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月の森に、カミよ眠れ
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月の森に、カミよ眠れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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著者の若きころの作品。 内容としてはシンプルで、月の森のカミを殺すために要請された男と、月の森のカミの巫女との会話が大半です。 あとがきに、目を覆いたくなるような稚拙さと作者は書いてましたが、読みてとしては特にそれは思いませんでした。 ただ、あまりにシンプルすぎて、もうすこし捻りだとか、書き込みが欲しかったとか、末尾は蛇足かな、と不満がなくはありませんが。 とはいえ、まつろわぬ民の、まつろうてゆく過程、文明化ともいえましょうか、そこを描いてあるところ、カミの描写など目を見はるところがあります。栴檀は双葉より芳し おもしろいですよ。 | ||||
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面白いです | ||||
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上橋さんの初期の作品ということですが、後にかかれる作品の原点という感じで、おもしろく読めました。 | ||||
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上橋菜穂子の初期の頃の作品だけれど、文の美しさは、変わらない。神と人との不思議なつながりのあった世界に引き込まれる。 | ||||
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想像以上にキレイな本をありがとうございました! | ||||
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読み始めた時は登場人物がバラバラで分かりにくかった。カミンマもナガタチも大事な所での心の変化が大雑把に感じた。でも、もう一度読み返したい魅力がある。 | ||||
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心を揺さぶられる。 誰がよいとか悪いとかではなく、それぞれの登場人物の思いが心に沁みて、涙が溢れた。美しい物語。 | ||||
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良かった。 | ||||
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子供が読むといいかも | ||||
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日本の神の文化をこんなに感動的に描写できるなんて・・・ 私は幼少の頃から神社は欠かさず行っている方だと思いますが、更に気持ちの持ち方が変わりました⛩ | ||||
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上橋先生も、文章が、、と、おっしゃられていたのを読んでからあえて購入。現在進行形のスタイルとは若干違いますと申しましょうか、スタイルの確立前と申しましょうか。とても静かな展開なので、余計にそう思うのかもしれませんが、面白い。民話ベースとのことですが、アプローチが面白い。ご一読お薦めします。 | ||||
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たくさん読みましたがこれはたしかに本人も言われているように初期の頃の作品だなぁと感じる作品でした。面白いのですがワクワクする・・・とまではいかなかったですね。 | ||||
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月の森に、カミよ眠れ、大変良かったです。購入してよかったです。 | ||||
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古代日本に稲作が広がったあと、大和政権が日本を統一国歌にしていった時代。 深い山の中に、古代の人々の生き方を残しているとても小さな村があった。稲作を知らず、貧しく、自然から採取できる食物でほそぼそと生きている。男たちは成人すれば全身に入れ墨を施し魔除けと自然からの力を得る。 まだ人と自然の存在たちが共存していた時代から、律令国家の一員として時代の変化に飲み込まれていき生活が変わっていくその嵐のような変化に生きた人たちの物語。 物凄く惹かれました。独特のトーンで始まる物語だったので途中まで場面のイメージがわきにくかったのですが、途中でいきなりその息吹のようなものを感じて、もう一度最初にもどって読み直し、最後まで一気に読んだ後、さらにもう一度最初から読み直しました。 カミと通じる巫女であるはずのキシメが、自分にそんな力はないと悩む様子、どうにもならず選択したことにこれでいいのかとずっと思い悩み少しずつ成長していく姿。村人たちはお互いの思いを理解しながらも巨大な律令国家と目に見えぬ大きな神々の世界との狭間で村の行く末をそれぞれの真剣な思いで苦しみながら選択せざるを得ざる、お互いの意見の対立が起きていく・・・。 多くの視点を織り交ぜて素晴らしい世界を垣間見せてくれました。九州の山々の懐で読み直してみたい物語です。 | ||||
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守り人シリーズからファンになりほとんどの作品を読みました。 この作品もオススメ出来る一つです。 | ||||
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上橋さんらしい、素敵な人間臭さのある作品です。とても、味わい深く、考えさせられます。 | ||||
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上橋ファンなのでとりあえず読んでは見ましたが・・・ちょっと何言ってるか分かりませんでした笑 | ||||
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「守り人シリーズ」で名高い上橋菜穂子さんの比較的初期の作品。 レビュアーは、「精霊の守り人」アニメ版から、原作としての「守り人」シリーズを通して著者を知り、以来、愛読している。 本作は、古代九州の伝承に材をとったファンタジーである。 本人は、あとがきで若い時代の作で力不足と謙遜している。 文化人類学者である筆者が、小説家としての道を歩み始めて作品を著す。その過程で、感じたこと。物語としての長文で文章表現が追いつかない、書き馴れない、という思い。文間からも感じられることは確か。作者の気分が、そのまま筆に現れている。 でも、である。それも味わいであると考える。 よく読みこんでいくと、いくつもの発見がある。 本人は、この作品の執筆の経験が、よほど、心残りだったのだろう。レビュアーの勘違いかもしれないが、守り人シリーズで、モチーフへの再挑戦を試みているような感を受ける。そして見事に昇華している。「獣の奏者」「鹿の王」では、それぞれで、生命の不思議、運命の不思議に迫っているのも、深層に流れるのは…。 どこが、とは、ここでは書かないでおく。読んでみればわかる。 | ||||
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素晴らしい本で、深い洞察力、鋭い観察力、哲学があります。 大人も子どもも楽しめ、自然と共存して生きる事の深さを考えさせられる内容になっています。 | ||||
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私自身、前時代に「島流し」的な地方出身なので、律令制という物に「疑問」を感じていました。明治時代に日本国になった様な「ど田舎」です。 物語というより、「数代前のじいちゃん達の昔話」のように身近な物語と感じました。近代日本人のみなさんは「対アメリカ」とか感じるんでしょうか? いずれにせよ、「児童小説」として読むにも「思想小説」的に読むにせよ、楽しめる「素晴らしい書き物」です。 | ||||
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