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いちばん悲しい
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いちばん悲しいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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さえない中年男が刺殺される。全く女に持てそうにない彼に浮気相手がいたことが分かる。 「妄想ちゃん」と揶揄される若い女性。彼女は彼が殺されたのはその妻や愛情のない子どもたち のせいだと思い込む。男の妻も姑に責められ、自分たちの不幸な人生の理由は夫にあると信じて いる。この殺人事件にまつわる話が前半の中心だが、やがて話は全く違う方向に展開していって しまう。三ツ矢刑事シリーズで描かれた家族の憎悪の形が、この物語でも描かれる。だが大きく 異なるのは、登場人物の多くの女性たちの精神的な異常性だ。三ツ矢刑事シリーズの持つ謎解きの 面白さと家族の愛憎の複雑さはいつまでも余韻が残るが、この作品では精神的異常性を 持つ女性たちの犯罪が最後はテーマになってくる。これは読者にとって逃げようがなく、暗くて、 こっちこそ「いちばん悲しい」。すっくりとしないエンディングも自分には辛い。 | ||||
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最後まで何が起こるかわからない。まさにマサキワールド。 | ||||
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まさきとしかさんは好きでほぼ読むのですが、この物語はおぞましい。 ラストで寒気が止まりませんでした。 まさきさん作品によくある、ちょっとほっこりや救いというものがあまり無かった気がします。 | ||||
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転々とする物語。絡み合う登場人物。一気に読ませられてラストで何とも言えない気持ちに。タイトルが秀逸だと思う。 | ||||
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初めは興味をそそる展開でどうなる?どうなる?と読み進んでも一向に大きな展開はなく 同じような事の繰り返しで、もう読む気にならなくて… | ||||
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最近読んだ「完璧な母親」に続き、まさきさんの著書は2冊目になります。 今回も母親の愛情が物語の軸になっています。 自分が「いちばん悲しい」と思う女性達が入り乱れ 殺人事件の真相に辿り着いて行くミステリーです。 登場人物達がとにかく濃い、妄想ちゃんと呼ばれる愛人、佐藤真由奈 夫を殺されていても悲しむ事無く、男に走る土沼杏子 キャンプでの不幸な事故の裏に隠れている女性達の怖さ 殺人事件の捜査を担当する刑事の梶原と薫子 誰一人として共感出来ぬまま読了しましたが、人間の持つ「毒」の恐ろしさに辟易しながらも一気読みでした。 個人的には刑事梶原の暴言ぶりが酷過ぎて終始不快な気持ちになりました。 今回も切なく何とも言えない読後感となりましたが ラストまで引き込まれるイヤミスで次の作品も楽しみな作家さんです。 | ||||
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