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(短編集)

人質カノン



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【この小説が収録されている参考書籍】
人質カノン
人質カノン (文春文庫)

人質カノンの評価: 3.90/5点 レビュー 49件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全49件 21~40 2/3ページ
No.29:
(4pt)

秋の夜長におすすめの一冊です。。。

宮部みゆきの短篇集です。

数年ぶりに著者の作品を読みました。

どれも一捻りあって、やっぱり面白なと思いました。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
4163160701
No.28:
(1pt)

ミステリーじゃないし

日常に潜むよりすぐりのミステリー七篇を収録。
とありますが、そもそもミステリーになってるのは2本くらいで
後は、現代社会で暮らすことの悲哀というか、そんな話です

八月の雪はいい話でしたが、ミステリー要素のかけらもありません
それと、7本中いじめがテーマの作品が3本です
あとがきに、本書が書かれた時代はいじめが問題になっていたからと記載はありますが、この比率は多いです
せめてもうちょっとテーマを散らすとか、もしくはいじめ関係で1冊まとめて売り出してほしかった

ミステリー短編ということで見ると☆1ですが、短編小説としてみれば☆3.5くらいですね
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.27:
(4pt)

「いじめ」など、世相を反映した7編の意欲作

7編のうち「いじめ」を根底においている作品が三編ある。
しかし、どれも決して深刻ではなく、なんとなく考えさせられて、
結果として、希望を抱くことができる作品となっている。
これらの作品は、いま「いじめ」にあっている人への著者からの
メッセージかもしれない。
その他の作品も、今の日本が抱えている問題を実にたくみに取り
込んでいる。短編ながら、読み終えて物足りなさを感じることも
なく、しばし引きつけられ一気に読ませてしまうところは、さすが
である。
宮部みゆきは、短編も素晴らしい。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
4163160701
No.26:
(3pt)

中身はいいが、表紙の女の子の顔はオッサン

宮部みゆきの本領が発揮されるのは、長編だ。
短編集が下手というわけでもないが、長編の方がより引き込まれ、感情移入して読んでしまうからだ。
短編集では感情移入する前に終わってしまうのだが、それはそれで、別の楽しみがある。
それは!
宮部みゆきの構成力を堪能することだ。もちろん、この構成力あってこそ、長編小説が書けるのだが、話が複雑で、「すごいことをしている」とは思うが、自分で分析するには、登場人物とエピソードが多すぎて、ややこしい。
『人質カノン』くらいの短編集だと、登場人物とエピソードを頭の中で再構築できる。
すると!
なんとまあ、よく練り込まれてあること。素人にも良く理解できる。
そういうわけで、宮部みゆきの技量を理解するには短編小説がうってつけということになるのだ。
ちなみに、この短編集の中でいちばん良いと思うのは、生者の特権。クロスファイヤみたいに、これをもとに長編小説を書いてほしいくらいだ。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.25:
(4pt)

すらすら読めました

気持ちの深いところと浅いところのちょうど真ん中辺りに
響きます。疲れずゆったりと、すらすら読めました。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.24:
(4pt)

読みやすい都市ミステリ7編

宮部さんの文章は読みやすいです。
三面記事だけど心のどこかに気にかかる、そんな新聞記事を読んだような読後感を持ちました。
街のどこかで起きてる事件を作者がそっと観察して書いているような感覚です。
この人は短編もうまいなぁと思います。
どれも面白かったんですが、5年間の時間をひきずっている調査事務所の職員が
主人公の「過ぎたこと」が、変わっていて特におもしろかったです。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.23:
(5pt)

素晴らしいの一言に尽きる。

宮部みゆきさんの作品を読むのはこの本が初めてですが、まんまと彼女の作品の虜になりました。
身近に起こり得そうなことを題材とし、そこから読者を楽しませてくれる作品を生み出す力からは彼女の文章力の高さを伺うことができます。
読んで損なし。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.22:
(3pt)

手持ち無沙汰な時に、どうぞ。

様々な事件や事故、あるいは何気なく過ごしている日常の中に潜む「何か」を題材とした作品。
「人質カノン」
コンビに強盗が落としていった「赤ちゃんのおもちゃ」。
たまたま居合わせ人質となってしまった主人公が落し物に興味を持つ。
事件そのものは、ごく有り触れたミステリーともいえない真相。
ですが、他人とのつながりが薄い今の世の中において、僅かな善意を利用され、殺されてしまった青年の悲劇を描いた、と言える作品。
「十年計画」
人を殺す―――。 その目的のために、運転免許を取得したある女性の「過去の」話。
「復讐」というものが生み出すエネルギーの強さと、この「十年計画」を実行する為に人生そのものをかけた女性の、「実行しなかったからこそ得られた今」の対比が、生きていればこそ人生は面白く変わると思わせてくれます。
ラストの、この女性の「今現在」が面白い。
「過去のない手帳」
電車の中で拾った、アドレスが一件しか記入されていない手帳を拾った大学生。
アドレスに書かれた女性が「行方不明」だと偶然知り、女性の事を調べ始めた事でストーリーが展開していく。
自分を変える為の決意を形に表した女性と、自分を変えたくても変えられなかった大学生のひと時の出会いの物語。
他、計7作品を収録した短編集です。
いずれも、非常に身近であり、今の日本社会の「孤立化」の恐怖を孕んで、それでいてちょっと切なくなるようなストーリーです。
1つ1つは短く纏まっていますので、手持ち無沙汰な時にどうぞ。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.21:
(3pt)

身近な場所で事件は起こる

タイトル作を含む、7編の短編が収められた短編集。
深夜のコンビニ、タクシーの中、夜の学校、通勤列車の中、などなど舞台となっている場所の設定が、現代人の実に身近な場所となっているのがうまい。
ちなみにタイトル作は、深夜のコンビニでコンビニ強盗に遭遇してしまうOLと小学生のお話。
どれもミステリーというよりは普通の小説という雰囲気。
「いじめ」がテーマになっている作品が多いのは、作者の関心の先が大人よりは子供、そして子供と大人の関係、大人になりきれない子供、たちへ向いているからなのだろうか。
「八月の雪」という作品が非常に好きだ。
どんな話なのかは、読んで知ってもらいたい。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.20:
(2pt)

痛快さがない!

短編集です。読む本がなくなってしまって図書館をうろついていたときにとりあえず宮部作品と言うことですぐ借りられる在庫品を借りたのですが。面白くなかったです。痛快さがない!と言うのが感想。どれもストーリーに入っていけません。こっちの考えるまもなく淡々と進んでいくと言う感じ。人質カノンだけまあまあだったけど作者の作品の中では満足のいく内容ではなかった。良かったら私のHPもご覧になってください。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.19:
(3pt)

さらりと読めるミステリー

全部で7篇収録されているのですが、どれも読みやすく、さらりと読んでしまいました。ただ、思ったことはオチが軽すぎるかな・・・と。読んでいくうちにどんどん引き込まれていくのですが、意外にも最後があっさりしすぎて「あれ、これで終わり?」と拍子抜けしてしまった話がいくつかありました。ミステリーといっても殺人事件などは起こらず、コンビニ強盗や真夜中の学校などが舞台になっています。暇つぶしに読むには丁度いいのではないでしょうか。
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No.18:
(2pt)

これって、何か面白いんだろうか?

 どこを楽しめばいいのかよくわからなかった。読んでから一ヶ月近くたった。すごいぞ。覚えているシーンがほとんどない。コンビニに強盗が入ったのと、学校でお化けを見たということしか覚えていない。 都市にただよう哀愁って言うんですか? そういうのが書きたかったんですか? 人はいっぱいいるけど、それだけで繋がっていない、と。うん、寂しいですね。
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No.17:
(5pt)

暇つぶしにならない!

何となく読んでいなかった宮部みゆき作品。初宮部作品です。殺人がメインとなり、展開していく事が多いミステリー小説の中、この小説では殺人がテーマの話はありません。そういう小説にちょっと疲れていたので、すごく新鮮でした。後味が良いというか、さっぱりする小説。派手なトリックを求める方には少し物足りないかもしれません。でも逆にトリックありきの小説ではないので、何度も読みたくなる、とも言えますよね。是非このさみしくて、あったかい感じを味わって欲しいです。時間待ちをする日が1ヶ月程あって、その時に暇つぶしとして買った本ですが、暇つぶしになりませんでした、面白すぎてあっという間に読んでしまうので。この後、次々宮部作品を買いました。
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No.16:
(3pt)

読みやすい

あまり短編集というものを読まないからかあっさりとしすぎて若干物足りなさを感じました。人物描写は相変わらず細かくていかにも宮部ワールドといった感じですがかえって人物にこだわりすぎた分、全体的なストーリーをぼんやりとしたものにしてしまっている気がしました。
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No.15:
(5pt)

真面目に生きる人々へのエール

級友がいじめで自殺したが、いじめグループは何の罪にも問われなかった。そのことが心にひっかかっていた充は、ある日、いじめグループの暴言につい言い返してしまう。逆上した連中から逃げようとした充は、車道に出てトラックにはねられてしまう…。本書収録の「八月の雪」は、事故で片足を失っただけでなく、それでもいじめグループがのうのうとしていることで世の中に失望し、引きこもりになってしまった充少年が、亡くなった祖父の文箱に若い頃書いた遺書を発見して、生きる意欲を取り戻すまでを描いた小品である。もとよりミステリではなく、凝ったストーリーがあるわけでもない。あるのは、現代日本が抱える問題点に正面から向き合った短編らしからぬ重いテーマと、それでも読者を勇気づけようとする、宮部みゆきらしい真っ直ぐなメッセージである。それが感動的で、読みながら不覚にも涙がにじんだ。すべてではないが、他の作品でも、真面目に、誠実に生きている人へのエールが感じられる。宮部みゆきがベストセラー作家であるということは、日本のためになると断言できる。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.14:
(5pt)

読みやすく、面白い!

私は大人になってから小説をあまり読まなくなってしまったのですが、宮部さんの小説は楽しめます。7篇とも面白いのですが、私のお薦めは「生者の特権」です。特に、深夜の小学校にもぐりこんだ主人公二人が流しの鏡の前を通り過ぎるときに「相手の顔が映っていなかったら…」といった場面は笑えました。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.13:
(4pt)

スラすら読める

短編集はすべて50P前後で読みやすいものばかりなのでちょっとした時間に読むのにいいと思います。さすがに本格的とまではいかないけど軽~くハラハラを味わえます。個人的には人質カノンは最後あっけないかも。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
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No.12:
(5pt)

初心者におすすめ☆

宮部さんの短編集ですっこの作品一つ一つ、ハラハラさせてくるものばかり!是非この機会に読んでみては?必ず宮部みゆきさんの他の作品が読みたくなるはずです
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
4163160701
No.11:
(3pt)

改めて思いました。子供を描くの、うまいなぁ

ミステリ(っぽい話し)7編をおさめた短編集です。これを読んで、宮部みゆきは子供を描くのがホントにうまいなあ、と改めて感じました。7編中5編に、幼児から中学生くらいまでの子供が登場するのですが、これがとてもイキイキとしている。いじめられている子供が多いので、イキイキというのもヘンかもしれませんが・・・。とにかく、いじめられている子供の、そのオドオドした感じと恐怖と苦しみが、いじめている子供の、そのイヤらしさと横柄さが、事故で片足を失った子供の、そのやるせなさと絶望感が、何かに立ち向かっていこうとしている子供の、その不安と希望とが、手に取るように伝わってきます。これが全てではないでしょうが、この「子供」が宮部作品の魅力の一つになっているように思い!!!ます。収録作のなかで私のお気に入りは、子供はでてきませんが何気ない会話と雰囲気が抜群の『十年計画』と、いじめられっ子と自殺志願の女性がいじめっ子の仕掛けた壮大な罠(?)に挑戦する『生者の特権』です。
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4163160701
No.10:
(4pt)

簡潔で読みやすい

宮部みゆきと言えば、「超」がつくほど有名な作家です。彼女の作品を多く読んだわけではありませんが、どうも状況の説明が多く、少しくどいような印象を持っていました。駅の書店で見かけ、短編集ならと思い購入したのですが、思いがけず面白い本に出会ったという感じです。長編だとくどいと思った描写も、短編なので簡潔にまとめられていて、読みやすく面白い本だと思います。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
4163160701

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