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(短編集)
心とろかすような マサの事件簿
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心とろかすような マサの事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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本がきれいな形で届きました | ||||
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宮部みゆきさんの著書は、ほとんどといってよいほど読んでいますが、その中で、この本は、「私のお気に入り10傑」の中に入っています。 読後感が良いのがたまらないです。 | ||||
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登場人物は概ね大人、主人公(語り)は老犬ですが、定評のある宮部ジュヴナイル寄りの一冊です。いくつかの短編から成っており、各話とも探偵事務所に依頼された案件を解決していく構成になっています。解決の仕方にやや強引な話もありますが、最後まで読むと、宮部さんの驚愕の過去が明かされる・・・というおまけもあり、いつもながらの読み易い語り口に、あっと言う間に読了です。宮部ファンにはマストの一冊でしょう。 | ||||
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犬目線で進むお話です。お子さんにもオススメできます。 | ||||
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素晴らしい❗宮部みゆきさんの大ファンですが、今迄時代物を主体に読んで居ました。これからは当然、時代物を中心に読みたいと思って居ますが、現代物も楽しみです❗ | ||||
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著者のデビュー作から8年後に出た続編です(^-^*)/ 短編集が好みではないので、長編だった前作に比べると面白さは減りましたが、 それでも23年前の作品とは思えない楽しさにぐいぐい惹き付けられながら読みました! 前作よりもミステリー要素は少ないですが、宮部さんの持ち味の1つでもある、ほろ苦い人情的な良さが巧みに面白さを構成していました。 前作との繋がりから大活躍を楽しみにしていた諸岡進也が、さほど活躍しなかった点が唯一残念でしたが、それでも充分楽しめました(^-^*)/ | ||||
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擬人化した元警察犬マサの一人称で事件が解決していく。 探偵の事務所で飼われているので、事件に巻き込まれて行くのは 必然である。 いくら躾けられた主人公(主役犬)でも放し飼いでジャーマンシェパードが 街中をうろうろしているのはいただけないが、 まぁストーリーでは「夜中に抜け出して」なので問題は無いのかもしれない。 ところで、 最終話で小説家宮部みゆきが事件に関わってくる。 あとがきで、あくまでも宮部みゆき本人が出てくる事件はフィクションである 事を切実に訴えているところは実に面白く感じた。 | ||||
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元警察犬のマサが主人公の短編連作作品。 マサが活躍すると思いきや全くと言っていいほど活躍はしない。 元警察犬として事件解決に多少は役に立ってはいるが。 住宅地で起きる日常的なものから殺人事件まで5作品あるがどれも中程度の内容だった。 一般文学通算2321作品目の感想。2019/09/15 09:25 | ||||
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用心犬マサが人間に意思を伝えられずにしばしば(柴犬じゃなく)じれったい思いをする場面を読んでとても気の毒な気持ちになりましたね。「マサの弁明」の宮部さんの自虐ネタには苦笑しましたが、やはり「マサ、留守番する」が一番の力作ですね。愚かな人間どもに虐げられる動物達に対して申し訳ない気持ちで一杯になりました。悪い人間が知ったらもっと虐めるでしょうから動物達は実は賢いという事実は秘密のままがいいでしょうね。 用心犬マサの名前を読むと関西人の私はどうしても漫才師のトミーズ雅を思い出してしまいますね。また作中にヤク中毒の芸術家・雅史が出て来たのは、さだまさしファンの私は気分が悪かったですね。『心とろかすような』天使のような悪魔に御用心。『てのひらの森の下で』まだ間に合うから手相を信じて人生をやり直そう。『白い騎士は歌う』最悪の親バカ。正直者が馬鹿を見る世の中が哀しい。『マサ、留守番する』人間と動物が仲良く暮らす平和な世界が続く事を願います。『マサの弁明』これを読んだ刑事が作者を来訪して、なんて事はないでしょうね。 | ||||
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犬目線の表現方法も好きですし、ストーリーも心がほっこりして良かったです。 これはパーフェクトブルーの続編ですが、もっとこのシリーズは続けて欲しいです。 | ||||
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元警察犬の目線で、事件を解決するという設定、面白いです。犬が事件現場の周りにいる動物たちに聴き込みするのも、また面白いです。人間の言葉を理解できる、けど、しゃべれないから当然コミュニケーション手段が限られるというのも、さらに面白いです。暗くて重い小説を読んだ後だったので、気軽に読めました。 | ||||
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ドラマ版の方を見てついつい買ってしまいました パーフェクトブルーとともに読むといいかもしれません 個人的おすすめするのは 「マサ、留守番をする」 です! | ||||
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少々くたびれた状態ですが問題ないです。充分満足しています。宮部みゆきのファンです。 | ||||
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想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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犬目線でかかれているので,最初少しとまどったけれどなれるとおもしろい。一話一話がほんのり暖かい | ||||
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テレビで連続ドラマ化?へ〜っ、「パーフェクト・ブルー」だけじゃ、連ドラは さすがに無理でしょ、と思ったら、こちらの連作集があるのですね、で購入。 宮部みゆきさんの作品は、久しぶりに拝読。 「マサ」〜、久しぶり。 「パーフェクト・ブルー」を読んだのは、もうずっと前なのですが、マサが 活き活きと甦ってきました。 自分、手慰みに小説を書いているのですが、やっぱり登場させたのは、シェパード。 人語を解する・・・という設定。 うんうん、「マサ、留守番する」で、テレビを勝手につけて“情報収集”するシーン 。 オレ的には、アリアリ! 残念なことは、この蓮見探偵事務所がシリーズ化されなかったこと。 (う〜ん、宮部氏って、“シリーズ”を書くような作家でないでしょうか) 今、復活させるとしたら、“今ほど携帯電話が普及していなかった、少し昔”を 描くって、とても難事業になりそう・・・・。 | ||||
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表題作「心とろかすような」映像で想像すると、ラストはかなり笑えるのですがこの美少女はこれからどんな人生をあゆむのかな?と暗い気持ちになっちゃいます。宮部作品は、割と少女に対して冷たい印象を受けますが糸ちゃんにたいする父親及びマサの暖かい気持ちが根底に流れていてそこですこしホッとさせられます。 | ||||
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連作短編集ということもあって、前作「パーフェクトブルー」より 軽妙なタッチで軽く読める作品。 前作と変わらず、マサと加代ちゃん、糸ちゃんが活躍していて 懐かしい気持ちで登場人物たちと再会できます。 彼らの関係が相変わらず暖かく描かれていて、その暖かさが 「家族」のあるべき姿を押し付けがましくなく提示してくれているように感じました。 だからこそ、表題作「心とろかすような」の薄気味悪さ、後味の悪さは格別。 短い作品にもかかわらず、心に苦味がずしりと来ます。 | ||||
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『パーフェクトブルー』をすっかり忘れているので、元警察犬マサと蓮見探偵事務所もさっぱり忘れていた。 なので単なる犬の一人称の短編集だったのだが、宮部みゆきには珍しくたどたどしい話の運びのような印象だ。10年ほど昔の作品が中心なので、やはり修練が足りない作品集と言うことか。もちろん、それでも十分読み応えはありますが。 ただ『マサ、留守番する』は書き下ろしと言うだけあって、ストーリーテリングの上手さは群を抜いている。テーマも少年犯罪・動物虐待・動物惨殺・家庭不和と今現実あるものだ。それもかなり胸が苦しくなるような現実で、示唆に富んでいる。宮部みゆきの作品はいつだって、説教臭くない程度に教えを含んでいる。この人の作品を読んだらグレないだろうって思うくらい、教育指定図書の匂いがするんだ。 だが、この短編集の中、最新作の書き下ろし作品で初めてそれを感じた。やはり作風ってのは作られて行くものなのね。 | ||||
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最後に、俺はどうしても知りたいことがある。「新人類」の俳優さんたちは、白鳥家に乗りこんだとき、彼等がテーブルに現金を広げて数えていたと話していた。大方、強請で儲けた金の帳簿でもつけていたのだろう。 俺は知りたい。その時、みずえちゃんも札を数えていたのかどうか。そして彼女が、はたして、指をなめながら数えていたのかどうか。 賭けてもいい。きっとそうしていたはずだ。 誰か教えてはくれないだろうか。いや、気の滅入る話ではあるけれど、興味があるじゃないか。 ねえ? | ||||
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