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重力ピエロ



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【この小説が収録されている参考書籍】
重力ピエロ
重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロの評価: 3.65/5点 レビュー 431件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全267件 21~40 2/14ページ
No.247:
(5pt)

期待通りの素晴らしい商品でした

期待通りの素晴らしい商品でした
重力ピエロ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.246:
(4pt)

あぁ、そういうことだったんだ。

最後で全ての物語がつながります。
それまでの伏線が多くて、続きがきになり、長い本ですが一気読みしたくなります。伊坂幸太郎さんは、大事なことを何回も繰り返してくれますし、本にたらばめられているユーモアもたっぷりで、本当に面白い本です。最後は泣いちゃうんじゃないかな。
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4101250235
No.245:
(5pt)

good

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4101250235
No.244:
(5pt)

面白いです

学生のとき夢中で読みました。
久しぶりに再読してみたらやっぱり面白い。
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4101250235
No.243:
(5pt)

内容

おもしろかったです
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4101250235
No.242:
(4pt)

重い内容ですが、家族とは?愛とはを考えさせられます。

伊坂氏を纏め読みしたいなと思い、映画化もされている本書を購入しました。
設定や伏線回収も上手く、重い内容ですが、家族とは?愛とはを考えさせられます。興味深い作品です。
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4101250235
No.241:
(5pt)

なかなかです。

筆者にしてはふざけ過ぎていないのがいい。
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4101250235
No.240:
(5pt)

重力(運命、遺伝子)に抗ったピエロたち

伊坂幸太郎氏による著作。
2006年7月1日発行。
2003年4月新潮社より刊行され、文庫化に際し改稿を行った。
下記一部ネタバレもありますのでご注意ください。

伊坂幸太郎氏の事は知っていたものの、
今まで著作を読む機会が無いままだった。
その意味で初伊坂作品ということでどのような
特徴、違いがあるのかという感覚で読み進めた。
途中、イマイチ見えてこない展開にやや退屈かなと
感じていた。
しかし後半になるにつれ、伏線などが回収されていき、
そうだったかと思える。

遺伝子の影響が大きいのは紛れもない事実だ。
ただ育ってきた環境、親の愛もまた大変重要であることは
疑いの余地は無い。
遺伝子、レイプの結果から生まれた出自の弟、春。
様々な変えようのないもの、重力から抗ったピエロ、
奇人達の物語なのだと読後思えた。
最後のあたりまでどうしてこの題名なのか
分からないままだった。

春が二階から落ちてきた。
この一文で始まり、この一文で終わる。
だからこそ余計に印象深い。

父、主人公泉水、弟の春、春のストーカー郷田順子
自分達の過去と向き合い続ける姿、
謎解きもいわゆる本格ミステリのような妙な設定も無く
その意味でも良い。
春も主人公も実は同じ目標があった(レイプ犯殺害)
主人公のある種不可思議な行動もそういう意味だったかと
つながってくる所は見事だ。

一部印象に残った点を列挙していく

哺乳類の中で、日常的にレイプが行われるのは、
人間とオラウータンとゾウアザラシだけらしいよ

ボノボの社会には、レイプも子殺しもない。
ついでに言えば、階級闘争だってない
しかもヒトと同じで雌がいつ排卵期なのか雄には
分かりにくい

彼ら(動物)はセックスの時に言い訳したり、
勘違いをしていない。
人間は賢いからさ、セックスの最中にも自己欺瞞や
勘違いばかりだ。

相手を支配しているだとか、辱めているだとか、
道徳的であるだとか、道徳的でないだとか、
余計なことをぐちゃぐちゃ考えるんだ。
宗教や神にまで結びつける奴もいる。
性的な場面を描けば文学的だ、官能的だ、と
持て囃す奴もいる。セックスをしたところで、
何も超越しないし、誰のことも支配できない。
人間の性は、動物よりも数段、馬鹿馬鹿しい
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4101250235
No.239:
(4pt)

本は娯楽

良かった、記憶力が悪いので、もうストーリー忘れた。dvdでも見たが、良かった。どう良かったか忘れた
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4101250235
No.238:
(5pt)

「重力ピエロ」たちの復讐劇

読み始め当初は小難しくてとっつきづらい印象だったが、ラストまで読んで一気に評価が変わった。

徹底的に一貫した作品、というのが第一印象。「DNA上だけでの父親」への復讐を企てる弟の春が、思い悩み、犯行に至るまでを丁寧に書き記している。物語中に出てくる数多の伏線も、ほぼすべてが「二重螺旋構造」「相補性」「コドン」などのDNA概念に絡んでくる。執筆にあたり、おぞましいほどの計算を重ねたのが伺える。

「春が二階から落ちてきた」という書き出しはあまりに有名だが、最後まで読んで、ただ洒落ているだけの表現ではなく、登場人物を取り巻く環境や心理などを短いフレーズに包含している、とても「合理的」な表現であるのが面白い。

兄弟の絆を描く物語としても読み応えがある。「俺たちは2人で最強だ」この言葉を胸に復讐へと闊歩する姿は、まさに、重力を一身に背負いながら空中に身を委ねるピエロ、「重力ピエロ」そのものである。タイトルの意味が最後にわかる作品は数多くあるが、ここまでカチッと綺麗にハマった作品もそうそうないのではないか。
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4101250235
No.237:
(5pt)

遺伝子にも重力にも逆らい、軽々と跳躍して見せた「家族」の絆で魅せる名作

「春が二階から落ちてきた」と言う印象的なフレーズで始まり、同じフレーズで終わるスタイリッシュな作品。扱っているテーマは重いが、それを感じさせない作者のセンスが光る。本質的には「家族の絆」とは何か、がテーマと思うが、変わり者揃いに見える一家のエピソ-ドが意外にも感動的。個人的には、母親が審査員の尻を叩いたエピソードで涙腺が緩んだ。
 遺伝子にも重力にも逆らい、軽々と跳躍して見せた「家族」の絆で魅せる名作。
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4101250235
No.236:
(4pt)

「春が二階から落ちてきた」の文章で始まり終わる伊坂幸太郎さんが家族と兄弟愛を描いた長編第4作。

泉水と春の共にスプリングと英訳が可能な名前の兄弟の物語は題名の重力も影響したのか、謎の連続放火事件に続く殺人事件の真相は中々に重たかったですね。でも伊坂さんは絶対に深刻なムードにはせず軽やかな希望の余韻を残してくれますし、前作の勢いそのままに泥棒探偵の黒澤を登場させてご陽気に気分上々で盛り上げてくれますね。黒澤は正義に頑なに拘りませんし、泉水は勿論として今は空の上から見守る父も母も善行と捉え許している事でしょうね。

本書は伊坂さんが遺伝子の知識やネアンデルタール人とクロマニヨン人やグラフィティアートの落書きの添えられたメッセージ等の横文字の言葉遊びに特にこだわって書かれた最もミステリ色の濃い謎解きパズル作品だと思いますね。でも厳密な意味でフーダニットの謎を追求して書かれたとも思えませんし、私はやはり兄弟の過去の回想シーンを読むのが楽しく、母が競馬で万馬券を当てたのと絵の審査員の嫌な女の尻を叩いた場面が特にお気に入りですね。それから伊坂作品では常に警察は無能で精彩を欠いていますが読者を不快にさせない思い遣りでしょうね。

東野圭吾さんは初期の頃に縁起を担いで作品にピエロの名前を多く使われていましたね。伊坂さんには東野さん程の拘りはなさそうですが、でも人気作家は考える事も多少は似通るのでしょうね。ちなみにさだまさしさんには名曲「道化師のソネット」がありますね。さて単行本の帯に書かれた文句「小説、まだまだいけるじゃん!」について好き嫌いの意見が分かれているみたいですが、私は固い事抜きで完全に容認したいと思っていまして、解説のない単行本で読者にアピールする手段として中々に斬新で読みたい気にさせる巧い手だったなと評価したいですね。
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4101250235
No.235:
(4pt)

【名作】読みやすい

※ネタバレ注意
伊坂幸太郎氏の作品で「砂漠」に次いで好きな作品。「春が2階から落ちてきた」という冒頭のワードセンスもさすが。出てくる登場人物も独特のキャラクターがあり、良い。
通り魔の子を産むなんて現実的では無いと批判のある作品だが、実際自分が母親ならどうするか。どう思うか。父親ならどう思うか。非常に考えさせられる作品。さらっと読めるので、映画よりも小説がおススメ。
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No.234:
(4pt)

楽しく読める完成されたエンタメ小説

面白いです。

さすが伊坂幸太郎という巧みなプロット作り、ストーリーテリング、ページターナー、どんどん先を読みたくなります。

ときおり挿入される伊坂氏お得意の無駄なうんちく披露を我慢できれば、楽しく読めます。
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No.233:
(4pt)

俺たちは最強の家族だ

「人生というものは川みたいなものだから、何をやってようと流されていくんだ。安定とか不安定なんていうものは、大きな川の流れの中では些細な事なんだ。向かっていく方向に大差がないのなら、好きにすればいい」という二人の父。
「その場限りの安心感が人を救うことがある。人を救うのは言葉じゃなくて、おいしい食べ物なんだよね」という二人の母。
「どんな事柄にも意味があると思うのは人間の悪い癖だよ。原因を探そうとするんだ。犬や猫は結果にしか興味がない」という春。
 そんな両親と弟を持つ私は、まさに最強の家族。
 連続放火事件の謎解き部分よりも、本書は、そんな最強の家族の物語として清々しい。
「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだ。ピエロが空中ブランコから飛ぶとき、みんな重力のことを忘れているんだ」との春の言葉が本書全体に通ずるテーマともいえよう。
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No.232:
(4pt)

緩急のついた文章

*ネタバレ注意*

父が「お前は俺に似て、嘘が下手だ」と言い、「なんだ遺伝子など関係ないではないか」と泉水は言った。
しかし春は殺人を犯し、犯罪者となった。
つまり、遺伝子には勝てないということなのではないかとも思える。
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4101250235
No.231:
(4pt)

伊坂=春樹・・

やや日常離れした設定。そして凝った描写が多い。そういう意味では村上春樹の小説とよく似ている。小説でおこる出来事はシリアスで、ショッキングだったりするのだけど、そんな詩的な描写のせいか、鋭すぎず、どことなく牧歌的な印象を読み手に与える。

普通なら当てはめることのないものをに例えて、心情、風景が描写される。
読み手からすると、普通の感覚とは違う言われ方をするから、ある種軽い混乱が生じ、それが独特の印象を残こす。ストーリではなく、世界観で勝負。その世界観が自分にあうかどうか。

楽しくよめた。
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4101250235
No.230:
(5pt)

好みではなかったですが

最後にスルっと完成させるような爽快感がやっぱり良いなぁと思いました。
テトリスで言うと敢えて計画的に上の方まで積み上げといて最後に長い棒でバンバン消していくような気持ち良さがあります。
ちょっと偉人や名著からの引用と蘊蓄が多くて会話にリアリティがなかったかもしれません。
東大生でもしなさそうな話ばかりしている春にはあまり好感が持てませんでした。
お兄さんと夏子さんが好きです。お兄さんの弟愛が素敵でした。
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4101250235
No.229:
(5pt)

どうして3.5……

私は伊坂幸太郎さんのお話が大好きですが、この本は好きなものの中でも上位のものです。
親子の絆というか、そんな安いものでは表せない何かを感じました。
特に父親が春に、お前は俺に似て嘘が下手だと言ったシーンがとても好きですね。
重力ピエロ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.228:
(5pt)

素晴らしい

テーマは、遺伝子を超えた家族愛だと思う。
爽やかにコミカルにテンポよく、読みやすい文体で書かれている。
作中の家族愛や絆を感じるくだりでとにかく感動してした。家族愛を語る作品はありきたりでむず痒くなるような展開の作品が多い中、伊坂幸太郎の本はどれも温かい気持ちになる小粋な作品ばかりだ。

引用の多さ云々で批判が目立つが、わたしにはとてもよい作品だった
重力ピエロ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235

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