■スポンサードリンク
受難
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
受難の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の作品には朝鮮半島を舞台にしたものが何点ある。この「受」シリーズと三度の海峡が、そうだろう。三度の海峡は背筋の凍る思いがした。また受シリーズで金正日の暗殺を書いていた。誰も書かない、いや書けない、あるいは書くことを避けるテーマをズバリ扱っている。 どれも絵画で言えば描くタッチが違っていることに驚かされる(さすが精神科医、多重人格者か?)。本作の場合、女子高生を主人公としており柔らかい雰囲気の中にもやはり最後はキッチリ締めている。テーマの一つは再生医療に対する警鐘か? 私は、マスコミが自分達の不利益になることは書かない・伝えない(命を懸けない)ということを韓国を借りて日本の実態を示していることに共感を覚えた。また訴訟について日本も勝つことが優先され、結局は政治家や企業は傷まず、まじめに働いている稼働年齢層に重荷を背負わされている。これは被害を被った人達に口をつぐめと言っているのではない。補償も大切だが、言いやすい人ばかり攻撃するのではなく、本作にあるよう問題の本質をえぐって行ってほしい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!