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(短編集)

希望の海 仙河海叙景



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【この小説が収録されている参考書籍】
希望の海  仙河海叙景

希望の海 仙河海叙景の評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(1pt)

良い品質でした

期待していた通り、良い品質で満足しています。
希望の海  仙河海叙景Amazon書評・レビュー:希望の海 仙河海叙景より
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No.3:
(5pt)

仙河海シリーズの一つの区切りとなる物語

早坂希に始まり、早坂希で終わる、仙河海シリーズの一つの区切りとなる物語。多くの登場人物が登場する。希と同じ陸上部の市役所勤務の(佐藤)真哉が希に片思いというのが面白い。また、これからのストーリーのキーパソンとなる菊田家も登場する。
なお、個人的に気になったのが、菅原優人の母であり菅原貴之の妻 多香子の旧姓が岩渕だということである。このシリーズの最初の主人公岩渕和也と同性なのは偶然なのか。和也は一人っ子だったはず。これからの展開に理由があれば面白い。
希望の海  仙河海叙景Amazon書評・レビュー:希望の海 仙河海叙景より
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No.2:
(5pt)

シリーズ最高峰

震災に遭った気仙沼市をモデルに、架空の市の仙河海市に暮らす人々を描いたシリーズの5番めの上梓。震災1日前までを扱った7篇の短編と震災後を扱った2篇の短編から為る。題名に初めて「仙河海叙景」という言葉を使った。作者本人が佐藤泰志の『海炭市叙景』を読んで言葉を失っていた自分が「書けるかもしれない」と思ってシリーズを始めた、と告白している。よって、今迄5冊シリーズを読んできて、この短編集が1番力が入っていたと思う。反対にいえば、他のシリーズが、ここから派生した説明版にさえ思える。実際は書いた順番から言っても違うのだろうけど。この後「揺らぐ街」を上梓して、明治時代まで時間軸を遡る。何処かで「10冊まで書けば何か意味のある仕事になっているかも」と言っていたらしいから、それも予定に入っているのだろう。

人物は100人以上に登るらしい。実際そのぐらいまでいかないと、ひとつの街は描けないだろう。
この本だけでも登場人物は多い。よって覚書。登場人物の名前と年齢を記していないと、過去と未来において、どのような関係があるかわからなくなる。年齢は2011年3月段階の歳(推測もあるので間違いはあるかもしれない)。
早坂希(35)早坂めぐみ(希の母)遠藤遼司(45)昆野笑子(35)佐藤真哉(35)結衣(若い)小野悟志(29)小野香苗(29)小野瑠維(子)小野隆志(35)村上美樹(35)菅原優人(高2)匠(高2)小野寺靖行(35)菅原幸子(中3)菅原貴之(50)菅原多香子(53)吉大(33)マスター(元文学青年)小川啓道(33)俊也(33)晴樹(31)菊田清子(81)菊田守一(86)菊田守(長男)美砂子(次女)菊田玲奈(23)真知子(守一の訳あり)村上昴樹(小4)瑛士(小4)侑実(先生)瑞希(小4)尚毅(小4)潤(小4)葉月(小4)村岡倫敏(50)小山千尋(26)村岡陸(25)渉(中3)村岡の父(81)祖父(農業・海苔)村岡晃子(53)晃子の父(仙台市役所職員)晃子の祖父(石巻で牡蠣養殖)村岡ひなた(19)翔平(中3 瑞希の兄)川島聡太(35)上村奈津子(35)

2018年4月読了
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No.1:
(3pt)

仙河海シリーズの短編集

最初に希(のぞみ)さんが登場したので、彼女を中心に物語が進行するのかと期待しましたが、外れました。

これでは、100家族100通りの物語が出来てしまいます。無理矢理辻褄を合わせているのが残念です。

熊谷氏の気仙沼に対する思い入れは、充分に伝わってきますが、残念ながら感動で涙するシーンがありません。

ラストシーンをタイトルにするよりも、全編に希望を持たせて欲しかったと思う。
希望の海  仙河海叙景Amazon書評・レビュー:希望の海 仙河海叙景より
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