■スポンサードリンク


アキラとあきら



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
アキラとあきら (徳間文庫)

アキラとあきらの評価: 7.33/10点 レビュー 3件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

良くも悪くも青春小説(非ミステリー)

2006年〜09年の雑誌連載を大幅に加筆修正した、文庫オリジナル作品。文庫700ページを越える長編ながら構成がシンプルで読みやすい、青春小説である。
社長の息子という立場は同じながら、実態は全く違う二人の「あきら」。伊豆の片田舎の零細工場の長男・山崎瑛は、小学5年生のときに父の工場が倒産し、辛酸をなめながらも持ち前の向上心で東大を卒業し、大手都市銀行に就職する。一方、海運業の大手企業の御曹司として育った階堂彬は、同じく東大を卒業すると、家業の後継者となることを嫌って、山崎瑛と同じ銀行に就職した。新入社員当時からお互いの才能を認め合っていた二人は、階堂彬の実家の事業がバブル崩壊から苦境に陥ったことを受け、立場は異なりながらも協力してその難問に立ち向かって行く。その二人を支えたのは、幼い頃の経験から培われた「何のために生きるのか」という信念だった。
池井戸潤のホームグラウンドである銀行業界を舞台に繰り広げられる若者たちの成長物語。池井戸ファンには読み慣れた物語で、700ページを少しも長いと感じさせない。主人公二人はもちろん、周辺人物のキャラクターも丁寧に造形されており、ストーリー展開に深みを与えている。ただ全体に流れが淡白で、ドキドキ感が無いのが惜しい。
池井戸ファンにはもちろん、明るめの社会派小説のファンにはオススメしたい。

iisan
927253Y1
No.2:
(7pt)

アキラとあきらの感想

金は人のために貸せ
なるほど、たしかにその通りだと思う
こういった小説を読むと、バンカーというのもかっこいい

mick
M6JVTZ3L
No.1:
(8pt)

アキラとあきらの感想

人物描写、背景など、読みやすく素晴らしかったです。
難しい専門の単語(稟議など)とかありますが、それでもさくさく読めました。

ぺこりん12
M5MH63SF

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!