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君の膵臓をたべたい
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君の膵臓をたべたいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全690件 261~280 14/35ページ
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住野作品は初めてです。 ※ネタバレあります。(有名になりすぎたのでもういいや) 最後の最後で実は殺される展開、主人公の名前が出てこない演出などストーリー以外でも面白く読めました。 私だけではないかと思いますが、ただストーリーを味わうだけでなく何か大切な気づきがあった人は多いのではないでしょうか。 マイナスな感想は、私はわかりやすさ、読みやすさ、を求める節があるので 二人の何気ない会話が多少ダルイと感じてしまうことがありました(笑) 例えば、野球で言うとけん制球を多めでタイムが再三入る展開です。 そこも含めて楽しめる人にはいいのかもしれません。 映画ではうまくまとめられているので私と似たような感性の方は映画をお勧めします。 最後に蛇足ですが、 どんな作品でもあまり批判することなく読みたいと本書のレビューから考えさせられました。 「リアルでこんなやり取りはない」「二人のやり取りが稚拙だ」「病気のことをわかってない」など。 そこにいちいち反論するつもりはありませんが、 その描写されていること以外をどう楽しく想像するのかが文学の醍醐味かと思います。 先日仕事関係のお客様で70代女性の方も本書を読まれたというお話をしました。 歳をとっても芸術に親しみを持つ心を持って生きたいですね。 | ||||
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思ってた以上にとてもよかった 物語に引き込まれました 住野よるさんの作品また読みたいと思います | ||||
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最後の遺書や日記は年相応の書き方で非常に感情移入しやすかった。逆に小説のようなキレイな文章だったらここまで好きになれなかっただろう。 さくらがふせんを回収せずに物語が終わってしまっている部分も予想もできない終わり方だからこそだと思う。物語が終わる前にさくらが全て回収して終わっていたのなら『お前は自分の未来を知っていたのかい?』という疑問が出て来ていただろう。 | ||||
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17歳の男の子と女の子の話だけど、まるでおじさんの私が17歳の僕だと思ってしまった。私は全く成長しないままおじさんになっている。しかも、彼は自らを変えることができた。私は全く進歩がない。 衝撃的なタイトルだ。膵臓がんで、義姉さんと同僚を亡くしているから膵臓という臓器はひとごとではない。膵臓は、食べた食物を消化し、ホルモンによって糖をエネルギーに変えるという、2つの働きを調節する役割をしている臓器だそうだ。そんな臓器の病で、あとわずかしか生きられない桜良。誰も明日死ぬとは思っていないけど、本当は誰も明日死ぬ可能性はある。それに気がついていないから、日々の「生きる」が何かつまらないようなことに感じているのかもしれない。 『日々死生観を見つめながら生きているのは、きっと哲学者か宗教家か芸術家だけだ。あと、大病に侵されてる女の子とか、彼女の秘密を知ってしまった奴とか。 「死に直面してよかったことといえば、それだね。毎日、生きてるって思って生きるようになった」 「どんな偉い人の言葉よりも心に響く」 「でしょ? あーあ、皆ももうすぐ死ねばいいのに」』 私は、いつ死んでもよいと思っているが、本当はそんなに簡単なことではないはずだ。何もかも達観したように振舞っているけど、何も分かっていないのだと思う。 『「誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。それが、生きる。自分たった一人じゃ、自分がいるって分からない。」』 17歳の女の子が真剣に生きている。私はいろいろな関わりから逃げ、なるべくじっとている。やっぱり生きていると言えない。感情があるのかよく分からない。多分、心が動かないようにしている。人生経験豊かなおじさんでなければならない歳なのに。もっと「今」を大切にしなければならない。 『つまらぬというのは、ものがつまらぬとか、話がつまらぬというのではなくて、つまり、おのれの智慧袋が小さいからなのです。一たび般若という、大きい智慧によって観照するならば、つまらぬどころか、いずれもみな貴い真理の表われです。』『今日や明日という日は、それこそなんでもない平凡な一日です。しかし、その平凡な一日が集まって、私どもの人生を作っているのです。』(「般若心経講義」高神覚昇) 桜良は膵臓の病気だったが、「生きる」を消化し、「誰かとの関わり」によって日々のエネルギーに変えるという、2つの働きを春樹君に教えてあげた。 あたかも桜良自信が春樹君の人生の膵臓であるかのように。 全ては縁である。この、普段なら全く読むはずもないような本を手に取り、読み、それなりに考えることができた。何度も人生の意味を考えながら、しばらくすると忘れるというサイクルを何度も繰り返してきたが、この本は、何回目かの覚醒のきっかけになったかもしれない。すっかり、落ち着いてしまった振りをして、全てをあきらめて、やる気がなくなってしまっている今日この頃だけど、もう一度、やり直してみようかな、人生を。 | ||||
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本屋で1ページ目だけ読んで、「あっこれは絶対泣くやつや」と思って買ってみました。 そこからまぁ5か月ぐらい寝かせて読み始めたのですが。 予想以上に泣いてしまいました。小説でここまで泣いたのは初めてです。びっくりしました。 これがデビュー作かとおもうと、なんだこの住野よるって人、化け物か?と戦慄すら覚えました。 | ||||
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人に勧められて読んだ作品 まあ、よい作品。 強いて言えば、最後が個人的には、、、 でも、それは人それぞれだと思うので、 よい作品には間違いない。 おすすめできます。 | ||||
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読んで良かったと心から思える作品です! 素晴らしいの一言! 恋とか愛とかを超えた、人と人との思いやりとかが心にグッときました!一生大事にしたい作品です! | ||||
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ほんとさー、誰かをこんなに感動させることができるなんて、凄い作品だよねー。 皆もこの作品の魅力に気づけばいいのに。 私はもうとっくにこの作品の魅力に気がついているからね。 | ||||
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題名はともかく、凄みを感じた小説だった。 誰でも一つは小説が書ける、小説家と名乗っても一つしか書けない小説があるものだ。 こんな小説がベストセラーになる社会は健全だと思う。 | ||||
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話題になっていたので読んでみました。 主人公である「僕」は、病院の待合室で「共病文庫」という文庫本を読んでしまいます。それは、クラスメイトの女の子の日記で、彼女が膵臓の病に侵されて、余命いくばくもないことを知ってしまい、彼女に言われるがまま、一緒に遊びに行ったり、旅行に行ったりするようになるのですが・・。というあらすじ。主人公が1人でいるのが好きで、他人に関心を持たない性格だったのに、彼女と知り合うことで変わっていきます。読み終わって、恋とか友情を超えた人間の深いつながりを感じました。読みやすい文章なのに、最後のほうは心がヒリヒリして、なかなか読み進めることができませんでした。この本を普段本を読まない人はあまり好きでないという人もいますが、確かに最初は独特の世界観があるようにみえて、私は読み進むにつれ、すんなり主人公たちに馴染んていけました。核家族化や、スマホ等の出現により、人と接するのが苦手という人が増えていますが、(私もその一人ですが)やはり人は一人では生きていけないし、人と関わって生きるということは大切なことなのだと思いました。「いちご同盟」という10代のころに読んだ本を彷彿とさせ、久しぶりに心が切なくなりました。ただ、主人公の名前を彼女が呼ぶときが独特すぎて、その呼び名もコロコロ変わるし、名前は最後まで明かせないという設定にしても、その部分は少し受け入れにくかったです。あと、主人公の名前を最初に明かしても物語に何も影響なかったように思いました。そこだけ不可解で星マイナス1で、星4つで。 | ||||
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映画も見ていなかった私は、本を購入した時はよくある高校生のラブストーリーかと思っていたが、読破してみて少し違った印象を持った。恋愛の色合いがそこまで強くなく、人間ドラマとして感動できた。どなたにもおススメの良書。 | ||||
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僕は電子書籍版を購入しました。 まず初めに、とにかく職場で読むのやめておいたほうがいいです! 感動して……ああ……。 夜勤務でなければ、一人泣いてる姿をみんなに見られていたことでしょう。 それだけ、場所関係なく感動して泣ける話です。 最初は王道と聞いていたのでもっと恋愛方面かと思いましたが、主人公の「僕」の成長を感じられるとても良い作品でした。 なんとも言葉には出来ない……是非、読んでない人は読んでください! 僕はまだ映画の方は見てないので終わり方が違うそうなのでいつか、そちらも観てみたいです。 | ||||
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小学生高学年で購入。グロい(キャッチーな)題名とは違って、読みやすい文面、感動な物語で何度も読み返しているみたいです。 | ||||
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人は一人では生きていけない。人は変われるんだ。引きこもりの若い世代の方に是非読んでいただきたいです。 | ||||
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自分の好きなタイプでした 切ないけどね でも結末がちょっとなーって感じでした 死んでまえ!と思いました(ネタバレにならない前に終わりにします) By 16歳男 | ||||
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本屋で見つけたときなんだのタイトルはと思い思わず手に取った本。 なにかとてつもないミステリアスな内容を想像して読んだのだが、まさかのラブストーリー。 そして感動。 | ||||
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後半、一気に読み切りました。 まさかの展開で、せつなかったけど、 その後 の物語に救われました。 | ||||
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ラストの一行。こんなに素晴らしい物語の締め方があるだろうか。 二人でやっと一つだった春樹が、一人で立てる人間にならないと、と誓った後に放たれるこの一文が読了後「この本に出会えてよかった」と思わせてくれる。 ふと春樹と桜良、恭子に会いたくなる。もう何回繰り返し読んだか分からない。 本当に素晴らしい物語だと思う。 | ||||
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若干のネタばれ含みます。 ジャンルはラノベになると思います。ゴリゴリの純文学を所望してるなら読まない方がいいです。 ご都合主義にも思えるストーリー、バレバレの伏線、中2が憧れそうなヒロインと主人公。 序盤こそインドアな中高生男子の憧れが詰まったヒロインに違和感を感じながら読み進めましたが どんどん作品に引き込まれサクサク読めました。 わかってたのにわかっていたはずのラストなのに 最近涙腺が緩んできたのか、ダムが決壊し眼鏡にティッシュを挟みながら読むという結果になりました。 この作品はリアリズムではなくファンタジーとして読むと楽しく読めると思います。 | ||||
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明るく溌剌とした「桜良」と内向的で淡白な「僕」とのやりとりは、落ち着きのある楽しさというか、小気味良く好きでした 私はどちらかも言えば「僕」タイプの性格で、「僕」が「桜良」から学ぶことが私にも響くところがあり、より本作を楽しめたんだと思います すみのよるさんの作品は、人間関係を大切に的なことが大筋としてあると思いますが、何故大切にしなくてはいけないのか?>何故なら〜だから、という感じのことを書いており。最後の切ない結末、種明かしに向かい、登場人物のリアルな心情描写をたどって物語か進んで行きます。その結末に対し、どれほど共感できるか、登場人物にどれほど同情できるかがすみのよるの作品の良し悪しを決めるポイントとなります。 なので、友達多くて活発的で奔放な「桜良」タイプの人が本作を読んだら、どのような描写に注目し、なにを感じ取るのか、少し気になりなす 私が、どちらかと言えば「桜良」タイプという人になったらまた読んでみたいです 私個人的にはすごく良い作品でした。余韻がいい感じに残ってます( ^ω^ ) | ||||
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