大きく横たわる「クレジット(ローン)破産」という観点から読んでも興味深い作品です。宮部みゆきさんに多い超能力・時代ものとは全く異なった作風(テーマ)ですが、私はこの作品が一番好きです。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
4101369186

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