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縁見屋の娘



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縁見屋の娘の評価: 3.15/5点 レビュー 27件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

うーん

途中から、読むのがしんどくなった。現実離れし過ぎで苦手な物語でした。
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.6:
(3pt)

楽しめる作品だが、今一歩入り込めなかった

主人公の「お輪」は人材斡旋業を営む縁見屋という店の一人娘だ。この店の娘は「祟りつきで、男児を産まず二十六歳で死ぬ」と言われており、実際にお輪の母親も祖母も26歳で死んでいる。本書は縁見屋の娘にかけられた祟りの原因を解き明かして、その解消に挑む様子を描いたミステリー小説だ。

途中まではなかなか面白いと思ったし、テンポよく読めるので最後まで楽しんだが、霊能力を持つ「帰燕」や縁見屋の初代の正右衛門の正体が明かされる過程が、自分にとっては少し凝り過ぎな感じがして、後半に入るにつれて段々感情移入が出来なくなったのが少し残念。でも、これがデビュー作とのことなので、その後の作品も読みたいと思った。
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.5:
(3pt)

佳作か駄作かと問われれば

文章は素直で読みやすい
キャラクターの性格付けも悪くない
佳作か良作かと問われれば佳作の部類
ただなんというか全体的に話が薄い
各々のエピソードが散漫で繋がりが薄く感じてしまう
書かれているものはすべて話の本筋に係わりがあり
不要なエピソードなどないはずなのに
どれもこれも印象が淡く唐突感があり
そのためか肝心の本筋の進みが酷く緩やかに感じられる
せっかくの伏線が効果的に使われていないというよりは
伏線たるために無理やり話を挿入した感が残る
張り巡らされた伏線がクライマックスに向けて集約されていく勢いがないのが残念
また肝心の主人公と行者が惹かれていく過程がぞんざいだったのもこれまた

と、かなり辛口評ではありますが
文章が素直というのは非常な得点ではあると思います
少なくとも最後まで読んでみようと思われる力量は十分にある作品です
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.4:
(3pt)

パッチワークで紡がれたような読後感。

デビュー作は丁寧に書かれ、推敲も、それなりにされているので、
辻褄が合わなかったり、伏線の回収を忘れたりすることは少なく、
そういった意味では、読みやすい作品だった。
しかし、人物設定や動き、職業、家業に対する考え、地理的な感覚、ルビの振り方などに
首を傾げることが多々あった。
古典の素養が不足しているのか、江戸時代の理解が弱いのか…。

売れ筋の京都を舞台に、近年増えている神社関係を配し、怪奇現象とSFを取り入れ、
恋愛も家族愛も汚職も、と、欲張り過ぎたゆえか、読んでいる途中で結末が判ってしまう。
また「天明の大火」という史実を活用した、天狗譚としているが、
この火事の原因を空き家への放火とする説もあることを考えると、工夫が足りないような気もする。

父と娘だけで、口入屋を商っていけるのか?
感情が現代人になってはいないか?
京都の地名の書き方が変?
等々ある。目のつけどころは良いけれど…どこかで読んだ作品の一部を小さく切って張り合わせているような
既読感のあるシーンが多い。
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.3:
(3pt)

面白かった、かも(ちょっとネタバレあり)

どんな謎解きが待っているのか期待して読み始めましたが、縁見屋や東雲屋の商売の様子をはじめ生活感があまり伝わってこなく、「祟り」ばかりが、繰り返し語られる展開に物足りなさを感じました。フィクションとはいえ、大切な借り物の花嫁衣装を着たまま披露宴を抜け出して屋外で座るという場面をはじめ、戸惑う場面も多々ありました。秘密を他人に語り過ぎるお輪の人物像もはっきりわからないですし。そんな疑問と不満はいくつかありましたが、結末を知りたかったので途中で投げ出さず読了。最後にはまあまあ満足できました。
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.2:
(3pt)

困った。何というか、困った。

私はこの作品、苦手です。
読み始めるととにかく描写が細やかで緻密で呆気に取られて感心しました。
ところがいっこうにストーリーが見えて来ません。はっきり言ってどうでもいい事ばかり細密画のように描かれています。
なので、読んでいていらいらします。いや、描写されていること自体は正しいのです。既に人気がある作家さんのように当たり前にお約束みたいに文章が存在しているのです。
ところがこの話題に付き合うのは私には苦痛でした。たぶん描写力だけで大部分の話が構成されているのだと思います。
この方のファンならうれしく読むのかもしれませんが、デビュー作でこういうものを出されても困ります。
いい作品なのだろうとは思うのですが、読んでいて楽しくないのです。ごめんなさい!
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.1:
(3pt)

時代物と前提して読み始めたが・ネタバレあります

どっちかというとSFだった。超常能力モノ。
ヒロインがちょっと。縁起悪い娘と本人も周囲も認知してる状態で、何でここまで自信満々でいられるんだろう?自信満々じゃなきゃここまで「結婚する為の条件」は並べられない、と。起こるべくして起こる、と言い聞かされてる状態で「うちのことはええさかいにやめて」も、「自分は特別」の自信満々がなきゃ出てこないセリフだよなあ、みたいな。
基本的に、肝心な時に「意識を失った状態」(←寝てるにしても昏倒してるにしても)になるヒロイン好かないタチです。
事前に火事の噂流したら、パニック誘発する気もする。
帰燕との関係性が、恋愛?近親相姦?身内の情?どれ?という感じだった。
ちなみに装丁イラストにすごく違和感を感じた。柄杓デカすぎ。これじゃ柄杓じゃなくて肥柄杓だよ…。柄杓の向きと手首の向きも合ってない。タッチはキレイで丁寧なイラストだけど、細かい部分気を遣って描けばもっと良いのに。
概ね「普通」でした
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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