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(短編集)

女を脅した男



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【この小説が収録されている参考書籍】
女を脅した男―英米短編ミステリー名人選集〈1〉 (光文社文庫)

女を脅した男の評価: 4.67/5点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

水準高し!

ルース・レンデルの11作品が収められた日本編纂短編集。

レンデルの他の短編集やアンソロジーでは読めない作品がいくつか収録されている(うちウェクスフォード・シリーズ4作品)。編者が目利きなのだろうが、総じてレベルが高い。

特に良かったのは以下の作品。
 
女装癖のある男との心躍る逢瀬「女ともだち」は、奇妙な不倫関係の心理描写にぞくり。

夜道で女性を怯えされることに喜びを感じる男「女を脅した男」は、悪戯の果ての結末が鮮烈。

何気なく時計を万引きした女性「時計は苛む」は、思わぬ大きな犯罪へと連鎖していく過程が面白い。

夫の化の皮が剥がれる時「愛の神」は、尊敬から軽蔑へと変わる女心の描写が絶妙。

誘拐された過去のある男「カーテンが降りて」は、隠された異常心理の発現とその顛末がスリリングに描かれる。
女を脅した男―英米短編ミステリー名人選集〈1〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:女を脅した男―英米短編ミステリー名人選集〈1〉 (光文社文庫)より
4334761046
No.2:
(5pt)

ウェクスフォード警部もの4編を収録

角川文庫から出た短編集を持ってるので、そっちとの重複は多いんですが、
ウェクスフォード警部もの、日本では短編『集」は出ていないので、大変満腹です。
レンデルの短編を読んだことがない方には、さらにさらにおすすめです。
警部ものでない短編の結末は、苦い・怖い・きついにつきますが…。
女を脅した男―英米短編ミステリー名人選集〈1〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:女を脅した男―英米短編ミステリー名人選集〈1〉 (光文社文庫)より
4334761046
No.1:
(5pt)

さすがです

さすがとしか言えない。堪能しました。ありがとうございました。
女を脅した男―英米短編ミステリー名人選集〈1〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:女を脅した男―英米短編ミステリー名人選集〈1〉 (光文社文庫)より
4334761046

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