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望み
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望みの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 21~40 2/4ページ
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行方不明の長男が、少年リンチ死事件の関係者となった家族の揺れ動く心情を描いた物語。 主に父親と母親の葛藤がきめ細かく書き込まれ、読んでいて痛々しい。一方、そのテーマを際立たせるためか、やや感情が極端すぎると感じることもあり、特に母親の心境には共感しにくいものがありました。 被害者・加害者どちらでも捉え得る事件を軸に、その事件関係者の家族の心理という、正解のない極めて難しく、重いテーマを正面から書ききった作品です。 | ||||
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これまで読んだことのない視点でのお話だった。読んでる人にはほとんど長男当人の情報がないため、本当にどちらなのか最後までわからない。信じること、生きてること、自分の将来、それぞれがどちらを信じるのか絶妙な設定で面白かった。 | ||||
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映画の予告編を見て気になったので原作から 息子は無実だ。だがそうだとしたら… 息子は生きている。だがそうだとしたら… どう転んでも待っているバッドエンドと重苦しい雰囲気に、読み進めるのが辛かったです 想う所は両親共に同じはずなのにすれ違う、対立しあう。覚悟を決めたのに、馬鹿野郎 胸が痛くなりました | ||||
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20代独身の立場ですが、読み進めるうちに自然と没入できました。 そして考えさせられました。 夫婦がそれぞれ対極の意見に達した際の会話のシーンや、 もう一方の可能性も受け入れるべく悶々と覚悟へと向かう描写。 所々うなってしまいました。 ラストに至るまで、2つの対立した可能性が五分五分の形勢を保ちながら描かれているので、 読み手はその葛藤状態に感傷しながら読めると思いました。 (と言いつつ頭の片隅には第三の結末も…) ラストで、もちろん真偽がはっきりするのですが、「被害者」である可能性と紐づいた出来事も、「加害者」である可能性と紐づいた出来事も、両方ともラストの感動や切なさを際立たせる要素になっています。 やや冗長にも思える中盤は構成の妙で良かったと思います。 読みやすいですが、テンポよく読めるという感じではないかもしれません。 | ||||
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小説としてはとても面白いし、引き込まれる。しかし、子供への接し方が独善的な両親に、終始腹が立った。自分勝手な両親のふるまいも含めて、リアリティなのかもしれないが。 | ||||
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それぞれの望みについて、描かれていますが、結末はどうなるんだろうと、読み進めていました。 結末は想像通りでしたが、それぞれの家族の思いに親として心動かせられました。あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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加害者か被害者かどちらかの家族になってしまうのだとしたらどちらを望むのか。 子供の世界は親はわからない。 そんな事を思った作品でした。 | ||||
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台詞がくどいけど、ストーリーはハラハラドキドキ、面白かった | ||||
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幸せな生活、家庭。それらは1つの事件により壊されていく。 自分の家族は殺人を犯す犯罪者なのか、それとも事件の被害者なのか。真実がわからないまま、名も知らぬ人やマスコミは正義を振りかざす。家族の心情の変化は激しく揺れ動く。 | ||||
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やはり最後はこうかと予想はしていましたが、涙涙で読み終えました。 家族の一人一人の心情が身に染みるように表現されています。 他の作品も読んでみようと思いました。 | ||||
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岡田健史くんと清原果耶ちゃんが、映画望みに出演することをインスタの投稿で見て、紹介文を見て面白そうと思って買いました。この方の本は初めて読んだのですが、サスペンス小説をよみなれていない私でもすらすらと読める文章で続きが気になってページをめくる手が止まりませんでした。 規士を岡田健史くんに当てはめて読んでしまい、結末は涙が出ました。息子の無実を望む父、息子が誰かを殺めてでもいいから生きてて欲しいと望む母。どちらの望みも未来は絶望的な望みなき望みということばが深く印象に残っています。 もし家族が、被害者か加害者かのどちらかの状態だなんて考えるだけで辛すぎて、重い話だけど、家族の愛も語られている、感動するところもあり、考えさせられました。読んでよかったです。 おすすめです。 | ||||
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読み応えある本でした | ||||
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息子が生きていれば加害者、死んでいれば被害者という宙ぶらりんの状態の家族の葛藤を描いた作品。 子どもの罪は親の罪、一族の罪とばかりに私刑に合う現代日本社会(日本に限らないのだろうが)で、息子が生きて加害者であった方がいいのか、死んでいても被害者であった方がいいのか苦悩する家族。 舞台設定が巧みさが光る。 結論はあくまで二択のうち片方で決着し、奇抜な第三の結論には落着しないので意外性を求める向きには楽しめないかも。 | ||||
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父の信じたいという望みと、母のただ無事を願う望み。 何がエゴ、どちらが正しいかではないと思うが、 このシチュエーションで何を望むのか。 究極の選択。 | ||||
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究極の選択 私ならと 心臓を 鷲掴みにされる思い 一気に読めました 結果は どうあれ 思いはどうあれ 読ませていただきました | ||||
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一気に読みました。家族の思いは複雑だと思いました。普通に生活できることが何より幸せだと改めて感じました。若者には何があっても生きてほしいです。 | ||||
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作者に言いたい。 夢でうなされるよ。男の子を育てた人、若かりしころ似たり寄ったりの危うい経験のある人、そして全ての親。息苦しく、恐ろしい読み物だ。 どうか自分の身には永遠に起こらないでほしい。 | ||||
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息子がいなくなった。 両親の苦悩が始まります。 結果がどちらでも悲劇、それでも母と父の望む結果は異なります。 グイグイ引き込まれて読みました。 お勧めです。 一度読んでみてください。 | ||||
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規士は、被害者(生きて居るのか)か、加害者(家族に今後、如何なる災いが)から始まり、「望み」が涙の結末に代わる時、貴方は誰を怨みますか? 父、一登は、世間の風を悔やみ。母、貴代美は、自分の無力を嘆き。妹、雅は、規士への悪心を詫びた。現実世界に有っても不思議ではない物語。望みは、希望ではなく、優しくなれる羅針盤。 | ||||
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わたしが同じ立場なら、兄妹なら、母親なら・・・・そう思いながら、苦しくて、でも読まずにはいられませんでした。「家族が加害者かもしれない状況」で、周囲が離れていき、当たり前の日常が少しずつ、しかし確実に壊れていく中で、一筋の希望をなんとか失わず「生きるしかない」家族の姿は、常にリアルで、本当に泣けました。読んだあとは、苦しさが残るけれど、大切な作品に出会えたことに感謝です。 | ||||
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