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(短編集)
地下街の雨
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地下街の雨の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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| ストーリーテラーの達人宮部みゆきが多彩な芸を見せる短編集。ホラーテイストな話が多いようだが、怖いと言うより奇妙な話と言う印象を受けた。さすがに巧い作品ばかりで粒揃いなのだけれど、それほど強烈な印象を受ける作品はなかった。又時代背景から古くささを感じさせる内容(特に電話に関して)もあるし、種明かしされると陳腐さを感じる作もあったが、決して読んで損はない作品集である。 | ||||
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| よくこちらの小説の評価が低いのを目にしますが私は好きです。 表題作は怖くはないけど謎がありどうなっていくのだろうとドキドキしました。 ミステリーですが怖い感じも修羅場とかそう言ったものもありません。 何人かの友人には文章の書き方が独特で内容が頭に入ってこないというようなことを言ってました。 どんな作品かよりもそういったところで好きか嫌いかが分かれる作家さんなのかなぁという印象です。 直接的な表現を意図して避けてる雰囲気があり、経験値が低かった若い頃はよく分からない部分もありましたので そういう意味では感覚を空けて読んでみると印象が変わるのかもしれません。 | ||||
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| さよなら、キリハラさん これは、強烈に印象に残った。 もっと怒ってほしかった みたいなことを言っていた。 社会に対してね 昔読んだから、全部覚えてないけど。 とにかく強烈に印象に残った。 | ||||
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| この短編集の中で一番のお気に入りは「ムクロバラ」です。緊張が高まって、高まって、どうしよう!! という時に、ポーンと投げられた石。そして脱力。宮部女史はやっぱり素晴らしいストーリーテラーです。 | ||||
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| 宮部みゆきさんの短編集は一冊読んだ事があり他の作品も読んでみたく購入しました。「地下街の雨」結婚する直前に彼に別れを言われ、そこから出会う一人の女と…、「決して見えない」サラリーマンの悦郎がタクシー乗り場で一緒になった老人が…、「不文律」無理心中の疑いで亡くなった家族について語る人々、「混線」女性にいたずら電話をかけ続ける男の結末など7つの短編で恐さやせつなさがあり、終わり方が気になった物もあるが全てスラスラ読めた☆ | ||||
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| 宮部みゆきさんの短編集は一冊読んだ事があり他の作品も読んでみたく購入しました。「地下街の雨」結婚する直前に彼に別れを言われ、そこから出会う一人の女と…、「決して見えない」サラリーマンの悦郎がタクシー乗り場で一緒になった老人が…、「不文律」無理心中の疑いで亡くなった家族について語る人々、「混線」女性にいたずら電話をかけ続ける男の結末など7つの短編で恐さやせつなさがあり、終わり方が気になった物もあるが全てスラスラ読めた☆ | ||||
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| 宮部作品は、全体的にハズレ無しですがやはり心に深く残るものとなれば、そうそうたくさんはありません。その中でも、年に1回くらいはつい手に取ってしまう1冊がコレ。表題作の【地下街の雨】婚約破棄という、恋人に裏切られた主人公の心の内が切なくて、ヒタヒタと心に沁みてくる。今度は幸せになれたらいいな…と、主人公を応援したくなる。【決して見えない】の赤い糸ならぬ、黒い糸。宮部さん、巧いこと言うな…と感心。【勝ち逃げ】は、叔母のお葬式で見つけた、30年前の手紙をめぐるお話で、小気味イイ。【ムクロバラ】は、ちょっと怖い。魔の時は、誰にでもありえそうだから。【さよなら、キリハラさん】題名で、不思議に興味を持つ。ちょっと切ないけど、家族のてんやわんやが伝わってくる。【不文律】一家心中の原因について…。【混線】いたずら電話をめぐる話。ちょっと、イイ気味(笑気軽に読める短編で、重くもないけど ちょっと切なさがピリリと効いてオススメの1冊です。★5つにしないのは、彼女には他にももっとイイ作品がたくさんあるので、そちらにつけます。 | ||||
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| 表題作は、とても暖かな読後感でした。裏から見た事実と、表に出ている事実の落差がすごい。表面上は、とんでもない出来事でも、それゆえに幸せを感じることができるのなら、もしかしたらあの出来事は仕組まれたものだったのかな??そして、一番怖かったのは「混線」ありそうだ。というか、あってほしい。電話での嫌がらせではなく、今はネットでの嫌がらせだけど悪意を持ってネットを利用しているやつは、ネットの海に投げ込まれてしまえ!! | ||||
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| 趣向を凝らした短編が7編。旬な作家だけあって、どれも細部がしっかりしていてうまい。読み応えあります。 1つ選ぶとすれば『決して見えない』か。恐ろしいミステリ仕立て。『不文律』も悪くないが。 | ||||
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| 久しぶりに作者の本を読みましたが、読みやすいですね。 正統派の短編から、実験的なもの、B級ホラーっポイものまで楽しめました。 でも、以前に読んだ「我らが隣人の犯罪」のほうが完成度は高いような気がします。 | ||||
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| 印象に残ったのは、『地下街の雨』、『勝ち逃げ』、『ムクロバラ』、『さよなら、キリハラさん』の4作品です。 『地下街の雨』は、人間の裏切りについて描かれた作品ですが、裏切りもなんだか良い物なのかなあとも思える作品でした。額面は裏切りでも、人間のちょっと大切な配慮が良く描かれていて、不思議な感慨にとらわれました。 『勝ち逃げ』は、完璧な叔母の完璧な人生について描かれていました。なんだか人間味の薄い可哀想な人の人生のようで、でも人生の勝者という微妙な機微が強く印象に残りました。 『ムクロバラ』は、人間性も仕事での地位も兼ね備えた人間が、同じくほんのはずみで事件の加害者と成りはてた人間のカウンセリングをしているうちに、同じく逢魔が時に遭遇し、認めたくない現実に出会い、それを自分にとって良い認識に持っていこうとする葛藤がもの悲しく皮肉な和音を奏でていました。 『さよなら、キリハラさん』は、側にいるのに、孤独を創り出す、社会の闇から、狂っているはずだけど、本当は正しい人間性を、同じ孤独をもった他人との交流によって導き出す過程がなんだか有り難くて切ない感情に出会いました。 | ||||
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| 種と仕掛けのちゃんとあるものから、ぞくっとしてしまうエンディングのもの、 また、うまいなあ〜〜と宮部さんの長編にみられるように人間の本質をうまく 描いているものまであり、なかなか楽しめる短編集。 | ||||
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| 電車の乗り継ぎとか、少し余った昼休みとかに読むとすっきり読める短編集。決してえぐくないし、変にもったいぶった展開もないから自分のペースにあわせて読める。かといって、話が単純なわけではない。どれも最初の分から最後の落ちが読めるなんてことはない。そこがまたよい。 印象に残ったのは、「決して見えない」と「さよなら、キリハラさん」。 | ||||
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| どんな物語でも、そこに人間の感情があるから、 人生の糧になるのだと思います。 話の筋より人の感情のほうを、より細かく書いてあるから、 この著者の物語は好きでない、と思う人がいるようですが、 私はそれだからこそ彼女の物語にひかれます。 【地下街の雨】は、裏切られた時の気分と似ている。 それでも、傘を持って待っていてくれる人もきっといるから。 赤い糸でなく、黒い糸でつながった人もいる。 それは、【決して見えない】。それも、運命の出会い。 一家心中の原因も、見る人によって千差万別。 【不文律】は、外からは分からないから。 いたずら電話をする者は、いつか退治されてしまう。 【混線】は、退治された人の悲鳴である場合もあるのだ。 口うるさく気難しい伯母が亡くなった。そこへ30年以上前の手紙が。 それは、彼女の【勝ち逃げ】宣言なのか。 哀れにも、魔の時に襲われてしまった人に関わると、 すべての名前が【ムクロバラ】になり・・・。 ひとりぼっちの祖母は、ひとりぼっちのキリハラさんにだけ 告げて行こうとした。【さよなら、キリハラさん】と。 | ||||
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| ちょっと、幻想的なお話の短編集です。 ミステリーとホラーのお話が混じって載っています。 どのお話も、やさしい終わり方をするので軽く読み流すことが出来ます。 文章がきれいで若い女性の描写がとくに長けていて楽しめました。 | ||||
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| 短編が7編収録されているが、どれも読みやすく同じ匂いを感じさせるものがない。ただ、読み終えた後に残るものが疑問であったり、やるせないものであったりするのも特徴だ。個人的には、最終編「さよなら、キリハラさん」がせつなくて好きだ。 | ||||
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| 偶然手にした1冊でしたが、どの作品もジャンルが少し違った充分楽しめる作品です。最後の室井女優の文書も興味深かったです。この作家長編はまだ読んでないのですが、この短編を読む限り、文書力の高さが伺えるようです。最近いろんな作家の文書を読んでいるので、やはり相対的に見ても宮部氏はうまく、自然と引き込まれるような作品作りができる作家だと感心しました。あと2・3冊短編を読んでから、この作家の長編を読みたいです。宮部入門作としてはお勧めだと思います。 | ||||
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| 宮部みゆきの短編集。 宮部は長編を書かせてももちろん非常にうまいが、 短編も本当にうまい。 短編には短いがために設定の甘さなどが見られる小説家も多い中、 宮部の作品にはそれが全く感じられない。 短編の中にもしっかりと人物像がなりたって、 人物の心の描写も巧みだ。 個人的には書名にもなっている「地下街の雨」がいい。 設定、文章構成力がとにかくうまい。 文句なく★5つです。 | ||||
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| この作品は7つの物語から成り立っているが、中でも「地下街の雨」は物語の進め方・結末共にすばらしいものである。主人公の心理描写が細かいところまできちんと描かれているので、自分が本人になったつもりでハラハラしながらどんどん読むことができる。そして、一気にクライマックスまでいくと最後にドカンと真相が分かるという感じに仕上がっているのだが、そこがこの作品の最大のポイントでもある。 | ||||
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| たとえば画家や彫刻家は、一つの主題を作品で表現する際に、いくつもの「習作」をつくる。着眼点や手法を試行錯誤するためだ。『地下街の雨』は宮部氏にとって、それにあたるのではないか。といっても、短編集としての質の高さは十分なので、ご心配なく。本書所収の7作品は、バラエティに富んでおり、どれも秀逸。「ムクロバラ」では、人間の心に潜む衝動的な悪意と、その被害者が直面する不条理、極限状態での心理が描出される。「地下街の雨」「混線」は、緻密で意表をつく巧みなプロット。「さよなら、キリハラさん」では、非日常的な描写から日常的な問題を顕在化させる構成を展開。こうした試みの数々は、確実に『模倣犯』のような大作で、交響曲を奏でるように統合され身を結んでいる。その意味で、本書を「習作」だと表現してもよいと思う。因みに私が本書で興味を惹かれたのは、黒澤明の映画を髣髴とさせる描写が目についたこと。たとえば、一つの出来事も受け取る人の如何によってその意味がまったく変容し、何が真実かわからなくなるほど現象が相対化されてしまう「不文律」は、黒澤の『羅生門』(原作:芥川龍之介『藪の中』)を思わせる。また、人が亡くなった後、遺族らが故人にまつわる記憶や故人が残したものを手掛かりに、生前の意外な一面に思いを馳せることで初めて故人が生き生きと人々の心の中に存在感を増してくる様を描いた「勝ち逃げ」は、やはり黒澤の『生きる』の終盤を喚起させる宮部氏のエッセンスを、素描に近い原形的な形で凝縮して楽しむには、お勧めの一冊! | ||||
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