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(短編集)
AX アックス
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AX アックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全236件 41~60 3/12ページ
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最後まであっという間に読んでしまいました ぜひ!! | ||||
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口コミ評価が高いので期待して購入、読み始めたのだが、途中で何度も挫折。 殺し屋にはオモテの顔があり、その顔とは妻も子供もいる普通のサラリーマン。しかも妻に全く頭が上がらない不甲斐ない夫、父親というキャラ設定は面白いと思ったのだが、淡々と話が進んでいくことに面白さを感じなくなった。 何度も中断し、何度もまた読み始めるのだが、たびたび挫折。このまま最後まで読まずに終わろうとしていたが、GWで何とかまた本を手にした。 前半は面白いとは思わない。 しかし、後半、一気に面白くなった。 特にラスト前になると読者の予想を超える展開になった。 ネタバレになるのでその先は控えるが、トータルするとメチャクチャ面白かったということになる | ||||
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軽妙な語り口、その仕事ぶりとはギャップ溢れる殺し屋のコメディタッチな物語かと。 途中途中のエピソードもいろいろ脱線するのでこの作者にしては気を抜いて書いたのかなぁとか思っていたのですが、最後の最後まで抜かりなく伏線回収されてラストまで。じわじわと読んでましたが最後はストーリーが気になって文章飛ばしたくなるほどでした。 映画化してほしい・・・ | ||||
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どっぷりとはまりました。 内容設定は非現実的ですが、家族愛もあり非常に面白かった。 自分の中では総合的に第一位です。 | ||||
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殺し屋3部作を順に読んだが、前2作は確かに面白かったが、他の作品にも特有の善の心を忘れて生まれてきたような類型的な悪人が暗躍するトリック・サスペンスだった。この作品は違う。 まず、悪玉が寡黙で下らないお喋りを一切しないところがいい。 主人公もごく普通の感覚の中年男で、家族への愛や友情を感じられるキャラなので読後感も暖かい。 伊坂作品は「オーデュポンの祈り」で斬新さが気に入りいくつか作品を読んでみたが、どれも舞台装置の違いだけだなと感じていたが、こんな作品も書けるのだなと感心した。 心に残る良作で、殺し屋というキャラ設定には一旦目をつぶって読んでみてほしい。 | ||||
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殺し屋シリーズの三作目。単独で読んでも十分面白いけれど、グラスホッパーやマリアビートルを知っているとより楽しめる。 殺し屋「兜」を軸に語られる家族愛。やり手の殺し屋なのに恐妻家という特殊な家庭環境がまた感動を呼び覚ます。 息子と妻を愛し、だからこそ平穏を望んで殺し屋からの引退を願う兜。当然そんなに簡単に行く世界では無い。 張られた伏線と結末にホロリと涙する可能性もある。今までの殺し屋シリーズよりも家族愛が主軸に置かれた作品。 グラスホッパーからアックスまでの三作品を読めば伊坂幸太郎の世界観を楽しめる。 | ||||
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グラスホッパー、マリアビートルと続いてきた殺し屋シリーズの三作目と言う事でワクワクしながら読みました。 殺し屋兜の連作短編で長編じゃないのかとちょっとがっかりしたのですが、連作短編と言う仕掛けを凄く上手く使っていて、最後まで一気に読めました。 相変わらずこのシリーズは面白い! 日常と非日常が混在しているのに全く混乱せずにサラッと読めるのが凄い。特に後半の書き下ろし部分は一気読みでした。ページを捲る手が止まらない! 兜以外にも魅力的な殺し屋が出てくるのが、このシリーズの良いところです。 色々気になる所があるので、この辺の話の続きをまた読みたいです! | ||||
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男性の作家さんの作品は堅苦しいものが多いと感じており、なかなか読まずにいましたが、本当に『ふと』手に取って買ってみました。 すごくおもしろかったです。 感動するとか、涙するとかではなく『ぐっとくる』。最後は、ふんわりとまとまった瞬間に、物語が終わってしまいました。 いろいろなところが繋がっていて、進んで入って戻って、あ!ここでこうくるか、えーそうなるか、と唸りながら4時間で一気読みでした。 | ||||
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ストーリーの流れが、主人公目線で進んでいくため、あたかも自分自身が話の中に入り込んでいるようにも感じました。 犯人の、家庭的な部分と残虐的な部分とが背中合わせに繋がっていて愛着がもてるキャラクターでした。 | ||||
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面白くて時間を忘れて読んでしまった。 伊坂幸太郎さんの他の本も読んでみたい! | ||||
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この作者の作品はハズレがない 中学生でも読みやすいし、大人でも面白い | ||||
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殺し屋シリーズ面白い! | ||||
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いやぁ~面白いなぁ。あっという間に読み終わっちゃった。テンポよし、ストーリーよし。父と息子の愛がテーマ。 | ||||
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なんとなく買って、なんとなく読み始めたら、ハマって一気読みしました。 蜂の巣退治の話しは腹がよじれるほど笑いました。 笑いあり、ドキドキ感もあり、退屈しない作品です。 読んで良かった!! | ||||
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伊坂はどんどん読める。語り口は、より一層潤滑になり、最早、何でも小説にできる感じすらしてくる。 この作品、『グラスホッパー』『マリアビートル』に続く作品とのことだったが、読み終わると、ちょっと違う感じがした。ある意味、伊坂は、連城三紀彦がやろうとして失敗したことを、見事にカタチにした気がする。 連城三紀彦の『暗色コメディ』に挑戦する気持ちで、伊坂幸太郎は、あの『ラッシュライフ』を書いた、と言っている。読んでみると、なるほどね、と思う。ただ、伊坂は基本、クールで明るいが、連城三紀彦は、基本的に暗い。それが、この『AX』で完全にカタチになったのを感じた。 素晴らしいミステリーは、 『奇想』そして、その論理的解決。しかも複数の『奇想』が三次元的に絡み合っていて、それが論理的に解決される と、ぼくは定義している。そういう点で、この『AX』はミステリーではないのだと思う。 しかしながら、様々な伏線を見事に張り巡らし、『恐妻家』の心得のようなコトバで共感を呼び込みながら、伊坂の世界は展開する。まるで、超豪速球ピッチャーが、年齢を経て、様々な投球術を身に着け、その球種を愉しみながらピッチングをしているかのようだ。 本当に、何でも短編にしてみせ、それらを連関させてより素晴らしいピッチングを披露している。 という事で、あっと言う間に読了してしまった。満足感もスゴイ。ホントに伊坂幸太郎は、得難い才能だと思う。 | ||||
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時間を忘れて読みいってしまった。 他の作品ともリンクしているところが好きです。 | ||||
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このシリーズは、 せつなさもよさだと思うのですが、 これはシリーズ三作中で、 一番せつないかもしれません。 家族、夫婦、親子を描くシーンが多く、 父親としての顔と殺し屋としての顔の、 両面ある主人公なので、 しかも前作までは群像劇だったのに、 今回は主人公がほぼ固定されているので、 死との距離が近いこのシリーズだと、 どの登場人物が生きても死んでも、 ちゃんと主人公の眼をとおして、 関係性とともに読者も感じられて おおふ、せ、せつない……と、なります。 ぼくは、悲劇と喜劇は両面あって、 やっと味が丸くなると思っているので、 読みやすさも助けになって、 かなり楽しく読ませていただきました。 楽しい小説ほど早く読み進むので、 楽しい時間は短いです。 出会いがあれば別れもあるというか、 出会えば必ずいつか別れるものなので、 また楽しい本に出会いたいなと思いつつ、 しおりを挟まずに閉じる時は、 読んでいればいつか必ずおとずれます。 ふう、面白かったと嘆息して仰向き、 読み終えた本を入れる用の箱にしまう。 楽しい時間をくれた本と、 またねと別れる瞬間。 その瞬間もまたせつなくて、 やはり読書はいいなと思えました。 | ||||
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読み始めてすぐ、ストーリーに引き込まれて一気に読み切ってしまった。 殺人事件と尻に敷かれた夫の家族模様の、普通は共存しない状況が共存する世界。 何が善で何が悪なのか分からなくなる感覚。 展開が早く、気づいたら主人公の息子は大人になって子供も産まれて…。 長い時を経て回収される伏線たち。 読後感の良い本でした。 久しぶりに伊坂幸太郎さんのこちらの本を読んで、楽しすぎたので一つ前の「マリアビートル」を買ってそちらもすぐ読み切ってしまいました。 | ||||
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すごく読みやすく、特に後半はどんどん引き込まれて読むのが止まらなくなる。個人的には何となく意味深な描写によって深読みしすぎてしまったが(実は奥さんが…とか、本当は死んでいなくて…とか)、それが裏切られていく感じも楽しめた。 | ||||
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殺し屋の哀愁 会話のウイット 理不尽な生き方 理不尽な死 タイトルの妙 楽しく読ませて頂きました。 | ||||
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