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オーデュボンの祈り
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オーデュボンの祈りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
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いろんなメタファーが絡んでいるのは感じた ギャングとグラスホッパーを読んでの処女作だが、私には伊坂は合わないのかなと感じた まず主人公が強盗してるのは意味分かんないし、敵役の警察が悪すぎて引いてしまった。島にはヤバいやつが野放しになっている状況も意味不明で、そこは雰囲気、村上春樹のハードボイルドワンダーランドを彷彿とさせた しかし村上と大きく違うのは、主人公の成長である あっちの方は「なんやこのヘタレ野郎」と思いながら読んでいたが、最後の決断に関しては凄いと思った。長々としていたし、女と寝て意味不明なことだべるのは鼻に付いたが、最後まで読んで良かったと思った しかし本作は「で?」感が強い なんというか、舞台や世界観は前進したが、主人公は何も変わらずだと感じた。実際には最後は逃げずに人助けしたが、「立ち向かうところはそこじゃなくね? 昔のいじめっ子相手にしないといけなくね?」と感じた 島に対する主人公の思い入れが無いように感じたのも大きい。 なんか誤魔化されて終わったと感じた。 | ||||
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グラスホッパーが面白かったので、読んでみた。最後に一気に伏線回収されたけど、そこに至るまで、夢中になれるほど読ませるほどではなく、読み進めるのにやや苦痛でもあった。 もしかしたら2回目に読んだらもっと面白くなるかも知れないけど。 | ||||
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少し変わった世界(はなれ小島)の不思議なミステリー。未来を予測するカカシや逆のことしか言わない画家など村上春樹の世界のような、少しズレた世界で、殺人事件が起きる。ただ、謎解きがメインではなく、その少し変わった世界の叙述がメイン。だから最後に謎解きがあっても、格別の達成感やカタルシスはない。ストーリーが面白いので気楽に読み進めるが…。 | ||||
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未来が見えて、話すことのできる案山子と、日本国内にありながら、誰にも知られることなく鎖国(鎖島?)した荻島と仙台を舞台に展開してゆく、ファンタジーミステリー。数日間の物語が、何十年もの時を積み重ねたような錯覚に陥る不思議な作品。 | ||||
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伊坂作品、幾つか読んだ後にデビュー作のこちらを。しかし。これはハードボイルドでした。途中、何度かくじけそうになりました。 | ||||
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内容(「BOOK」データベースより以下) 警察から逃げる途中で気を失った伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。 江戸以来鎖国を続けているその孤島では、喋るカカシが島の預言者として崇められていた。 翌日、カカシが死体となって発見される。 未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できなかったのか? ミステリーの新時代を告げる前代未聞の怪作。 第五回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。 何故カカシが殺されたか? は? カカシ? という所が主眼である。 最後までの筋道。 気になるから読むのを止められない。 その筋道をダラダラと進む。 もし謎の解決が無かったら、途中で放り投げたかもだ。 主人公の思考が続く。 総評でいったら、悪くはないけど、飛び出て面白いわけでもない、だった。 バランスいいけど、惜しまれるし、これからの期待もある。 そんなとこかな・・ 最後のページで選考の方々の選評があるんだけど、 確かに、仙台から出てきた主人公の背景にでももっとリアリティさが欲しかったかな。 約350ページで二段式。 もっと短くできるんじゃないか、と思う。 カカシの発想が良かった。 後は技術なんだろね。 期待が大きいし、賞でも納得がいく。また別の小説を読んでみたいかな。 | ||||
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じわじわ来るわけでもなく、盛り上がりに欠ける。何度も途中読書自体を諦めながら読みきった。 | ||||
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まあまあかな、読み終わった後の爽快感とかはありませんでした。でも他の作品も読んでみたいかな?文章の表現力は好きでした。 | ||||
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この物語、実際のところ前半部分の構成は良かったが、正直後半からは、興味の持続を 引っ張るだけの伏線を張りすぎて、世界観だけの不気味さで見せてた物が、段々と薄まって 行く感じでただただ長いという印象に終わってしまった。 異世界的な閉鎖感の中で物語が展開していくという意味では、安部公房の《砂の女》という 名作があるので、どうしても比べてしまう。 | ||||
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完全なフィクション作品です。ボリュームは多いですが、伊坂作品ですのですぐに没頭して徹夜なんてこともあります。 好みは読者それぞれだと思います。私は他の作品が好きでしたが、読んでみて損はないと思います。 | ||||
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意味不明なところがあってわかりにくかった。 でも面白いとは思いました。 不思議な感じのするストーリーですね。 | ||||
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オチがどうしても村上春樹作品『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』のそれを連想させてしまう。 全体をはっきりファンタジーよりの作品にして欲しかった。 悪徳警官(←リアル)”生きているカカシ”(←ファンタジー)の共存する世界に違和感を覚えざるを得ない。 | ||||
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コンビニ強盗をしてしまった主人公は不思議な島へとやってくる. しゃべるカカシが壊された真相と,島に足りないものとは? 島自体の秘密やいくつかの事件の真相を解き明かすというストーリーで 一応はミステリーの形態をとっているが, 設定自体がリアリティを放棄しているので,どちらかといえばファンタジーである. 整合性のある真相に行き着くとは限らないので, 本来,ミステリーを読むときに感じるべき真相への興味が維持できず, ちょっと間延びした印象を受けてしまう. とはいえ,登場人物達のナイーブさや引用の使い方のうまさなど デビュー作として,伊坂氏らしい光るものの感じられる. ファンなら一読の価値はある. | ||||
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村上春樹の世界観に、もう少し現実を加えた様な作品です。まあ、ちょっとしたメルヘンにサスペンスを混ぜた感じ。 | ||||
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評判の高い小説を発行から相当時間が立ちながらも文庫本で読みました。 シュールな新鮮さはいまだに健在で、思わず引き込まれました。 鎖国をしている島、しゃべる案山子、殺人を許されている謎の人物、反対の表現しかしない画家など登場人物が多彩です。それらが中盤から複雑なサスペンスを繰り広げる物語の展開に瞠目しました。 なかなか深みのある小説で、読者によって何種類もの読み方が出来ると思います。 この小説を読んだもの同志で、どう読んだか意見を交わしたくなる不思議な魅力に満ちた小説でした。 | ||||
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面白いというほどでもなく、ぼちぼちなでき。最後のオチが、、ひと工夫ほしいきがします。 | ||||
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ミステリーというか不思議な話。読者が納得する終わり方だし、面白いと思うんだけど、好き嫌いが別れるだろうな。村上春樹ファンだった私としては大丈夫でした。 | ||||
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楽しく読みました。惜しむらくは、最後が物足りなかったこと。もう少し、読後感を味わえる終わりを期待してました。 | ||||
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第5回新潮ミステリークラブ賞を受賞しているので、この作品はやはり「ミステリー」に分類されるのだろうが、謎解きの楽しさよりも、登場人物たちの心の葛藤こそが、この作品の魅力だと思う。喋るカカシや、100年以上外界から断絶されている島など、あまりにも現実離れした設定なのだが、にもかかわらず、主人公の僕(伊藤)の存在が、作品に圧倒的なリアリティを与えている。 現実から5センチほどずれたところで成立している物語。 そんな危うさを秘めた小説が大好きな私にとって、この作品は私の好みにどんぴしゃりだった。 また物語全体に漂う雰囲気も『ホットな村上春樹』もしくは『村上春樹と宮部みゆきを足して2で割ったような感じ』で、心地よいことこの上ない。 こてこてのミステリを求めている人にはちょっとどうかと思うが、ミステリとしての緊迫感とふんわりとした優しさの両方を得たい方にはオススメ。 | ||||
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Kindleストアで伊坂幸太郎に興味を持ちデビュー作を選択しました。 案山子殺人事件というファンタジーな展開が村上春樹の「世界の終わりと・・」を彷彿とさせる構成で繰り広げられ、ある種の既視感を持ちつつ読みました。文章は巧みでデビュー作ながら安定感すら感じました。 賛否両論ある暴力描写はその安定感を揺るがせますが物語を破綻させる程強烈なものではなく苦味程度に計算され、その後の著者の活躍を予感させる才能の片鱗を感じる作品でした。 | ||||
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