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(短編集)
ステップファザー・ステップ
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ステップファザー・ステップの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 41~60 3/7ページ
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ネット検索をしていたらこの本のイラストを大好きな漫画家さんが描いたという事で買った。イラストは表紙だけ。中にもイラスト描き下ろしで欲しかった。 | ||||
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この本に出てくる、直と哲は一卵性双生児で、ものすごく賢く生活力がある。 設定は違うが、弓之助(ぼんくら、日暮らしなどに登場)に似ている。 その可愛らしい男の子に、プロの泥棒グループが絡んで、難事件を解決というストリー。 主役側に回った登場人物は、たとえ泥棒であっても善人になるのも、宮部作品の特長。 突き詰めて生活感のない、しかし日常茶飯事に終われているという、不思議な人たち。 いつもなら、練り込まれたプロットにほれぼれするのだが、この本に限っては、主人公たちの人としての魅力に翻弄される1冊だ。 | ||||
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この本に出てくる、直と哲は一卵性双生児で、ものすごく賢く生活力がある。 設定は違うが、弓之助(ぼんくら、日暮らしなどに登場)に似ている。 その可愛らしい男の子に、プロの泥棒グループが絡んで、難事件を解決というストリー。 主役側に回った登場人物は、たとえ泥棒であっても善人になるのも、宮部作品の特長。 突き詰めて生活感のない、しかし日常茶飯事に終われているという、不思議な人たち。 いつもなら、練り込まれたプロットにほれぼれするのだが、この本に限っては、主人公たちの人としての魅力に翻弄される1冊だ。 | ||||
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表紙のかわいさにつられ、あの直木賞選考委員の宮部みゆき著ということなので、 ほとんど迷いもなくこの本を手に取りました。 表紙以上に双子がかわいくて(絵が入っているわけではありませんが)、 ユーモアがあります。 おまけにすごく笑えて、ミステリー性も抜群。 途中で、これってちょっと変なのでは? と思うこともありましたが、 作品のおもしろさがこれに勝り、そう気になることはありませんでした。 物語として深い本を探し回っている私ですが、 やはりこのような、軽快さがある愉快な本も読んでいいのではないかと思いました。 | ||||
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設定は無理無理です。ストーリーも。しかし最後まで読ませる軽快さがあります。あとには、ほぼ何も残りませんが。 ただ、当初単行本化するつもりがなかったためでしょうけど、7編のいずれの冒頭にもいちいち設定が説明してあるのは紙面の無駄でしょう。 設定が無理と言いましたが、中学生の双子を赤の他人の男性が育てるのは、全く無理とは思いません。たとえ双子が乳幼児であってもです。 | ||||
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サスペンス物ですが、 娯楽性を重視しているので 安心して読むことができました。 双子がもう少し成長したときの 続編が読みたいです。 | ||||
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サスペンス物ですが、 娯楽性を重視しているので 安心して読むことができました。 双子がもう少し成長したときの 続編が読みたいです。 | ||||
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シチュエーションは、解説通り。氏の代表作のような社会的背景や問題点、暗闇をつく・・・というようなこととは無縁の、軽いタッチの7話からなる連作集です。 扱う事件は、隣家の遺産相続長者、倉敷の模倣で町おこしの町長親子、参観日のすり替え騒動、人工湖から引き上げられた身元不明死体、文通で脅迫された奥さん、縁もゆかりも無い地方新聞を不自然に投げ込まれる一家、主要キャスト双子の各々の誘拐、と新聞の三面記事の片隅に載るような、ありふれた事件です。これらの変哲もない事件を、既定概念を打ち破り、裏読み深読みすると、真実が見えてくるというミステリーです。 何かの雑誌に連載していたものを、再収録したものらしく、1話1話に登場人物の相関説明が入り煩わしく、双子は中学生の設定にしては素直すぎ、幼い感じで小学校高学年くらいを想起してしまいます。7話経た読後も、登場人物の関係ぐらいしか、残るものはありません。この続編があるのか、復活用にとってあるのか判りませんが、ステップファーザーの関係や双子のの父母の失踪の謎にもう少し進展があってもいいのでは?と思います。これらの謎を完結編で、ぎこちない設定も物語最終話で、実はちゃんと意味があったんだよ!的なあざやかな決着をつけてほしいと思います。 | ||||
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シチュエーションは、解説通り。氏の代表作のような社会的背景や問題点、暗闇をつく・・・というようなこととは無縁の、軽いタッチの7話からなる連作集です。 扱う事件は、隣家の遺産相続長者、倉敷の模倣で町おこしの町長親子、参観日のすり替え騒動、人工湖から引き上げられた身元不明死体、文通で脅迫された奥さん、縁もゆかりも無い地方新聞を不自然に投げ込まれる一家、主要キャスト双子の各々の誘拐、と新聞の三面記事の片隅に載るような、ありふれた事件です。これらの変哲もない事件を、既定概念を打ち破り、裏読み深読みすると、真実が見えてくるというミステリーです。 何かの雑誌に連載していたものを、再収録したものらしく、1話1話に登場人物の相関説明が入り煩わしく、双子は中学生の設定にしては素直すぎ、幼い感じで小学校高学年くらいを想起してしまいます。7話経た読後も、登場人物の関係ぐらいしか、残るものはありません。この続編があるのか、復活用にとってあるのか判りませんが、ステップファーザーの関係や双子のの父母の失踪の謎にもう少し進展があってもいいのでは?と思います。これらの謎を完結編で、ぎこちない設定も物語最終話で、実はちゃんと意味があったんだよ!的なあざやかな決着をつけてほしいと思います。 | ||||
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ストーリーの設定が著者らしく、微笑みながら読める本。 切ない気持も同時に味わえます。 子供にも読ませられる本のひとつ。 | ||||
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ストーリーの設定が著者らしく、微笑みながら読める本。 切ない気持も同時に味わえます。 子供にも読ませられる本のひとつ。 | ||||
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大好きな作品が、大好きな漫画家さんのイラストで再発行!と思ったらイラストは表紙だけ…。 正直既読本だったので、挿し絵と書き下ろし小説があればと期待していたのですが残念す。 ですが、作品自体は泥棒のなりゆき『お父さん』と、かわいい双子のほのぼのミステリーでオススメの☆4つにさせて頂きます。 | ||||
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講談社文庫版が家のどこかにあるものの、未読のまま発掘できなくなってしまったため、荒川さん表紙のエディションで買い直しました。双子が怜悧で可愛らしく、そしてちょっと変(褒めてます)なので、幸せな気持ちで読み終えることができました。全体のトーンは明るいのですが、「ミルキー・ウェイ」前半、疑似親子のすれ違う想いがとても切なく胸に残りました。 今回のエディションは、宮部さん所属事務所とセブンイレブンの共同企画とのこと。各オンライン書店での取扱いはあるようですが、実店舗で手に取れるのは関東地方のセブン限定みたいなので、仕様(?)について少し書いておきます。洋書のペーパーバックに似た粗めの紙質で、文庫版にある「ワンナイト・スタンド」はカットされています。著者&画家コメント、あとがき等は一切ありません(著者コメントは大極宮公式サイトで読めました)。荒川さんイラストは残念ながら表紙のみ。う〜ん、その場合は普通「カバーイラスト:(画家名)」なんじゃないですか? 「イラスト:〜」って表紙に大書してあったら、挿絵の存在も期待しますよね? ...と版元の方を向いてちょっと口を尖らせておきます(後日確認したところ、店頭用ディスプレイラックには「カバーイラストレーション」と明記されているようですが)。 | ||||
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遺棄児童の双子、裏稼業で生きている男、普通に考えたら暗ーい状況にある3人が、少しずつ「疑似」家族になっていく物語。でもあくまでも「疑似」であって・・・と、オトナである男は考えて、いつも悩んでしまうけど、そんな悩みを忘れさせてしまうくらい、コドモらとの交流は楽しく、より深く引き込まれていく。いつか「疑似」が取れたら・・・と、読んでる私達も願わずにはいられない。宮部みゆきと言うとシリアスなミステリーという先入観があるかもしれないが、ここまでライトな楽しいコメディーで、ちょっぴりミステリーでもあるこの作品。宮部みゆき作品を読んだことのある人は勿論、宮部みゆきを知らなかった人にも是非、読んでほしい。ストレスで疲れた時なんか、良い薬になりますよ。 | ||||
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遺棄児童の双子、裏稼業で生きている男、普通に考えたら暗ーい状況にある3人が、少しずつ「疑似」家族になっていく物語。でもあくまでも「疑似」であって・・・と、オトナである男は考えて、いつも悩んでしまうけど、そんな悩みを忘れさせてしまうくらい、コドモらとの交流は楽しく、より深く引き込まれていく。いつか「疑似」が取れたら・・・と、読んでる私達も願わずにはいられない。宮部みゆきと言うとシリアスなミステリーという先入観があるかもしれないが、ここまでライトな楽しいコメディーで、ちょっぴりミステリーでもあるこの作品。宮部みゆき作品を読んだことのある人は勿論、宮部みゆきを知らなかった人にも是非、読んでほしい。ストレスで疲れた時なんか、良い薬になりますよ。 | ||||
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私は中学生のときに読んでそれからずっと好きな本です。 続編が出たらぜひ読みたいと思いますし、映画・ドラマ化してもよいのではと思いました。 この親子の会話が堪らなく大好きです。 | ||||
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私は中学生のときに読んでそれからずっと好きな本です。 続編が出たらぜひ読みたいと思いますし、映画・ドラマ化してもよいのではと思いました。 この親子の会話が堪らなく大好きです。 | ||||
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双子と泥棒の「俺」が交流するうちに、「俺」が だんだん双子を自分の子供のように思い始めて、 そのなかでの葛藤とか苦悩とかがよく描かれていて、 とても心暖まるお話でした。 | ||||
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双子と泥棒の「俺」が交流するうちに、「俺」が だんだん双子を自分の子供のように思い始めて、 そのなかでの葛藤とか苦悩とかがよく描かれていて、 とても心暖まるお話でした。 | ||||
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宮部作品の中で、キャラクターやその関係性の魅力で読ませるものといえば、時代モノでは『ぼんくら』シリーズ、現代モノでは本書をあげたいです。 両親が同時期に駆け落ちし、親不在の状況におかれた中学生の双子の男の子たち。雷に見舞われた泥棒のおじさんを捕まえ、父親代わりになることを求める。さもなくば警察に突き出すぞ、と。「ステップファザー」とは継父のこと。・・・というおよそ現実的でない設定ですが、双子がかわいくてつい引き込まれます。大人っぽさと子どもらしさがほどよく同居していて、妙にあっけらかんとしながら情にあつい面もあり。宮部作品の男の子はよいですが、双子ですから魅力倍増です。彼らが泥棒「お父さん」と絆を強めていく様子にホロリとさせられます。無邪気に慕ってくる「息子たち」に対し、「お父さん」の方は、いつか両親が戻るのだから父親気分に浸ってはいかん、と気持ちをセーブ・・・ けれども双子と過ごす幸せに抗えなくなっていくところなど、サラッとした作品ですが、なかなか読ませます。 物語は連作ミステリー形式で、そちらの方ももちろん楽しめます。 彼らが登場するのはこれ一冊。続きが読みたいなあ、と、読み返すたびに思ってしまう作品です。 | ||||
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