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(短編集)
AX アックス
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AX アックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全240件 121~140 7/12ページ
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マリアビートルを読んでいたので、ちょこちょこ出てくる登場人物に懐かしさも感じました。 読み終えたあと、家族愛にじわっと浸れる気がしました。主人公の恐妻家の行動が、とても共感できるのは何故なのでしょうか? | ||||
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妻への配慮、子の成長を見守る描写に大いに共感しました。日常の裏に非日常あり。誰に知られることもないけれど、お父さんは家族が大好きなんだよ。あらためて家族を大切にし、子の成長を見守れる今に感謝したくなりました。読了後、なんともさわやかな気分になれました。 | ||||
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著者のファンとしては納得の作品だろう。 登場人物も見所の一つだ。 クライマックスがありがちだったのが少し残念だった。 | ||||
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グラスホッパーとマリアビートルに続く殺し屋の物語。 短編集のような構成だなと思っていたら、紙面での短編読み切りを元にいくつかのエピソードを足して一冊の本にしたとのこと。 仕事(人殺し)と日常を家族も交えたユーモア強めでストーリーが進み「こう言うテイストか」と油断していたら割りと早めに急な展開で慌てる。 切ないんだよな。 | ||||
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”蟷螂の斧”。 「カマキリが前あしを上げて、大きな車の進行を止めようとする」がごとく。 超一流の殺し屋は息子が呆れるほどの恐妻家というエンタテインメント。 非日常と日常の真逆なギャップにはすごいエネルギーを感じる。 コミカルに。 ”アンフェア”は人としていけないこと。 フェアな人生を。 身を挺して家族を守り、家族の絆を大切にする心温まる物語。 そして切なく。 | ||||
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どんどん惹き込まれ、気付いた時には止まらなくなっている。マリアビートルがスリリングなエンターテイメントだとすると、本作は心温まるヒューマンドラマだと思います。私は本作を読んでからマリアビートルを読みました。グラスホッパーやマリアビートルを読んでいなくても十分に楽しめる作品だと思います。 | ||||
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グラスホッパー、マリアビートルとは異なり、家族を持つ恐妻家の殺し屋兜が主人公。 兜は普通に会社で働き、家族と過ごすものの罪の意識をハッキリ持っている殺し屋で新鮮だった。 前二作のようなエンターテインメントというよりは家族・夫婦の物語。 そのため家族への愛・日常の幸せなど「生」の属性が、殺し屋という真逆な「死」の属性とのコントラストで、クッキリと描かれていた。 また後半につれて引き込まれる、忘れた頃に「ブーメランが戻ってくる。」のは流石の一言。 伊坂幸太郎作品は罪の意識や人の死、他者の悲しみに寄り添うことの難しさなど普段自分が目を逸らしている話題を取り上げるけれど、最後は爽やかな読了感に満たされるがいいなと思う。 | ||||
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「グラスホッパー」「マリアビートル」と暗殺者を主人公としたシリーズは伊坂幸太郎の作品の中でも最上のシリーズだと個人的には思っており、特に「マリアビートル」では、移動する閉鎖された空間たる列車内を舞台にここまでできるのかとエンタメ小説の圧倒的なまでの力技をみた思いがしました。 (ちなみに映画では同じ移動する列車内でゾンビと対決する「新感染ファイナルエクスプレス」という韓国映画も最高でした。) それだけに本作の発表は待ちに待った作品であり、否が応でも期待が高まります。 ただ、本作はこのシリーズ中、唯一の連作短編集であり、「マリアビートル」の長編小説ならではの読み応えと比較すると、どうしても連作短編種としてこじんまり感がしてしまいます。 更に殺し屋が恐妻家ということで家庭的な面を見せており、本作の最初の二編を読むと、このシリーズでは番外編的な印象があります。 それでも、本作、後半に至るに徐々に長編小説的な面白さが増してきます。 短編小説3話を連載した後、単行本化するにあたり残りに2話を書き下ろしたとのことで、伊坂幸太郎、その辺はとてもうまく、全体として、短編小説集の形をした長編小説化を果たしています。 ところで、角川から出版されているこの殺し屋シリーズ、いずれも本のカバー写真がおしゃれで、部屋に飾っておきたいくらいです。その点も好感が持てます。 | ||||
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こういう結末。いつも伊坂氏の作品にはヤラれます。 職業はさておき、こんな愛に溢れた父、すごいなぁ。大好きな作品です。 | ||||
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面白かったです。 小説ほとんど読まないのですが、言葉の言い回しとかが好きでした。 | ||||
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「殺し屋シリーズ」なのですが、前2作とは趣が異なります。主人公の殺し屋「兜」は、超がつくほどの恐妻家。その家族とのファミリー小説の色あいが強いので、前作の感じを期待すると、肩透かしかも。でも、人の心を持った殺し屋 、私は好きです。 | ||||
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心で笑って、心で泣きました。 殺し屋が主人公なのに、切なくて暖かく、伏線がしっかりしていて、最高に面白かったです。 特に今回は、妻子がいる男性は、少なからず共感できるのではないでしょうか。 グラスホッパーも、マリアビートルも大好きです。これからも、殺し屋シリーズ、沢山読みたいです。伊坂先生を応援しています。 | ||||
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前々から読みたい読みたいと思ってたけど、これは……面白すぎるっ!! 兜のセリフがハマりすぎて笑いながら読んでたら「あんた何笑ってんの?」と母に注意されてしまった。兜が死んでしまったのが物凄く惜しく感じてしまう…。 伊坂先生さすがです! | ||||
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伊坂幸太郎ファンです。 物語の概要を読んで楽しそうだと手に取り、あっという間に読み切ってしまいました。 この本だけで読んでも面白いですが、やはり前の話を読んでいれば更に面白いと思います。 元々伊坂さんの作品が好きなので気になりませんが、そうでもない方には冗長に感じる部分はあるかもしれません。 けれど進むにつれて、主人公の家族愛について理解を深める意味のある部分だったのだと感じると思います。 面白いのに温かい気持ちにもなる不思議な作品です。 | ||||
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恐妻家ぶりを誇張しすぎて少し鼻につく部分もあり途中で脱落しそうになったが、読み切ってよかったと、心から思った。 ラスト近くで、息子が混乱しながら、元殺し屋と会話する場面では、私にしては珍しくふき出してしまった。 読んで損はない一冊。 | ||||
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映画的。読んでいて映像が浮かんでくる。兜のイメージは私の中では家族ゲームの頃の松田優作。内容はドライです。これはホードボイルドでしょ。素晴らしかった。 | ||||
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他のレビューの最大公約数は、1)面白い、2)だけど切ない、というところでしょうか。私も同意します。何よりもまず、構成が見事です。よくもまあ、こんな話を思いつくなあと感心することしきりです。 大枠としてはミステリーでしょうが、小分類としてはどうでしょう。犯罪者が主人公という意味で一種のピカレスクものとして分類することは可能だと思いますが、何か違いますね。とにかく極上のエンターテインメントです。 | ||||
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伊坂幸太郎 続きを待っていた作品 おもろしろかった 殺し屋シリーズ最高です | ||||
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恐妻家の事で書かれている事が、実に私の事のようで面白い。 | ||||
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伊坂作品大好きです。 今回は、妻の立場として、イライラや発見をしながら読ませていただきました。 恐妻家の主人公、ホントに妻の顔色を伺い、びくびくしています。うちの夫と同じで、「あぁ、男性はこういう心理なのか。」と発見するとともに、「妻は理不尽な要求をしているわけでもないのに、夫がびくびくしている。恐妻家=鬼嫁ではない!」と思いました。妻との約束を忘れたり、適当に返事をして墓穴掘ったり、だから妻に怒られてるのに、妻が恐いとおびえて…ああ世の中の男って!!リアルな夫婦の描写がさすがでした。 もちろん、ストーリーも面白かったです。 | ||||
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