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アキラとあきら
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アキラとあきらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全217件 161~180 9/11ページ
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池井戸潤はほとんど読んできた社会人3年目の私。今回もやっぱり面白い作品であった。 立場が違うふ二人のあきらの人生を描き両方とも感情移入しやすかった。 周囲の人間たちの暖かさや卑しさが伝わってきた。親、兄弟、親戚、友達、学校、そして会社の人々。それぞれの立場がわかるからこそ言っていることがわかるし、嫌な部分も理解出来るようになっている。 そして、今までの作品同様、最後はスッキリするいい小説であった。 | ||||
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いっきに読んで寝不足です。池井戸作品真骨頂って感じです。読後気分がすっきりしてオススメです。 | ||||
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池井戸節炸裂。どのシーンをとっても次を読みたくなりあっと言う間に読み終えました。ドラマが楽しみです。 | ||||
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思い立ってすぐ買いました。お急ぎ便も出来ましたが、時間指定をして通常配達をしました。届く日を待っているのも楽しかったです。少し本の端が折れていたのが残念でした。 | ||||
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池井戸作品は初めて読みました。善と悪、成功と挫折がリズム感よく描かれており、どんどん読み進めたくなる作品です。読み終えたあとの爽快感は格別。 | ||||
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なかなかボリュームがあり、読み終えるまでに時間がかかるかなと思っていましたが、 読みだすと止まらなくなり一気に読めました。 | ||||
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アッという間に700ページを読み終わってしまった。すぐに引き込まれる程面白いよ!流石池井戸潤です。 | ||||
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池井戸作品好きとしては、やや物足りない印象。W主人公にした影響で主人公の魅力が分散し、感情移入しにくかったのと、勧善懲悪という構図があまり明確でなかったのが理由か。 最後の秘策も想定の範囲内で、残念ながら肩透かし。。次回作に期待したい。 | ||||
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たちどころに読める。抜群のストーリー。確かにドラマ化されるわ。 でもでもでも、肝心のこれからってところで、枚数の関係かスルーしてしまっているところが散見されて、それが残念。上下巻ならもっと書き込めたのに。例えば、仙台のスーパー戦争。あれれっていう感じ。そしてまた結末。あの子との出会いや馴れ初めもぶっとばして、えぇって言う感じ。もっともっと長くていい物語でした。それが残念。 | ||||
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池井戸作品初見の大学生です。 700ページほどありましたが(普段は300ページ程の本を読みますので最初見た時はボリューム凄いなぁとビックリしました)その厚さを感じさせない内容の濃さと読みやすさに驚きました。一文一文読み進めるごとに物語の中に引き込まれていくなんとも言えない感覚に陥り池井戸先生の人気が理解出来た気が致します。 ひとえに社長の息子、と言っても小さな街工房から大企業まで幅広いです。お金がなくても悩み、お金があっても現状の経営を保っていくことの難しさに悩み…会社経営が如何に難しいかが分かります。そこに「銀行」が入ってきてどのようにお金をやり取りするのか、読んでいてノンフィクションを読んでいるのかと感じるほどにリアルで怖かった部分もありました。作中ではなんとか丸く収まりましたが収まりきらずに今この瞬間にも倒産している会社があると思うとどれだけ会社を社長が私物化せずに纏めあげる力があるかで経営は成り立っているのかが分かります。また、魅力的だと感じた点として登場人物の繋がり方が華麗でした。そこがそこと繋がるのか…!旧友って素敵だ!などと忘れた頃に出てくるので先生の頭の中はどんな回路をしているのだろうと疑問に思うほどです。特に牧師さんになっていたくだり…ジーンと来ました。 今の時代どこの会社も経営が大変だとは思いますが目先のお金に囚われ自分のことだけを考えていては時間が経って自分にツケが回ってくるでしょう。今回のように銀行であれば「会社ではなく人に貸す」と言ったように本来の目的を忘れずに仕事をし続けてくれればいいと願います。(勿論銀行だけに限らず)私もこれから就活という壁に当たりますが大企業であればいい、という概念を捨て自分に合った職を探したいと思います。んー。この先生の作品読み漁りたいです、ハマりました。 | ||||
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一気に読めてしまうテンポの良い展開で面白かった。 しかし、生まれの異なるふたりのアキラの複雑な心の機微みたいなものがもっと描かれるのかと思いきや、とある企業グループの経営とそれをとりまく一族、そしてそれに振り回される銀行の話で、今ひとつリアリティに欠けたストーリーだった。 ただ、それにしても、分厚い文庫本にもかかわらずテンポの良さと、先を読みたくなるストーリー展開はお見事。 テレビドラマになるということだが、まさにテレビドラマの脚本のように読みやすい内容でした。 | ||||
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いままでの池井戸潤作品の良さを残しながら、新しい面白さを追求した良作。 文庫本で700ページを超える超大作にもかかわらず、一気に読み終えてしまいました。 今までの著者の作品は、良くも悪くも「銀行」「勧善懲悪」というこの著者お得意のパターンで攻めていて 悪役が成敗されて読後感のスッキリする物語でしたが、その一方でワンパターンで読んでいる途中で 展開がわかってしまったり、前作で読んだ気のするストーリーの既視感が拭えませんでした。 しかし、今作では「銀行」という著者お得意の軸を据えながら、生まれも育ちも違うダブル主人公である 「あきら」「アキラ」が、ライバルになると思いきや意外なかたちで最後には共闘して不良債権にまみれた 会社を救うというストーリー。 著者お得意の銀行ものか...と思って読まないのは損です。 「あきら」と「アキラ」の少年時代から話がスタートして、銀行に就職した主人公が少年時代の経験を踏まえて 最後に不良債権にまみれたとある会社を救うのですが、展開が著者の前作などとは異なるアプローチでありながら、 読後感はスッキリする良さがそのままこの小説では残されています。 池井戸潤の作品が好きならば読むべき良作。 | ||||
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久々に池井戸作品読んだが、とても読み応えある作品だった。第六章「バンカーの誕生」はあまりにもスリリングで何度も読み返してます(笑) | ||||
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バブル期、その後の崩壊、当時の時代背景がリアルに再現されており、読み応えがありました。 一方、銀行の役割、使命などもこの小説を通じて、再認識できました。 | ||||
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「カネは、人のために貸せ」との言葉は、金融業に係わった者として大変重みのある言葉だと思う。営業遂行との兼合いが難しいですが、忘れてはならない事ですね。 | ||||
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半沢直樹シリーズが上司にたてつく爽快さが売りで、下町ロケットや空飛ぶタイヤが中小企業の経営者の苦悩を描いた感動ものだとしたら、本作は両方が融合された読み応えのある小説だと思う。最後に山崎あきらが多額の借金を抱えるリゾートホテルを救済するために稟議書を起案するくだりにはしびれた。主人公2人とも優秀なバンカーであり何度か稟議書を起案するのだが、それが水戸黄門よろしく印籠の如く事態を好転させるものだからその顛末に惚れ惚れとさせられた。どんな稟議書なのか拝見してみたいものだ。 しかし池井戸潤から繰り出される経済ワールドは多少は脚色している箇所もあるんだろうけど、金融界の入り組んだ事情や社長人事、同族経営の難しさなどの新鮮なトピックが豊富で経済小説としても勉強になるほどリアリティがある。後半は高級リゾートホテルへの投資から融資、そして多額不良債権をもつまで、沢山の多彩な登場人物が登場しそれぞれの思惑が複雑に交錯するが、それでも読者にはわかりやすく賢く秀才な階堂あきらに対して、不徳な叔父達や職場の先輩がたてつく対立構造が明確になっており、池井戸潤おなじみの最後には正義が勝つ結末になっている。そういった意味でも健全な小説だ。 余談だが、ラスボス並みに悪役となった叔父達のこれまでの経緯を推し量った時に、高級リゾートホテルへの投資は愚の真骨頂みたく批判されたが、もしバブル崩壊がなかったらこの積極的戦略は功を奏でたんじゃないかなとも思う。また小説の前半で幼少期が描かれていたが、後半の高級リゾートホテル問題に比べると特に見せ場もなく間延びを感じた。幼少期を描くのなら道尾秀介みたく子供ならではの青春・思春期を描いてほしかった。池井戸潤は経済エンターテイメントとしては得意かもしれないが、人間関係の機微などを表現するのは慣れていないのかな。 また、山崎あきらが融資部から営業部へ飛ばされたにもかかわらず、突然、融資部の次長として登場してきた。ラストでもいきなり亜衣と結婚している設定になっている。どのような経緯があったのかはドラマで描かれるのかもしれないが、不自然に脱落しているエピソードを思うと星5つまではあげられなかった。編集者と池井戸潤の間でやんごとなき事情でカットされたエピソードも沢山あったのだろう。 | ||||
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二人のあきらの行く末も気になりますが、読み進めるうちに考えさせられるのは、進路とは、経営とは、銀行とはといった自分達のすぐ隣にあって普段は意識しない事柄、でしょうか。 自分の上司がこんな馬鹿だったら?もし会社が銀行に見放されたら明日には無職…?半沢直樹を読んでる時にも想像した事ですが、あきらたちの子供時代から二十数年をおって書かれているせいか、よりリアルに感じました。私もバブルを経験しているせいでしょうか。ページをめくる手が止まりませんでした。 | ||||
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池井戸さんの本は殆ど読んでいますが、これは秀逸です。 こんなのが長い間、本の山に埋もれていたのですか。 池井戸さんの小説はどれも感情を揺さぶる内容なのですが、本書では、節目節目でつい涙腺が緩んでしまいます。 「アキラとあきら」の主人公二人が活き活きとした動線が描かれています。 ”瑛”と”彬”は、時にはカタカナ読みであり、時にはひらがな読みとなってあらわれてきます。 複雑に絡み合うストーリーの中で、メリハリのパンチ力が読み易さを倍増させています。 その人生は運命のごとく、主人公二人の幼少期から辿っていきますが、中だるみはありません。 定められた運命を描くのではなく、数多の困難を乗り越えて、運命を切り拓いていく姿が熱血として映ってきます。 過酷な競争社会の中で、前向きな行動で弱きを助けていくスピリットは、池井戸さんのモットーとする所だと思います。 人生の山あり谷ありも、やり方を変えてみて、どん底から目標に向かってV字回復させていく活力。 ビジネスは情に厚くて人と人のつながり。 その資質を大いに語っており、おススメします。 | ||||
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ボリュームが多くて、最初は戸惑いましたが、読み始めると、スラスラと読めて、あっという間に読み終わりました。大企業、中小企業の経営者の苦悩が読み取れ、無能な経営者がいかに会社を駄目にしていくかというのがよく分かりました。昨今、大企業が経営難になるのも分かる気がします。私自身も、起業して会社を経営していますが、なるほどなと思う箇所がたくさんありました。たくさんの社員を抱える中、会社は、社長の私物ではない。でも、この本の中にあるように、私物化している社長も多いのだろうなと思います。そんな現実のやりきれない問題を池井戸さんならではの銀行ものを通して語ってくれる本でした。 | ||||
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アキラとあきら、そしてその2人の近親者たちの人生物語。 花のバブルをはじめとする半沢シリーズとは、また毛色の違う作品。 半沢が銀行組織内での勧善懲悪モノだとすれば、アキラとあきらは銀行と銀行から融資を受けるく企業とのあり方が描かれているので、話としてはアキラとあきらの方が読者を選ぶ感じを受ける。 作者が元銀行員だけあって、銀行実務やその組織内の描き方、人物像はかなりリアリティがあって読みごたえはある。特に稟議というものに翻弄される銀行員の心情は巧みに表現されている。 | ||||
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