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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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セオール号の事故に題材をとった小説。 瀬オール号の船長は逮捕されたが実はもっと大きな黒幕は瀬オール号の船主であるという視点から物語を書いている。そのぬ名主は脂肪と報道されているが、実は身を隠して生きている。 物語の始まりは有名な実業家からの依頼で少女の水死体を生き返らせる業務を引き受けるのが博多にある研究所。遺体の三次元コピーによって、まったく同じ少女が作られ、しかも生命まで与えられる。生き返った少女は依頼主である祖父のもとに送られ一緒に暮らすことに。その少女は春花と名付けられる。ところが、春花はしだいに自分が暮らしている男が祖父ではなく父親だと知る。最後にはこの祖父こそ瀬オール号の船主だということがわかるという設定。 遺体から命を吹き込まれた同じ人間のコピーをつくるということのリアリティが欠けている。さらに500ページを超える対策ではあるがどうでもよい描写が多すぎる。春花が祖父と京都見物したというくだりはながながと退屈。やたら食事のシーンが多くてこれまたうんざり。長編だから読むのにも時間がかかったけど、読後の満足感はあまりなかった。 | ||||
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