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その犬の歩むところ
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その犬の歩むところの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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人に勧められて購入したが、それほど面白くなかった。冗舌で翻訳もいまいちの感がしました。 | ||||
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途中は辛くても最後には皆がなんらかの形で犬に救われる話、だと思っていたので 中段の若者たちに結局救いらしいものがなかったのが(もちろんギブと出会って 交流することで癒される展開はあるのですが)なんだか裏切られた感じが。 もちろん、それがリアルな今のアメリカだと言われてしまえばそれまでなんですが 年食うと、リアルはそうだからこそフィクションにはカタルシスが欲しいのです。 それに限らず(現代のアメリカの反映として)やり切れない思いにさせられる 犠牲者たちが多く描かれている中、救いが得られるのはほんの一握りの人々、 というのがリアルで、リアルな故に私は癒されませんでした。 | ||||
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確かに前のレビューの方たちのように「犬好き」には可哀そうで読んでられない部分が多く、「やめてー、お願いだから」と後半はハラハラしながらも読み終えました。(私には読まなくてよかったかな。)自分の好きなタイプの作品ではありませんでしたが、、犬の歩んだ大河ドラマのような感じで読みごたえがなかった訳ではありません。 | ||||
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犬の小説を続けて何冊か読んでいます。 愛犬家は読むべき、なんて誰かが言っていましたが、それはどうなんでしょうね。 犬好きにはちょっとハードで、つらい部分のほうが多かったです。 | ||||
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犬の幸せを感じることができなかったのが残念でした。もっと、犬と人間の安泰な世界が描かれていたら良かったです。読んで涙が出てきました。 | ||||
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作者の作品としては「神は銃弾」、「音もなく少女は」に続いて本作を読んだ。逆境を生き抜いて行く女達の逞しい姿を描いた「音もなく少女は(Women)」には感心したが、「神は銃弾」の世界観にはさほど感銘を受けなかった。そして、本作の意匠は「神は銃弾」に近く、やはり、さほどの感銘は受けなかった。 「その犬の歩むところ(私見だが、邦訳は聖書の「さらばその歩むところに心せよ」から採ったと思う)」という題名が、イラク戦争とPTSD、テロ、麻薬、人種差別、DV、貧富の格差、サクセス・ストーリーの消滅等に「悩むアメリカ(人)の歩むところ」のメタファーという事は直ぐに分かるが、それを描くために、このような貧弱な物語構成にする理由が飲み込めなかった。"GIV"という名前の"神"を想起させる「犬」の造形を除くと、登場人物達の造形やエピソードに新鮮味がなく、物語に求心力がない。また、「銃弾(bullet)」という名前の猫や州名を出しているのは如何なる趣向なのか ? 更に、長ければ良いというものではないが、「神は銃弾」、「音もなく少女は」に比べて半分程度という頁数も気になった。現代の病めるアメリカを描くには多言は無用という風にしか映らないのである。 「神は銃弾」を読んだ時にも感じた事だが、作者は現実に即したリアルな物語を紡いでいる様でいて、実は"神"の視座で現代の「創世記」を目指しているという印象が強く、肌合いが合わない。「音もなく少女は(Women)」の様に、登場人物と同一の目線に立って感動的な物語も創れるのだから誠に惜しいと思う。 | ||||
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