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明日の食卓
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明日の食卓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 1~20 1/3ページ
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家族のそれぞれの在り方について考えさせられました。 現実でもこのような家庭状況があるのではないかと思わせる部分もあり、子どものためにおもってやってることが本当は自分のためなのではないかと思いました。 | ||||
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まだ家庭を持たない身ですが、作中の人物に共感し、ハラハラしながら読み進められました。流石に自分はこうならないだろうと思いつつも、一歩間違えれば他人事ではなくなると思わされた作品です。とても重たい内容ですが、救いもあるので安心して読めます。しかし、書評の方がフェミニストなのか男を無闇に馬鹿にするようなことを書いていたので、そこがかなり残念でした。 | ||||
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子どもはいるが、二人とも娘という知り合いが何人かいるが、総じて男児じゃなくてよかったといっていた。 その言葉に衝撃を受けたことがある。 男児といえば、家督の相続、伝統芸能の相続などかつて(今もところによって)は重要視されるんじゃなかったのかと。 実際、70代の父は、うちに男児が生まれると聞いて大喜びした。 しかし、育て始めると男児の大変さがボディブローのようにきいてくる。こいつはヤバイ。 まぁ、その子によるのだが癇癪のすごさやシンプルに力の強さ。 本書と同じ小学三年生に育った息子。 幼児期の理不尽さが収まったと思えば、今度は、欲望を通すためにいろいろなことをやってくる。 もう少し神の視点でいなせればいいのだが、親も人間である、時に激高していまう。 その怒りが膨れ上がる描写が、とてもリアリティがあり恐ろしかった。 本書は、主に母親と男児の関係性が色濃くでているが、育児に積極的で男児がいる父親にとっても共感できる内容である。 物語は特に中盤以降がすごかった。 3家庭各々が各々の形で追い込まれていき、目が離せなかった。 サイコパスっぽい子はどのように解決すればいいだろうか? 最も難易度が高そうだが、いったい彼に何が起こったのか、もともとの気質なのか? その部分がもっと知りたかった。 | ||||
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椰月美智子さん、好きな作家ですが……。 文章も上手いし、ぐいぐい読ませる。 虐待、発達障害など、今の関心事を取り上げられています。 優君のような子が、実際どのぐらいいるのか疑問です。 教育に熱心すぎる母、実は家族に無関心の父。子どもは息苦しかったり、親に対して失望したり、ということは確かにあると思います。 ただ、このぐらいの家庭でここまで子どもが歪むというのは、やりすぎじゃないでしょうか。 母も教育熱心すぎて子どもの本当の気持ちが見えていないですが、愛情が全然ないわけじゃない。 小学校でも優等生の優が、そこまでひねくれるということに、違和感を感じました。 椰月さんなら、もっと温かいもっと誠実な内容で書いてくれることができたんじゃないでしょうか。 センセーショナルさが先行してしまったことが、残念。 でも、面白かったので★4つ。 (ただし優の物語しか読みませんでした。あとの二つの家庭は、読み飛ばしました) | ||||
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冒頭での虐待がどの家族間で起こったのかが気になり先へ先へとどんどん読み進んで行きます。読者も含め何処の家庭にも当てはまるようなイヤな体験に共感し非常に心がざわつきます。ストレス社会に生きる現代人にオススメ致します。 | ||||
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めちゃめちゃおもしろいです。 一気に読めます。 子育てしている親御さんにぜひ 読んでほしい。 リアリティあるお話。 一歩間違えれば親も犯罪者に・・・ | ||||
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2人の息子は成人し、最近孫が産まれました。孫を見ていると子育てを思い出し懐かしくなっていましたがこの本を読んで、子育ての大変さを思い出しました。あまりにリアルな描写で臨場感があり、子育てした頃の記憶が次々と脳裏に蘇りました。怒ってばかりのころ、寝顔にいつもごめんねと言っていた、でも翌日はやっぱり怒ってしまう。ダメな母だったと思うけど辛かった。この小説に出てくる夫とは違う理解のあるいい夫だったからなんとか子育てできたんだと思います。わたしもこの小説の母親たちと同じ。紙一重のところにいました。周りから母親なんだから、母親なのに、というプレッシャーを常に感じていたし、自分で自分を責めていた。 だから、追い討ちをかけるように周りが責めてはいけない。お母さんたちはもう十分自分を責めています。 | ||||
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3組の男子がいる家庭の話。物語に引き込まれて一気に読んでしまいました。途中混乱し、先が話がどのようにまとまるのか気になりました。幼児虐待について考えさせられる内容です。 | ||||
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冒頭の文書を読むだけで 胸が痛くなる これからどんな展開で、この文章が意味を成すのか? そんな不安をもちがらが一気に読み進めました。 いろんな形の家庭が、 ちょっとしたきっかけから あっという間に、もどることのできない状態に突き進む 親子の在り方、夫婦のありかた、そして自己の在り方を 深く考えさせられる小説でした。 その中でも、男たちの無責任さには腹が立ち それがどこから来るのか? 責任の概念を教育されずにきた大人の男達 あたりまえながら、親の目が届かないところで行動する男の子達 自分をコントロールできなくなる妻達 自分ごとになると周りがみえなくなってしまう状態から いかに脱出し、 冷静に、他人と過去は変えられない そんな開き直りができるようになるといいなあと 自分に降りかかってきたときには、 対処できるようでありたい この小説を読み、他人事とは思えないと感じたならばなおさら 未然に防ぐには また、対処はと、、学んでおきたい (実際に役に立つかは別として) 最後の上野千鶴子氏の解説は不要です いろんな解釈を学べるという面もありながら 小説は、他人の解釈や意見に影響をうけることなく、 自分で感じ、考えていくことに意味があると思うのです。 | ||||
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今はもう成人した息子との懐かしくて汗臭くてでもかけがえのない大切な時間を思い出させてくれました。たまらない気持ちになりました。 | ||||
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久しぶりに一気に読み切ってしまう小説に出会いました。 ここ数年、3人の子育てに疲れ切っていて、まともに本を読もうという気にすらなりませんでしたが、この小説を開いてすぐ、ページをめくる手が止まらなくなりました。 子育てや旦那に追い詰められているのは自分だけではないのだと救われるような気持ち。 母親はこうであらねばならないとか、子どもに愛情をかければこう育つであろうとか、そういうものは全く現実的でない。 夫婦関係も子どもも思うようには決してならない。 愛しさと憎悪は表裏一体である。 子育てや夫婦関係に息苦しさを感じる層の代弁者、救いとなる本ですね。 あなたもわたしもひとりじゃない。 | ||||
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映画を観た後に原作を読みたくて購入しました。 映画と設定や細かいところの違いはあるので先がどう違うのか知りたさに1日で読了しました。 高畑充希ちゃん親子の話しが1番原作と映画とで変わっていたので違いを楽しめ、読んで良かったです。 | ||||
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4歳児と1歳児の男児二人の育児中。 最近はイライラしすぎて手をあげるのも時間の問題だと危惧していたところで読みました。 役に立たない夫、余裕がない妻、虐待したくてしてる訳ではない。もう限界だったんだよね。 自分と重なる部分も多くて心にずっしりきました。 | ||||
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どんなハハの中にも子供を他人だと思う事はあると思う。子供を産んだ瞬間から人生を後悔する事は子供たちを否定する事になるから誰もそんな事はしないけど とゆう気持ちにさせる本です。未来はもっと明るいです! | ||||
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専業主婦、フリーライター、シングルマザー。それぞれの話が織り交ぜられながら、進む展開にぐんぐん引き込まれました。最初の文章がショッキングな描写で、どの家族にこの状況が訪れるのか、、とドキドキしながら読み始めました。私は未婚子なしですが、それぞれの家庭にリアリティを感じましたし、私もこの場面なら絶対手が出てしまうかも・・・と共感部分も沢山。 それぞれの家族の問題が描かれている中、シングルマザーのカナ母子が私にとってはオアシスでした。カナの同級生のお母さん達も印象に残りました。またカナのもとを訪れた、児童相談所の担当者の台詞には胸がつまされました。 私にはとても読み応えのある作品で、久しぶりに一気読みしました。 | ||||
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私にも8歳の息子がいます。 母親たちともおおむね同世代。 母親たちの息子への想いに共感しながら、終始胸がヒリヒリし、熱くなり、ぎゅううっと締め付けられました。 自分の状況に改めてありがたみを感じながらも、もしそうじゃなかったらどうだっただろうとも想像させられました。 もしかしたら、 あすみのように、本当の息子の気持ちに気づかず(見ようとせず)、実際はサイコパスな息子に育ってしまっていたかもしれないし、気づいていないだけで夫が浮気していたかもしれない。 もしかしたら、 留美子のように、私も夫に正論を振りかざしながら、2人の怪獣を前に家事と育児と仕事をこなし、ストレスフルな環境で働いていたかもしれない。 もしかしたら、 加奈のようにシングルマザーになって、朝から晩まで働き詰めながら懸命に息子を守っていたかもしれない。 3組(4組)の家庭のどの描写にも、もしかしたら自分にも起きていたかもしれない、一種のパラレルワールドを垣間見ているような感覚がありました。 母親たちは、それぞれ性格もライフスタイルも違うけれど、不思議と共感するところがそこかしこにありました。 息子に対する想いが、母性の一言では片付かない複雑なものになっているという点では、3人とも繋がっているように見えました。 「守る」という感情は、「依存」と紙一重なのかもしれません。 息子を持つ母親というのは、ときにそうなってしまうものなのでしょうか。 それにしても作中の父親たちの不甲斐なさったら笑 もう1人の大きな子どものような夫たちには、もう少し人間として成長していただきたい。 | ||||
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ちょっと物足りないかな。 もう少し深く書いてほしかった。 映画は楽しみです | ||||
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まるで、すぐ目の前で展開されているような臨場感。子どもはいないので、どこまで実感できているのか(はたまた、実感なんて到底できないのか)分からないが、子を産める女性である以上、どの母親にも親近感らしいものがわいて仕方なかった。 ぜひ、上野千鶴子さんのあとがきもすべて読んでほしい。「子どもがかわいそうだ」というところで思考を止めないで欲しい。 母性、無償の愛、そんなキラキラした言葉の影に住みつく暴力を描いた力作だと思いました。ただ、読み返したいとは思わない(笑) | ||||
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20歳大学生の男です。 どこにでもあるような家族の光景から始まるが、少しの出来事で家庭が崩壊していく様子は読んでいてとても生々しく怖かった。 この本を読んで自分が結婚し子どもができた時は、積極的に家事に参加し絶対に暴力や罵声をしないと今思っていても、それは絶対に客観的な考え方である。 自分の子どもに暴力を振るう時の心理など当事者にならないと絶対に分からない、そう考えると果たしてその状況になったら冷静になることができるのだろうか? テレビで虐待のニュースを見かけることがあるが、虐待した人を一概に悪者とするのではなく、なぜ虐待に至ったのか、背景を考えることが大事だと感じた。 | ||||
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男児2人の母です。現在8歳の長男はとても聞き分けが良くて、いつも空気を読んで私の理解者で…そういう子どもらしくない部分がずっと気になっていました。いつか何かが爆発するんじゃないかと。長男と『石橋優』くんが重なり、心臓がバクバク鳴って止まりませんでした。女の子しか育てていらっしゃらない親御さんには理解できない部分があると思います。 | ||||
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