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潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官



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潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官の評価: 4.59/5点 レビュー 17件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.59pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(4pt)

臨界点。

なにも好き好んで生まれてきたわけではないわけで、世の中に絶望し、苦しみに耐え、いつか訪れる?春を待つくらいなら、自死を選択する自由があってもいいんじゃねぇ!? なんか綺麗事、御託を並べる世話好きもいるけど・・・。 違う未来に希望を見いだしている者には、薄っぺらく抽象的すぎて届かない。

死からの転生に憧れ、現世に未練がない者は、金の亡者からすれば、つけ入る隙だらけ。 ただ、そんな輩も、おバカさんだから、計画性もなければ、見通しも甘い。 よって、罪を隠蔽するために、更なる犯罪に手を染める。

人の行く裏に道あり、花の山。 通過点は違っても、確実に、真っ先に真実にたどり着く君。 ただただ尊敬に値すると同時に、危うさを孕んでいる。 いつか取り返しのつかないことになるくらいなら、君が傷つく前に、君の介入を阻みたい。

頭の固い、先見性のない、実力を過小評価する、意味なく小馬鹿にする阿呆に、一泡ふかせる君をみたい気持ちもあるが。 変に先入観を抱かず、初見の相手と接することは難しい。 人は見た目が9割。 出会って3秒、第一印象は正しく、覆すのはムズい。
潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官Amazon書評・レビュー:潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官より
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No.16:
(5pt)

やっぱり良かったな。

裏切らない
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No.15:
(5pt)

昆虫から犯人を特定するストーリー

ストーリーが他の小説にはないものであり面白い
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No.14:
(3pt)

あまりに長すぎる

シリーズで初めて失望感を覚えた。書きたいことが溢れてこの長さになったという印象を受けない。今の風潮なのかも知れないが、横溝正史が30冊目まで(乱歩に至っては生涯を通して)800枚を超える長編を書かなかったという時代を思い起こしてもいいのではないか。
潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)より
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No.13:
(5pt)

ドラマ化希望

このシリーズ本当に面白い! 地道な捜査と検証が素敵です。ドラマ化してほしい。
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No.12:
(5pt)

時代劇の安定感

普段は書籍以外でアマゾン依存度が高い、書籍はリアル書店と決めている者です。
今回クーポンにつられてつい試してしまったのですが、
ブックオフの100円均一かと思うほど端を削りまくった見た目完全に古本、
がまたペラペラの袋に雑に入れられて届きました。
そのせいでカバーも端が折れまくりです。
アマゾンさんにお願いですが、
削り過ぎて本体がカバーより相当に小さくなっている場合には、
出荷対象からはじいていただきたいです。
せめてそんな状態でも構わないどうか、意思確認の手続きを追加して欲しいです。
読む前からテンションダダ下がりです。

さて本書自体は下がって下がりきったテンションをしっかり上げてくれる、
とはいえ奇をてらった、または驚くほどの展開が続く物語というよりは、
時代劇や昭和の刑事ドラマに近い鉄板の面白さがあります。
法医昆虫学なんて斬新な切り口に思えて、読み進めていて無理も破綻も感じない、
リアリティのある文章に引き込まれます。
本作もクセのある相棒の警察官が物語を引き立てつつ、
じわじわと犯人に迫っていくおなじみの流れに若干のデジャヴを覚えつつ、
やめられない中毒性があります。
そういう類が好きな方にはおすすめです。
謎解きそのものを重視する本格ミステリ好き、
派手な展開を期待する方には向かないかもしれません。
まるで脚本のような、会話がひたすら続くだけのウンザリする話、
あまりに似たり寄ったりのライトノベル、
上品過ぎて娯楽にならない小説のいずれも苦手な方は、
本書ならば大丈夫、きっっと満足です。
潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)より
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No.11:
(4pt)

古いものと新しいもの

事件現場に虫たちの痕跡が少なく,これまでとは違う感じに引き込まれていく序盤.
それでも文字通り地面に這いつくばり,ひたすらにその『声』だけを追い求める内に,
わずかな転を見つけ出し,そこからたぐり,たどり,答えに迫っていく様子が印象的で,
さらに鍵を握る虫の流入,拡散の経緯まで導き出す論理の組み立てが実に気持ちいいです.

一方,正統派とでもいうのか,地道に被害者の周辺を洗い,接点やほころびに注目,
舞台となる離島と本土を行き来し,島の古い因習と虫たちが交わってく終盤の流れは,
内外の人間も併せて,古いものと新しいものと対比が強く浮かび上がってくるようです.

また,自由奔放に見えながら,自らも捜査員であるという強い自負を抱く主人公と,
危険に巻き込まれがちな彼女を,ちょっとの嫉妬ととに心配する刑事の男との関係は,
信用な信頼なのか,相棒とは違うような,二人の今後のやり取りも楽しみなところです.
潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)より
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No.10:
(5pt)

そして、笑えます

このシリーズだ~いすきです。
文章のテンポもよく、わかりやすい。
謎解きの「謎」自体にこのシリーズ独特のものがあり、ミステリーとして存分に楽しめるのはもちろん、メインの登場人物がなんかおかしく、毎回クスクス笑いながら読んでいます。
腐敗系の虫の描写はじっくり想像すると、「ううっと」なりますがシリーズを読んできてだいぶ慣れてきました。
すごーくすごーくうっすらと漂う昆虫学者と刑事の恋愛?も気になります。

ミステリーのランキングにはいってこないのが不思議な気さえします。(やっぱり虫の描写のせい?
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No.9:
(4pt)

昆虫の生態に関する記述には満足

本シリーズを読み始めて4作目で毎回昆虫の記述は興味深い。本作では蟻のおかげで謎が生まれ自死で片付けられなかった。集団自殺など社会現象も絡めている。本気で想像すると読む気を起こさないかもしれないが何となくためになった気にしてくれる。
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No.8:
(5pt)

川瀬七緒ステキ

川瀬七緒のおしゃれな文体のファンで、話がおもしろすぎる。昆虫がいかにたいじかわかる
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No.7:
(4pt)

伝奇風味

生態系を破壊する外来種の恐ろしさ、アリ等の社会性生物の不可思議さが印象に残った。ラストは岩楯と赤堀の関係の変化を予感させるような閉め方だったが、次作まで引っ張るのかな?
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4062203081
No.6:
(5pt)

最高でした。

法医昆虫学シリーズ最高です!でも次回作(あるとすればですが)辺りでこのシリーズも終わってしまうのかな?なんて思われる。まだまだ赤堀涼子には活躍して欲しいところですが…
自分は川瀬さんの作品を全て読んでいますがハズレがありません。
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No.5:
(5pt)

しかしハズレがないなぁ

待ちに待った第5弾!!
楽しみで仕方なかったのに、読むのがもったいなくてちょっとずつ読みました。

今回の舞台は伊豆諸島で、閉鎖的な環境がビンビン伝わってきます。海の匂いと草木の匂い、風や虫の声が近くに感じるほどの情景描写がこの作家さんの持ち味だと改めて思いました。すごい臨場感!
そして何と言ってもキャラクターでしょう!
赤堀先生と岩楯刑事が本当に好きすぎます。今回は虫の声が聞こえずに赤堀先生は四苦八苦しますが、それでも自分の道を突き進む根性と情熱が読んでいて気持ちいい。首吊り自殺にしか見えないミイラの状況と、たった数匹の虫からさまざまなことを洞察していく過程は圧巻そのものでした。相棒の兵藤さんが岩楯刑事の言葉に目覚めていくところとかとってもよかった。
加えて今回は嫌な人間が多く登場しています。まったく腹立たしい連中ですよ!

このシリーズはやはり、法医昆虫学のパートと刑事捜査パートがあるからいいんです。まったく異なる視点が見事に合致する瞬間は興奮しっぱなし!早くも次が待ち遠しいですが、きっと一年ぐらい待たなきゃならないんだろうな。。。

ハスキーのトシゾーが助かって本当によかった。あと、自殺志願者の由紀にも光が差していましたね。
ただ、ラストが意味ありげで少し心配です。まさか、これでシリーズが終わり?と心配になって検索しましたが、多分そうではないようですね。今までにないラストだったので考えてしまいました。
潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官Amazon書評・レビュー:潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官より
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No.4:
(4pt)

虫が好きな人も、虫が嫌いな人も、ぜひ♪

小さな離島でミイラ化した女性の遺体が発見された。死後3ヵ月を経過したと思われる遺体は、首つり自殺として処理されようとしていた。だが、法医昆虫学者の赤堀は、遺体がいつもとは違うことに気がついた。「虫の声が聞こえない。」はたして、この遺体に隠された謎とは?法医昆虫捜査官シリーズ5。

犬がどこからか運んできた女性の遺体は、首つり自殺をしたものと思われた。だが、遺体を中心にしての昆虫相が全く組まれていない・・・。どうすればこういう状態になるのか?いつもは虫たちの声を聞く赤堀は戸惑った。それでも、根気よく赤堀は現場からわずかな手がかりを探し出した。しだいに、遺体となった女性の人生が浮かび上がってくる。彼女がなぜこんな小さな島までわざわざやって来て命を絶ったのかが見えてくる。周りの人間の身勝手さや醜さが浮き彫りになってくる。事件が解決されても、満たされない切ない想いがつきあげて来た。
今回も赤堀は大活躍だった。この作品は、シリーズ1~5の中で一番ウジの数が少なかったように思う。大量のウジが登場するだろうと身構えて読んだが、拍子抜けだった(笑)。そのかわり、他の生物が圧倒的な迫力で登場する。危機感を感じる赤堀だが、その生物は人間が持ち込んだものなのだ。生き物を人間の都合のいいように扱うことは、絶対にしてはいけないと思う。
じっくり考えれば疑問なところもあるが、楽しめる作品だと思う。いつも言っているが、虫の好きな人だけではなく、虫の嫌いな人にもぜひ読んでもらいたい。虫の生態は、ミステリーより面白いかもしれない。
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No.3:
(5pt)

期待通り

ある島でミイラ化した死体が発見された。早々に事件は解決するかと思われたが、法医昆虫学捜査官の活躍で事件は意外な方向へ・・・、という話。
このシリーズは期待を裏切りません。面白いです。

虫の専門知識は当然としても、相棒の刑事の捜査面の描写や内容、おどろおどろしさ、ボリューム、どれを取っても平均以上にできています。

だから総体としてかなり面白いのだと思います。

今回も興味深い虫達が出てきますので、ネットで調べたりしながら秋の夜長に楽しく読めると思います。

お勧めです。
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No.2:
(5pt)

ひげもぐら

待ってました❗今回も、ノンストップで最後まで、読んでしまいました。
赤堀先生の活躍がなんとなく今一つでしたが、岩楯刑事がいい味出してました。
ん?と、思う所もあるかと思いますが、赤堀先生と岩楯刑事と、昆虫達が、全て補ってます。シリーズ、年2回は読み返してます。好きすぎです。
もともと、昆虫は大好きですが、さらに見方もかわり、虫の観察が趣味になりました。推理も、綺麗に伏線回収で、カタルシスもあり、私は、良いなと思います。
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No.1:
(5pt)

島ならではの事件。

法医昆虫学捜査官の第5弾。
離島でミイラになって発見された自殺者の捜査から、いつものようにヒロインの昆虫学者が、虫を頼りにいろんな事実へとつなげていきます。
舞台は孤島なので、島の特徴を使って、ひと昔前でしか起こりえないだろうというシチュエーションを見事に作りだせていました。閉鎖された村社会のおどろおどろしさと、現代の昆虫を使った捜査のコラボが大変面白かったです。
登場人物たちも相変わらず魅力的でした。
潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官Amazon書評・レビュー:潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官より
4062203081

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