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ネメシスの使者
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ネメシスの使者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 21~40 2/3ページ
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お見事です。久しぶりの推理小説。 前半は犯罪者の処罰に目を向けて、あ、いや、 そのこれ以上言うとマナー違反になる。 見てのお楽しみ❗️ | ||||
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極刑とは何なのだろう。 目や耳を覆いたくなるような事件が実際に起こり、それらの情報がネットで瞬時に広まる現代にあって人々の感情も多様化している。 犯罪を犯す者の背景だけでなく、被害者家族、加害者家族、捕らえる者、裁く者の感情もまた多様。 共感できる人物が多く、自分自身の内にある犯罪に対する感情を見直しながら読み進めていた。 こういう考えさせられる物語に出会えるのもまた俗世で生きている証なのだろう。 | ||||
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ストーリーは途中想像がつくが、それ以上に文章が美しく引き込まれる。 発言の一言一言に違和感なく人物像がぶれないのは読んでいて爽快。 | ||||
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裁判で死刑を免れた加害者の家族を殺害する謎の人物。現場にはネメシスの血文字が。遺族の復讐か、それとも正義を盾にした者の犯行か。犯人は警察、検察を翻弄し、第二の殺人を犯す…。 犯罪の加害者本人とその家族、被害者家族の、それぞれのその後を詳らにする過程はまるでドキュメンタリーである。フィクションでありながら怒りに駆られることもしばしば。ページを繰る手が止められない。 「テミスの剣」登場の刑事が突き止めた犯人は、意外なあの人!しかし、本作品はそれだけで終わらないのだ。途中のぽっかり浮いた二つのシーンを伏線として回収し、ラストは驚くべき展開を見せてくれる。 どよ〜ん。 | ||||
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死刑廃止論についての投げかけをしている本作品。 中山作品ならではのどんでん返しがありますが、今回暴かれた犯人の立場だからこそ、本書の問いに深みを与えていると思います。 被害者遺族は恨み続ける対象が必要で、死刑が執行されても、抜けた穴を埋めることは出来きないということはそうなんだと思う。なので、渋沢判事が最後に語った、死刑は極刑ではない持論に共感しました。 もし自分が被害者だった場合、自分の家族には、過去の哀しみに囚われず生きてほしいと思います。 中山作品、やはり良い作品でした。 | ||||
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法曹界の裏表や法律の矛盾がわかる。この矛盾を突いた小説。加害者は確かに刑務所に入所すれば三食喰えるが、被害者は何もない。加害者に民事訴訟しても財産がなければ、泣き寝入りと悔しさが一生残ることになる。犯人がここにいたか・・・そして、ここまでやるんかい!という内容 読んで損なしの作品。YouTubeで有隣堂の世界に出演しているが普通のオジサン。こういう作品が書けるというのが意外な方でした。 | ||||
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死刑制度について考察しながらの展開、最後はどんでん返し、内容の濃いエンターテインメントです。 | ||||
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はまってます。癖になります。 | ||||
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今回もどんでん返しを味わいました。複数のどんでん返しが仕込まれているのはすごいの一言です。 | ||||
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中山七里作品に出会ってから、人間と他の生き物を違うものとして捉えて生きてきた人生を省みることが増えた。 人間は何を目的に法を作り、法の中で生きているのか。 法を犯した人間を裁くことで、何を守っているのか。 人間が人間に罰を与えることに何の意味があるのか。 他の生き物は法がなくても、自然の摂理の中で家族と一緒にたくましく生きている。 洋服を着て、車に乗る、代わりに、何を作り何を失ってきたのか。 そういったことを考えてしまう。七里作品によって。 | ||||
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大事に読もうとしたけれど、結局、一気読みしちゃいました。Goodでした。 | ||||
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特になし | ||||
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リーダビリティが高い作者なので、グイグイ読めます。 テミスの剣の続編扱いですが、何年も経ってからの話しです。 登場人物は、他のシリーズとリンクしているので、そちらを読んでおくと結構楽しめます。 連続殺人鬼カエル男とか。 | ||||
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惨殺事件の犯人家族を標的にする・・・、かつてお目にかかる事のなかった、私にとっては斬新な内容だった。 作中の会話の場面でやたらと専門用語を駆使しているが、「六法全書」のようなやりとり に違和感を覚える。私自身が稚拙なのかもしれないが・・・。 | ||||
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こんなに事件の多い所には 住めないね。 | ||||
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ありきたりな刑事モノから死刑論争へと展開。 この手の話は、得てして作者の考えの押し付けをされることが多いのに、 渡瀬のぶれない視点と数少ない登場人物のキャラクターの妙により ついつい読む手が止まらなくなりました。 犯人逮捕の結果、落ちが弱いと思いながら、まだあと数十ページ。 予想通り、予想をきれいに裏切ってくれました。 あっという間に読破してしまうことになりました。 やはり中山さんの小説は面白い。 | ||||
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岬検事のちょっと難しい法律場面で疲れたところに、渡瀬警部、小手川刑事の痛快な追い込み。後半部分の追い込みと、十八番の大どんでん返し。テミス、ネメシスとちょっと馴染みの少ない表題でも、読んで間違いなし! | ||||
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期待を遥かに超える面白さ。テミスの剣も続けて読みましたが、こちらは更に面白かった。読む順番が逆だったかもしれないが、むしろ、この順番が良かった。 | ||||
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私なぞがこんなことを言うのはおこがましいが、 なんて圧倒的な筆力、なんて圧倒的な感情の揺さぶり、そしてなんて圧倒的などんでん返し!! 作者がもしかして過去に裁判官をしていたのではないか、はたまた犯罪被害者なのでは いやはや刑務官だったのではと思ってしまうほどの臨場感。 あらゆる立場からの目線で進むストーリーは凄まじいほどの熱量がある。 文庫の帯に「どんでん返し」、と簡単にうたうようになった昨今で、これほどまでに凄まじいどんでん返しは他にないだろうと思う。 この小さな文庫が熱く熱く煮えたぎっていた。 | ||||
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現代刑事司法の抱える諸問題を作品中に上手く取り入れています。犯人ネメシスの正体とは?そしてその真の目的とは?物語の最後に明らかにされる一連の事件の顛末とは?刑事事件における加害者側、被害者側の事情、心情をも描き出し、死刑が実は極刑に非ず、無期刑の方が実はより過酷な刑罰ではないのかというある種の問題提起のようにも感じられました。作品自体を楽しむも良し、司法の抱える問題について思いを巡らせてみるのも一興ではないでしょうか? | ||||
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