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シャーロック・ホームズ対伊藤博文



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シャーロック・ホームズ対伊藤博文の評価: 4.43/5点 レビュー 75件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 1~20 1/4ページ
No.66:
(4pt)

ライヘンバッハの滝のシーンから始まった。

ライヘンバッハの滝以後の大失踪期間を日本で活躍していた。
島田荘司「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」ではホームズは精神を病んでいてワトスン先生は文字通り小説を書いていた。
こちらは伊藤博文がロンドン滞在中に子供時代のホームズ兄弟と知り合い、その後に探偵となったホームズとのお話。
題名では対決をしているように思えるが、伊藤博文の抱えた日露政治問題をホームズが一緒になって解決する物語。
面白かったし、巻末の北原尚彦さんの解説もよかった。
続編もあるらしい。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版 (角川文庫)より
4041150884
No.65:
(4pt)

70点?60点でも良いような。なんとか読み切ったなあ。

この本が面白いって勧められて、手に取りました。ちょっと小耳には
挟んでいましたが、作者が作者だったので、ちょっとね。

 物語はイギリスに密航していた伊藤博文と井上馨がシャーロック兄弟を
救うところから始まります。
 そして時は流れ、モリアーティとの戦いの末に、今度は密航して日本に
やってきたシャーロック。匿う伊藤博文。その二人に舞い込んだのが、ロシア
皇太子の暗殺事件。暗殺は未遂に終わり、犯人が無期懲役に処されたことで
ロシアは怒りを示し、日本に戦艦九隻でやってきた。
 さてこの困難、危険、暴発寸前、戦争不可避の状況で、伊藤とシャーロックは
どう立ち向かうのか。

 70点。
 まあ、確かによくできてます。細かいところまで組み立てて、感心するくらい。
 そのあたりがいつぞやの貴志さんに似てて、同じ人が書いたんじゃないかって
思うくらい。
 でも、途中でなんとなく読めてしまい、無理やりな推理、推測っていうのにも
飽きてきて、ちょっと読み切るのが辛かったなあ。私が著者の作品が苦手というのも
あるかな。
 シャーロックの作者コナンドイルは名探偵コナンの名前の由来。あたかも劇場版
コナンを見ていたような錯覚を覚えてしまいました。
 完全版とその前を比べるってのも結構やるんですが、この作品はもういいかな。
ちょっと読み切って疲れた感じ。でもよく出来てます。お試しあれ。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版 (角川文庫)より
4041150884
No.64:
(5pt)

有り得ないけど

有り得ないけど読み出すと止まりませんでした。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.63:
(5pt)

面白かった!

先ずは、この本の作者の着眼点&着想の面白さに脱帽!あり得ない事は100%分かっているのに、内容の面白さに引き込まれて一気に読んでしまった!お勧めです!
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992
No.62:
(4pt)

エンタテイメントと歴史がうまく融合しています

松岡さんの作品は、千里眼とか万能鑑定士とか、やたらすごい女の子が主人公となっている作品がおおく、それはそれで楽しんでいましたが、過去にさかのぼるほどいい作品がでてきます。義和団の変のような歴史ものと、超人的な主人公(この場合はホームズ)が出てくるエンタテイメントがうまく融合して、伊藤博文との掛け合いも自然な感じでした。本の中にシャーロックホームズの話のかけらが4つ程度入っているそうなのですが、私はシャーロキアンではないので、残念ながら”まだらの紐”のエピソードが入っていることしかわかりませんでした。むしろ大津事件(詳しくはこの本を読んでください)が事件の裏はさもありなんと思うほどリアルでした。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992
No.61:
(5pt)

さすがの一言

松岡さんの作品は色々拝読しましたが、これはまた一味違って面白い。確かにシャーロックホームズの作品として読めました。
こんなに幅広いジャンルで書ける人あまりいないと思います。作品ごとに感心してます。
またシャーロックホームズを書いてほしいなと思います。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.60:
(5pt)

薔薇は神が創りたもうた最高の科学

ライヘンバッハの滝の一件から日本ヘ渡ったホームズの描写がとても素晴らしく、本好きに出会うと紹介しております。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.59:
(5pt)

簡単な事前知識があったほうがより楽しめる

名前は知っているものの、タイトルからは内容の想像が全くつかないと思ったら、これが明治時代の日本でホームズが伊藤博文と共に、歴史上の出来事の大津事件の背後にある真相を探るという何とも壮大な歴史冒険小説でした。

史実を織り交ぜながら、名探偵ホームズが活躍する物語は、正にエンターテインメントの王道という感じです。物語の構成も巧みで、作者のストーリーテラーぶりが遺憾なく発揮されていると思います。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.58:
(5pt)

聖典を尊重した本格派のパスティーシュ

ぜひ騙されたと思って「最後の事件」と「空き家の冒険」の間に読んでもらいたいんですが、深く読めば読むほど驚かされます。ドイルの両短編にあった矛盾が、見事この作品で解消されるからです。シャーロックのアジア旅に説明がつくだけじゃなくて、モリアーティは「最後の事件」でもう絶望していたとシャーロックが決めつけているのに、「空き家の冒険」で実は手下がいたとバラされる、その脈絡のなさにもすべて説明がつくんです。この時期、イギリスは親日でしたから、シャーロックの視点が日本賛美に傾いているという指摘は的外れです。それよりロシア大使あたりの描き方の的確さとか、歴史好きにも本当に楽しませてくれる物語です。絶対おすすめです。
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4062936992
No.57:
(4pt)

読み易いです

シャーロックの本は一度も手にしたことはありませんが、日本史の知識があればすんなり読めてしまいます。丁寧に説明もされていて、予備知識のない方が見たらノンフィクションと錯覚してしまうかもしれません。教科書ではさらりと流される程度の事件ですが、こういう出来事の1つ1つの繋がりが波及して大きな時代のうねりに繋がるのだと思います。ミステリーと云う要素だけでなく歴史小説としても楽しめます。より楽しむには明治前後の予習をお薦めします。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992
No.56:
(4pt)

面白いね

伊藤博文がよく書けている。まさにヒーロー。
そして部類の女好き。冴羽獠かなw
江戸末期、日本のてんやわんやが目に浮かぶ。
今回はワトソンさんが活躍しない。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992
No.55:
(4pt)

シャーロックホームズが日本で

相変わらず強引の所がありますが面白い。
しかも日本での相棒は伊藤博文。
ロシア皇太子襲撃事件を絡ませて戦争危機を
回避に奔走するストーリーについては
驚きです。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.54:
(5pt)

エイリアン対プレデター

最初タイトル見て、「エイリアン対プレデター」みたいのを想像してしまいました。
でも、実際はワトソンの位置に伊藤博文が収まったような話です。
かなり面白かった。

一見荒唐無稽とも思える着想を、きっちり原典と整合させつつまとめたという印象でした。
本当にシャーロック・ホームズの外伝でありそう。

ただ、いくつか気になってしまった点も。

まず、伊藤博文が柔術と空手を習得しているという設定ですが…
琉球から本土に唐手が入ってくるのはせいぜい明治末で、本格的な伝播は大正以降の話です。
長州出身で江戸時代生まれの伊藤博文が空手を使えるというのはちょっと無理かと。
(まあメインの体術は柔術なんですが)

それから、正体を喝破されたアンナがホームズにペラペラ真相を喋り始めるのも、少々違和感が…
秘密警察の人間ですから、最後まで自分達の素性を語らないような気がします。

ちょっと粗探ししてしまいましたが、非常に読み応えある話でした。
個人的には、皇太子ニコライに兄弟の絆を説教するホームズがとても良かった。
ホームズの屈折したキャラが良く伝わってきました。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992
No.53:
(5pt)

面白かった

ネタばれになるから、コメント出来ませんが、楽しく読めました。
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No.52:
(5pt)

想像以上

松岡圭佑作品は初期の頃から最近の作品まで大体読んだと思います。この本が一番好きになりました。
シャーロックが実在の人物で、歴史物を読んでいるような楽しさです。
弾むような初期の作品、重厚な最近の作品、その良い部分が溶けあったような満足のいく作品でした。
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4062936992
No.51:
(5pt)

まさか本当に対決してたとは!!。感動しました。あ

なかなかに凄いスケールの物語です。タイトルから感じられない、素晴らしい小説です。コナンドイルも驚くと思います。松岡さんらしい切り口で明治の時代を外・内側から描いた手法には脱帽です。そこに外交問や公害問題まで絡ませて、アクションシーンまであって感動しました。これを映像化すれば国際的な高い評価を受けること間違いなしです。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992
No.50:
(5pt)

これは面白い

シャーロック・ホームズという架空の探偵が宿低モリアーティ教授を倒し、日本にやって来る。そこで伊藤博文と出会い、大津事件という実際の話を捜査する。そこには日本が滅亡しかねない大きな陰謀が・・・・。これは、読んでくださいとしか言えません。
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4062936992
No.49:
(5pt)

タイトルに裏切られた

おもしろかった!
最初はシャーロックの細かい推理がやや鼻について、しかもなんだか腹に落ちるものも少なかったので、このまま終わりまで行くのか、、と途中読むのが辛くなったが、途中からの劇的な話の展開にグイグイ引き込まれた。

この本はタイトルがかなりのんびりしているが、内容は全然違う。全然VSじゃないし。タイトルは考えものではないだろうか?映像になったらまた面白いし、ぜひ見てみたい作品だ。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992
No.48:
(4pt)

おもしろい!

面白い内容だった。たしかに,伊藤博文ら長州ファイブがイギリスに滞在していた時期はシャーロック・ホームズの幼少期にあたると思うが,そこから,これだけ面白い話を作れるとは,素晴らしい!伊藤博文が少々かっこよすぎる気がするが,シャーロック・ホームズという名探偵の相手役として描く以上,これくらいでないとバランスがとれないということだろうか。
それから,伊藤博文は,ホンとに,この話にあるような柔道の達人だったの?
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992
No.47:
(4pt)

本を読むことが良いのではない

確か、『ドラゴン桜』の漫画だったかドラマのほうだったか忘れたのだが、登場人物の一人が「やっぱり本は読まなきゃ駄目だな」という言葉に教師が、「いや、そんなことはないよ」というやり取りのシーンがあった気がする。
 そんなことを思い出したのは、『ロシア自然科学大全』贈呈に隠された、思惑と真実が暴かれるところを見たときだ。

 本を読むことは素晴らしいことだし、人格形成に欠かせないことの一つだと思う。
 だけど、本を読むだけではいけない。
 書いてあることをすべて鵜呑みにするのではなく、疑問を持ち、咀嚼しながら読まなければいけないのだということを、本作は教えてくれている。
 
 これを読んで、「何言ってんのこの人?」と思った人は、一度読んでみてほしい。
 
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992

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