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明日の食卓



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【この小説が収録されている参考書籍】
明日の食卓
明日の食卓 (角川文庫)

明日の食卓の評価: 4.06/5点 レビュー 54件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

期待外れの終わり方、竜頭蛇尾の作品

冒頭に「石橋ユウ」という子供が母親らしい人間に虐待を受ける場面が出てくる。そして、そのあと
漢字は違うが「石橋ユウ」という小学校3年生の男児を持つ3人の母親が描かれる。まず一人目は
専業主婦のあすみ。優しい夫を持ち、経済的にも恵まれ、義母と同居している。息子の優は、
行儀のいい成績も優れた少年だ。二人目は、フリーライターの留美子。悠宇という名前の長男の次男の
巧巳がいるが、いつも喧嘩ばっかりしており、にぎやかな家庭だ。夫はカメラマンで、ここも概ね
幸福な家庭といえる。そして最後はシングルマザーの加奈。生活は苦しく働きづめだが、息子の勇は
素直に育ってくれている。この3つの家庭にやがて思いもよらぬ事件が起きてくる。彼らに接点は
ない。幸せの形が様々であるように、起きてくる不幸な事件の形も様々である。ここまでは、
この3つの家庭や母親がどう絡んで展開するのかというサスペンス感で、ページをどんどんめくってしまう。
やがて、一人の「ユウ」が母親に虐待されて死ぬというニュースが流れる。本当は、ここから話が一気に
収束してサスペンスらしい展開になるかと期待したのだが、悪い意味で全く予想外れ。というより、
lここまで引っ張ってこの結論かい、と思い切り突っ込みたくなる。この作品のテーマな何なのか。
解説の上野千鶴子によると、「虐待」らしいが、少なくとも加奈のところには虐待は起こっていないし、
あすみのところも、子供の成長に問題があっても親の虐待は問題ではないだろう。はっきり言って
立派な女優陣で映画化もされているが、男性から見ると(女性は知らない)論点やテーマの分かりにくい
駄作のような気がしてならない。3名の同じ名前の子供を持つ3人の女性という設定は、なかなか
人を引き付けるが、この終わり方では読者は納得しないだろう。
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No.8:
(3pt)

読むのは楽しみです

本が直に入れられていて表紙が曲がっていました
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No.7:
(3pt)

ただ一つ違和感

大学生2人、高校生1人の息子の母です。
今思い返すと、留美子の状況が一番近かったと思います。子育て中の悩みとか、とても良く描かれていました。
ただ、違和感があったのは優くんの状況。3年生にして、親にヤッたの?とか、どんな影響を受けたら3年生にして、Twitterの裏アカ知ったり出来るのかと感じました。
中学生くらいの反抗期なら、理解出来ますけど、虐待死を受ける年齢として三者を無理に揃えた感がありました。
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No.6:
(3pt)

ラストは納得いかない!

映画の宣伝でもさんざん「3人のユウ、死んだのは誰?」って煽ってましたが。このラストはマジでありえない!「ハァっ!?」です。3家族のエピソードは深みがあって引き込まれましたが。例えるなら3人の中で真犯人は?!ってラストまで興味もたせてハイ!犯人は全く登場してない通りすがりの人でした!みたいな。こんなラストなら素人でも書けます。
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No.5:
(3pt)

考えさせられます

主題を考えさせられるとともに、もう少し深掘りして欲しかったな‥と思ってしまいました。それぞれのお話の終わり方を見たかったです。
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No.4:
(3pt)

どこの家庭でも起こりえる事。

映画化すると知って読んでみました。3人の母親の物語。この内の1人が子供を殺害してしまうという内容。
結論から3人以外の別の母親が殺めてしまったという結末。ですが、どの家庭で起こってもおかしくない日々の出来事なので、読んでる内はハラハラしました。あすみさんはトラブルが起こっても考えるのを止めてしまったんですね。新興宗教にハマってしまい、他者からのアドバイスに縋るんだなと悲しくなりました。
子供は友達を利用しようとするサイコパスな子供ですが、さすがに小学3年生でここまで考えられるかな?と思いました。せめて中学生だろうと。 どの家族も平凡な家庭ですが、やはり日々の積み重ねのストレスがいつ決壊してもおかしくないんですよね。 なので誰が読んでも自分に当てはめて読むんじゃないでしょうか?私は奥さんを大事にしようと誓いましたよ。
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No.3:
(3pt)

よむない

レビューを書かないと本を閉じれない。仕組みのため書いています。
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No.2:
(3pt)

面白く読んだが

「母親というのはとても難儀」というのが率直な感想。
加奈と勇の母子はとてもとても清廉で美しい。が、やっぱり「不憫」が先に来る。
美しい関係性に「不憫」が入ると…それは「哀しい」と「いたましい」になる。
P198に、「お願いだからそればっかりはやめておいてくれよ。そこまで追い込まなくていいよ。勘弁してやってくれよ、もう頼むよホント」と椰月氏に訴え出たくなった。
面白いと言っては何だが面白く読んだ。が、楽しくはない。
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No.1:
(3pt)

衝撃の結末!とあおったラストだけが不満。

内容はすごく面白くて、追い詰められていく3人の母親の心境がすごくリアルでした。
こういう子育てで精神的にきつい家庭はたくさんあるだろうし。

ただ、ラストだけはひどい!
せっかくそこまで3組の心理を積み上げてきたのに、最後の最後でルール違反のようなオチにしてあるので、すごく作者の逃げを感じました。

読者の予想通りにしていれば本当に名作になっただろうと思うだけに、本当に残念。
「衝撃のエンディング!」とあおりたいがためだけのオチだと思いました。本当に最後のあれは必要ない…。

ラスト数ページまでは本当に楽しんで読んでいたので、残念です。
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