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君の膵臓をたべたい
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君の膵臓をたべたいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全690件 641~660 33/35ページ
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みなさんのレビューを拝見しましたが、ばらついてますね。 たぶん、背景設定と著者の意図がずれてるのでは? 後半の一件は青春物なら読者の予想範囲内でおさめておいた方が、ありがちな青春小説+生と死 で評価の低い方々も納得されて「良かったね」だったのではと思いました。特に低年齢むけに。 しかし、彼や彼女の言葉や思いを改めて読み返すと、あり得る展開とも思えます。 生と死は皆に平等、健康・病人それぞれに。1日の価値は同じ。改めて思いさせられました。あと、葬式からエンディングまでの期間の長さと彼の成長具合が絶妙だと感じました。 読み直してみると 案外、評価が変わるかもしれませんよ。帯のコメントは人それぞれにだと思いますが、私自身、感慨深い物はありましたが泣けませんでした。でも、知人に薦めました。しっかり読んでと忠告もしました。 | ||||
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帯にあるような、「涙、涙…」というほどのレベルではなかったと思います。 しかし、それなりにジーンとくる作品であったと思います。 彼女の死後、残された日記から、真実を知っていく。そして、各所に仕込まれている 伏線もなかなかよかったです。 プロット的には、ピアニストとバイオリニストのストーリーを思い出しました。 それと比較すると、母親、音楽、幼馴染といった装飾的な要素はまるでありません。 日々の会話とわずかなイベントが2人の関係を形成していくという感じです。 そこが逆にシンプルすぎて、会話のいくつかは非常に新鮮なものがありました。 あとはヒロインの「わはははっ」の笑い声が印象に残っています。 そのあたりを楽しむことができれば、素直に感情移入できると思います。 万人にはオススメという感じではないですが、決して悪い作品ではないと思います。 【以下、ネタばれを含みますので、未読の方はご注意を】 結局、3回くらい読み返すことになりました。すべての伏線を理解したかったこと。 これが最大の理由です。で、いくつか疑問も残りました。入院中のお見舞いの回数が 4日とありますが、7/24、7/27、7/28、7/31、8/3の5回のような… この理由がわかりません。何か意味があるのだろうか? 「名前のない僕」、最後にその本名が明かされます。うーん、このトリックを良い とみるか、つまらないとみるか。非常にわかれるところです。 個人的には、嫌いではないですが、作者の住野よるさん、すこし(いやかなり) チャレンジャーすぎない?って印象です。 ファーストネームの方は、かなりファンも多いハズ。私の知り合いにも熱心な ファンがいますが、怒りだすかも。 あとは、時折、出現する死の予感ですね。これもなかなかよかったです。 まったり進んでいくストーリーの中で、牙をむくように現れます。特に、リュックの 中を見たときの描写は、ぐっとくるものがありました。 そして、「本当に死ぬの?」から「まだ、死なない、よね?」に変わっていくのも よかったです。その変化がうまく表現されていると思います。 「死」がテーマである以上、やはり重力には逆らえません。そこは、やむなしと いったところでしょうか。 | ||||
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学生が主人公の物語ですが、読んでよかったと思いました。 書店によく行きますが、デビュー作でもあり、「1位」との帯が目について、気になっていました。初めて見た時は、タイトルが気になりながらも、他の目的の本を買って、そのまま帰りました。が、また書店に行くと目につき。 やっぱり気になり、購入。 読み始めは、淡白な性格の男の子。無関心さが強くて、私も淡々と?読んでました。 なのに、読み進めるうちに、いつのまにか物語に吸い込まれてる自分に気がつき、先が気になって読み終えました。 主人公の男の子の冷静さには、大人という歳の私も、見習わなきゃかな?と思ったり。 でも、女の子の明るさ・奔放さにも惹かれました。明るい女の子が、無口な、人に無関心な男の子を外へと気持ちを向けさせ、連れ出す!といった感じで、物語は進んでいきます。 タイトルにある「膵臓」の病での別れになると思いきや、予想外の別れに、少し「何でいきなりこうなる!?」と思いましたが…。 でもその後の、男の子の考えや行動、そして女の子の親友の動きなど読んでいて、また物語に吸い込まれました。 主人公の男の子を観ていて、やっぱり人との繋がり・接触は、出会う相手や人によって、変わっていくものだなぁと感じました。 私も本好きで、暇があれば気になる本を読みたい!と思う方ですが、やっぱりそれだけじゃダメな事もありますね。 外に出て、人との付き合いは大事です。 可愛くて、明るく友達の多い人気者!の女の子でも、心の内では、その自分にある種の葛藤?もある事、知りました。 パッと見、他人から観れば羨ましい存在の彼女でさえ。 人間関係の大切さを、改めて考えた1冊でした。 【全体的に、彼女の病を知ってから、静かな気持ちで読みいる内容ですが、笑える所を少し交えてあり、それは私の印象ではクラスメイトの男の子の、話す度に最後に言う「ガムいる?」でした(笑)。こういう子、実際いるよね!と思って、そこは笑えました】。 高評価に流される訳ではありませんが、やっぱり読んでよかったと思える内容でした。 | ||||
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思っていたより良かったです。 軽い文体でしたが、かえって読みにくかったです。 | ||||
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奇抜なタイトルをひっぱることなく、その由来はすぐに明かされます。 中身はいたって正当な病気、青春もの。 主人公二人のもどかしいやり取りが、40代の私にもきゅんとしました。 特に、二人で行く九州旅行の夜が好きです。 こんな設定、ストーリーを持ってこられたら、そりゃあ泣きますよ。 ちょっとずるいなあ、という気もします。 あと、皆さん書かれていますが、違う別れ方の方が納得いったかな。 | ||||
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レビューを書くのは、初めてです。 それぐらい53年生きて来てこんなに切なくそして今の自分の子どもたちに当てはまるような内容に、感動し年甲斐も無く泣きながら読むこととなりました。まさか泣くとは思ってなかったのですがとにかく自然と涙が溢れ心のストレスが軽くなった様に感じました。この本二出会えて本当に良かったと思っています。家族に進めてもタイトルだけを見て嫌がっていますが、是非とも読んでほしいです。 | ||||
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自分の気持ちを好きな人に上手く伝えられない年頃の 高校生や中学生の人達に 是非読んでほしい作品だと思いました。 この本を読み終わると 自分の中の考え方が変わると思います。 温かく楽しく時には切なく悲しいそんな物語です。 | ||||
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読み物としてはライト。 小説としてはまだ濁りがあるなぁと言う感じで完成度は高くない。 でも、テーマや登場人物がすごく好みでした。 主人公に昔の自分を重ねてイライラしながら読んでいたんですが、中盤で泣いてしまいました。 登場人物が若くて、可愛いです。 | ||||
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純粋に面白かった。名前があえて隠されて呼び方を変えられてるも意味が分かった時すごくよかった。2人の軽快なやりとりがとても好きだ。 | ||||
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近所の書店にて、売れ筋ランキング3位に入っていたので購入しました。 ページ数はおよそ280ページですので、短期間に読み終える事ができます。 話としては、後半部分がやや強引な感じが否めず、また感情移入が出来ないような箇所も見受けられます。 しかしながら、そうした部分をデビュー作だからと一歩引いて純粋に読みますと、最後は泣けるかと思います。私も最後は泣きました。 タイトルも、読み終えた後から考えると非常に意味の深い物のように感じ、デビュー作の中ではかなり良い部類に入るかと思います。 小説の中でも特にラノベに分類されるような作品が好みの方は特にオススメします。またそうでない方も、作品の完成度よりも共感性を重視して読まれると面白いと感じます。 | ||||
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1日で読み終わりるシンプルなストーリでしたが、電車や喫茶店で涙を我慢できませんでした。 人づきあいの悪い主人公を自分に重ね合わせ、心の底から感動しました。 愛とか死とかを直視したくない、あるいは、直視する必要がない、と思っている人に、 この本を読んでほしいです。 自分にも、そして周囲の人びとに人生の終わりがくること、 性や打算を抜きにして、人と心をかよわせることが人が生きる意義であること、 を気づいてほしいと思います。 | ||||
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毎日数ページずつ読みました。 物語には、良くも悪くも起伏がないので、まるで登場人物たちと一緒に日常を過ごすような不思議な日々でした。 だからでしょうか。物語がラストに向かうにつれ、息苦しくなるような切ない想いが徐々に膨れ上がり、ラスト付近で弾けて号泣しました。 ただ、本当のラストはとても爽やかで、心地いい感動に浸ることができました。 | ||||
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「50代の男性を何度も読ませその都度泣かせた」 といったようなコピーを新聞広告だったか書店のポップだったかで 記憶に残り、何気に手にしたその本を一気読みしました。。。 私も同年代のオヤジですが・・・ 結果、そのコピーと同じ体験をしたところです。 本のタイトルからは何やら猟奇的な恋愛サスペンスか!? と思わせぶりなのですが、実は全く違います。 主人公の活発で人気者の山内桜良(やまうちさくら)と 本書での視点となる「僕」は同じ高校のクラスメイト。 その「僕」とは、休日もじっと家で読書で過ごす友達もいない 一見とても根暗な性格です。 実は膵臓の病で余命1年と言われいた桜良は、 ある偶然に「僕」と知り合うことになります。 彼女は僕と知り合うきっかけになった「共病文庫」という日記を つけながら、人嫌いな「僕」と残りの日々を過ごしていくのですが・・・ ここから先は是非とも読んでいただければと思います。 純真な、ピュアな恋愛小説です。 文章はあくまでも淡々としたトーンながら ページが進むにつれなぜか読むほうは熱量が次第にアップしてきます。。 最後の40ページは・・・これも新聞広告か何かのコピーで 見た通りにハンカチやティッシュが欠かせません。 しかし、そのピュアな恋愛小説に留まらないのが巷にあるそれらと 一線を画しているのだと思います。 これは、ある意味「成長」の物語だと私は確信しました。 これこそが著者:住野よるさんのデビュー作にして、 初版が2015年6月21日でありながら、私が手にしているのは 7月15日で第5版という人気の秘密かもしれません。 あなたに誰か大切な人がいるなら、なおさら一読をお勧めします。 恋、愛の先にいずれ避けられない死というものがあり、 その先に人はいかに乗り越えていくのか 恋愛小説に留まらず考えさせられる思想小説の魅力を 携えています。 ただあまりに淡々とした文体に感動を覚えない方もきっと いらっしゃるでしょう。 しかし私には、計算された文章のリズム、全体の構成と主題が 織りなす不思議な緊張感、こういったところにとてもうまさを感じました。 だからこそ50代のオヤジでも泣かせる魅力があるのですね(笑) | ||||
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私も最後の40ページは泣けるとありましたが、涙は出ませんでした。でも、ええっ!と言う意外な展開は楽しめました。 私は国語力がないためか、タイトルの意味がよく分からないのですが、膵臓とはどんな臓器なのかを知らなくても読めます。 どちらにしても、ノンストップで最後まで読みやすいです。女の子がエバンゲリオンのアスカラングレーみたいな子だと感じました。 | ||||
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主人公を自分に重ねてしまい、悶えながらも一気に読みました。自身を一つ上のステージへ引き上げてくれた存在への感謝の想い、それに気づくことのできた主人公は幸せだと思います。恋とか友情を超えた、大切な感情を思い出させてくれました。 | ||||
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いろんな映画やアニメ、小説で泣かされてきたけど、この小説ほど感情的に泣かされたのは初めてだと思う。 声あげて泣きましたわ笑 | ||||
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よい作品です。 冒頭、ヒロインの「うわははっ」という笑い声の連呼、そして鼻持ちならない 主人公のキャラに「やべ、間違ったか」と不吉な予感がしました。 50ページくらいまでは、かなりイライラして何度も投げだそうとしました。 それでも読み続けたのは、帯にあった ポップの神様・有隣堂書店の梅原さんのコメントを信じたからです。 プロの書評家より、梅原さんのポップやコメントは非常に頼りになります。 信じてよかった! 70ページを超えたあたりから、二人のキャラクターが、 ぐんぐん輝きだし、物語のなかに引き込まれました。 前半の主人公の鼻持ちならないキャラ、そして「若い子がこんな漢字を使うかよ?」という 一見、瑕疵に思えたものが、後半になって、「なるほど」と納得。 鼻持ちならない男の子が、ヒロインと出会い、 立派に成長を遂げていく「青春物語」の白眉。 金城一紀さんの「GO」を凌駕する青春小説が遂に出てきた、という 印象を受けました。 レビューのなかに50代で泣くのは盛りすぎ……というものがありましたが、 盛りすぎどころか、この作品の「テーマ」は、 肉親や友人たちがぼちぼち旅立っていく中高年世代には、 とくに、ぐっとくる内容だと思います。 コミュ障ぎみの男の子が、最後、崖から飛び降りるんだよね。気持ち的に、ですが。 ……そして、278ページの「階段」。 「上っていく」にせず、「下っていく」にしたところが、実にいい。 家族や友人を亡くして弱っている友人に、今後はこの本をプレゼントしようと思います。 | ||||
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厳しいレビューもあるけれど、ありきたりかも知れないけれど、ほろ苦い青春してて、いいんじゃないでしょうか?とても良かったです!何でもかんでも、上から目線で批評してレビュー書くのは、それこそ、体に悪いと思いますよ。次作も期待しています! | ||||
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青春小説の要素と日常の大切さを感じる要素がおりまじり、感動しました。所々で胸に響く言葉もあり、ほんと素晴らしい作品だと思いました。心が洗われたような気持ちになりました。よみおわって日常を大切にしよう、大切な人に気持ちをつたえようと思わされました。今年一番のお気に入りの作品になりました。 | ||||
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桜良は主人公を「君」と呼んだり、「【 】くん」と呼んだりします。第二人称が入り混じっているのにはなにか理由があるのでしょうか?どうしても思いつきません。 | ||||
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